山羊のひとり言

気が向いたら、コメント(匿名)でひとり言にひと言を

森見 登美彦

2011-07-29 10:29:42 | 本と雑誌
読んでいた本が読み終わり、本屋へ立ち寄って、何気なく手に取った森見登美彦の「きつねのはなし」を読み始めました。
森見登美彦という作家は、その存在も作品も知りませんでしたので、まさに偶然手にした作品です。これが出会いというものでしょうか?表題の短編しか読んでいませんが、非常に面白い。
いわゆるホラー、怪奇小説です。しかし、嫌みがなく、ただただ怖がらせるのでもなく、後味もすっきりしています。おそらく、作家は優しい人なんでしょうね。
ちょっと、漫画の「百鬼夜行抄」と同じようなテイストの作品です。