河童の歌声

歌声喫茶&キャンプ&ハイキング&写真&艦船

耳鳴り

2017-11-11 07:38:09 | 健康


私は、もうずっと耳鳴りがしています。
左側の耳です。

最初に気づいたのは、車を運転している時でした。
空いた高速道路を音楽を鳴らす事もなく、静かに運転している時でした。
それ以前にも、何か聞こえる様な気がしてはいたのですが、
あまり気にしていなかったのですが、
静かな車の中で初めてキーンという音が、
ハッキリと確実に聞こえている事を知ったのです。

耳鳴りというのは、気にしなければ気にならないという点もあるので、
私は暫らくは放ったらかしにしていたのですが、
それじゃ仕方ないと耳鼻科に行きました。

そこで医者から言われたのが、
「耳鳴りは原因不明で治療法も無い」という事でした。
これはチョッとショックでした。
と言うのは私は耳鳴りは治るものだとばかり思っていたからです。
それが、原因不明だの治らないだの・・
そんなのってあるかよと、憮然とした気持ちがしました。



人によっては何らかの治療をやっているらしいのですが、
私は「医者が治らない」と言ってるんだからと、
何んの治療もやっていません。
でも、気にならないかと言えば、そりゃ気にはなります。
こんな状態がもう10年くらい続いているのですから。

私の耳は他人より敏感らしいのです。
妻が「貴方の耳は異常に敏感だ」と言うのです。
ある時、キャンプ場で耳実験をしました。
ラジカセを小さな音で鳴らし、その音が何処まで遠ざかると聞こえるか・・

私がラジカセから遠ざかり、ここから聞こえると言った距離は、
妻には全く聞こえずに、
妻が「私はここからなら聞こえる」といった地点では、
私の耳にはそれはもう「うるさく聞こえる」距離でした。

電車の端に居る私は、
その反対側の端っこに居る人が新聞紙をガサガサする音が、
耐えられない騒音に感じるのです。
確かに妻が「貴方の耳は異常に敏感だ」というのが、
何となくそれで納得できる様に思えます。

耳が敏感だというのは、日常生活では(不幸)でしかありません。
聞こえなくていい音が他人よりいち早く聞こえ、
それが騒音に感じてしまうのですから、やはり不幸です。

昼寝をしている時に、布団をパンパンと叩かれると、
ビックリして飛び起きてしまいます。
そして、そういった大騒音を近所迷惑もかえりみずに、
出来る人の耳と神経を疑ってしまいます。
布団叩きの道具なんか売るなよ、作るなよ。

歌声喫茶で、おかしな音を出していい気になっている輩など追い出せよ。
音というのは一旦出されたら、もう聞くしかありません。
そんな騒音を聞かされる人の身にもなって頂きたいですね。

さて、そういった具合の私の耳なんで、
耳鳴りがいつもしている状況というのは、
恐らく他人以上に不幸な事なんだろうなって気がします。
気にならない時はまるで聞こえていないんですから、
本当に耳鳴りって不思議ですね。

でも、もういい加減に耳鳴りの無い生活を取り戻せたらな~。
命に別状ない症状だから、きっと本気になって研究している医者なんて、
多分居ないんだろうな。
という事は、私は一生耳鳴り人生を送るって訳か・・・
ヤレヤレ。

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もし私に文才があったなら・・

2017-11-08 05:46:31 | 読書
もし私に文才があったなら・・
私は時間を超越したSF小説を書きます。

その主人公は(侍)





江戸時代の侍が現代にタイムスリップするという架空の話です。
何故、江戸時代かと言うと、比較的にリアル感があるからです。
これが、やれ鎌倉時代だとか平安時代とかになると、
あまりにも時代が古過ぎて姿が見えてこないからです。

「鬼平犯科帳」とか「仕掛け人・梅安」とかの漫画本で、
そういった時代の人々の暮らしや風景が分かり易いという事もあります。

いつも思うのは、
この風景を侍が見たらとか、
江戸時代の人がこれを経験したらとか・・・

例えば、江戸時代の人が現代の風呂に入ったら。
蛇口をひねるだけで水や、ましてお湯が出てくる事に驚くでしょう。
風呂の湯加減に人が係わっていない事に驚くでしょう。
タオルという見た事のない布を使い、その性能に驚くでしょう。
石鹸やシャンプーといった物に驚くでしょう。
シャワーという快適な仕掛けに驚くでしょう。
白髪染めなどという物がある事に驚くでしょう。

たった(お風呂)だけでこの有様です。
これが実生活を体験したら・・それは一体どうなってしまうんでしょう?

【TV On Air】外国人、新幹線の速さにびっくり大興奮!


日本が世界に誇る新幹線のスピードに外国人が驚愕。
これは、江戸時代の人が現代を見た感覚と同じだと思います。

ある時、現代人の貴方が、とある場所にたたずんでいる、
江戸時代の侍を発見します。
「映画か何かのセットで待機中なのかな?」と、
興味を持った貴方はその侍に声をかけます。
所が所が・・その侍は刀を抜いて貴方を威嚇します。

ただのセットだと思っていた貴方は、
その侍の只ならぬ雰囲気に息を呑み、生唾をゴクリと飲み込みます。
江戸時代からタイムスリップした侍は、何が何だか理解できず、
見た事もない服を着て、近寄って来た貴方に恐怖を感じ、
寄らば切るぞと威嚇しているのです。

訳が解らない貴方は、その侍に話かけます。
「エッ、これって映画じゃないの?」
そう言われた侍も、頭が混乱して「これは一体どうなってるんだ」
「映画って、こいつは何を言ってるんだ?」
「大体、日本語にしたって何かこいつは変だよ」

ま、そういった具合に話が始まるんですが、
どうです、きっと面白い事になるとは思いませんか?

私は時代小説など殆ど読まないのですが、
妻は時代小説が好きで、よく(山本一力)などの本を読んでいます。
こっちは、どちらかと言うと「モンテクリスト伯」を読むくちで、
話が全然かみ合わないのです。

でも、私もつられて(山本一力)の時代本を読んだ事があります。
ガッカリでした。
江戸時代の市井の人々の暮らしに根差した淡々とした内容で、
いわゆる(山)に当たる部分が無いのです。
あまりにも淡々としていて、これからどうなるのかな~?
といったドキドキが無いのですね。
だからもう読まない。

でも、その山本一力氏に、
私が書いて欲しいと願っている小説を書いてとお願いしようかな?
自分にはそれを書ける文才が無いんだから、
誰かに書いてもらうしかないよな~。

本気で、山本一力氏にお願いしようかな~?
でも、発想はとも角、エンディングをどうするか?
これが決まってないと小説って書けないと思います。

そこがな~、見えていないんだよ。
この辺が所詮、素人の悲しさだよな~。



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大動脈瘤破裂

2017-11-07 14:54:58 | 健康
先日突然亡くなってしまった歌仲間の山岳写真家の死因が、
大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)破裂だったそうです。

大動脈瘤破裂・・聞いた事はありますが、
それがどういう病気かはまるで知りませんでした。

大動脈というのは、心臓に直接つながっている動脈で、
胸部から腹部にかけて走っています。
全身で一番太い血管で、心臓から送り出された血液を、
全身に届ける幹線道路のようなもの。

大動脈瘤とは、大動脈の動脈硬化が進み、
血管壁の弱い部分が血流の圧迫を受け、
ふくらんでこぶの様になった状態を言う。
この時点では何の自覚症状も無いが、
放っておくと、ものが飲み込みにくくなったり、
声帯の神経が圧迫されてしゃがれ声になったりする事もある。

そう言えば、彼も数年前の心臓手術後は、
声が殆ど出なくなってしまい、
彼は、手術時に声帯を傷つけてしまった、みたいな事を言ってました。
それからは段々と多少は声が出る様にはなりましたが、
その声は小さくてしゃがれ声でしたね。
それが果たして心臓手術の為か、大動脈瘤の為だったのか・・



石原裕次郎も大動脈瘤で緊急手術をして、
一命を取り留めた事がありますが、
あれは大動脈瘤(破裂)ではなく(大動脈瘤乖離)だったとか・・
しかし、その手術の成功率は、たった3パーセントだったという事です。

大動脈瘤破裂になるのは、
60歳以上の高血圧・喫煙者(歴)の男性に多いそうで、
それって俺じゃんか。

私はチョッとだけの高血圧であり、
6年半前に禁煙しましたが、
止める前は一日40本を吸う、ヘビースモーカーでした。

大動脈瘤破裂は、破裂するまでは殆ど自覚症状が無いそうで、
もし破裂すると、その死亡率は80~90パーセントと言われているそうです。
激しい痛みでショック状態で命を落とすそうです。

恐いよ~~。
俺、な~んも悪い事してないんだから、神様助けてよ~。
3年前まではチョッとだけ女性に悪い事した事あるけど、
もう時効だから歳だから、そこんとこは目をつぶって下さい。
お助けください。
頼みますよね。



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盛岡への歌声旅行

2017-11-07 07:26:42 | 歌声喫茶
17.11.3.フィンランディア・ボーマンさんのチェロ演奏


11月3日~5日まで、
岩手県・盛岡へ歌声旅行に行って来ました。
冒頭の動画は、小岩井牧場近くにある、ペンション・アルカディアで、
31年間、東京交響楽団の首席チェロ奏者であった、
スウェーデン人のベアンテ・ボーマンさんの演奏です。

3日、私達は秋田新幹線(こまち)で行きました。
こまちは、盛岡から東北本線と別れて雫石(しずくいし)駅で下車。
雫石という地名は覚えている方もいるでしょうが、
1971年(昭和46年)7月30日、
全日空機と自衛隊機が空中衝突し、全日空機は空中分解し、
162名全員が亡くなるという、当時は日本最大の航空機事故が起こった場所です。

私はそこ頃、仕事で飛行機を何度も利用していて、
みんなが日本航空に乗るので、全日空機はガラガラだったという記憶があります。
あの頃は、ボーイング727型機が全盛期で、
橋幸夫と吉永小百合のデュエット「そこは青い空だった」
という歌が流行っていました。

=そこは青い空だった=橋幸夫 吉永小百合


その中に「♪ 夢のジェット機・セブントゥーセブン」という歌詞がありましたね。
本当にあの727にはよく乗りました。

雫石駅には、ともしびの吉田さんと、
ペンション・アルカディアの田中さんが車でお迎え。
同じ新幹線で乗って来た8人は一路ペンション・アルカディアへ。



ペンション・アルカディアの空からの写真です。
左が本棟・右が私達が泊まった棟で、ここで食事をしたり歌声をしたり。
アルカディアというのは、
ギリシャ南部、ペロポネス半島中央部の高原地帯。
古くから牧歌的理想郷の代名詞とされたという意味があるらしいです。

アルカディアは、オーナーの田中さんが35年前に始めたのですが、
2年前に奥様を亡くされてしまい、殆ど営業していなかったのですが、
ともしびの司会者、吉田さんと小川さんが、
その音響の良さ、設備、田中さんの人柄などに惹かれ
何度も利用していたのですが、
今回は吉田さん達のたっての願いで私達の為に営業をしてくれたそうです。



女性陣は、本館前で記念写真。



アルカディアの全景。
右にあるワゴン車は、ともしびの吉田さんと小川さんが、
はるばる東京から音響機器を運んで来てくれた車です。
東京から岩手へ・・本当にご苦労様でした。



まずは腹ごしらえと車でソバ屋さんへ、
近在から車で沢山の人達が来ていました。
一時間以上も待たされました。
十割そば、美味しかったよ。



本館のロビーです。





別館の歌声会場となった食堂と、
そこに置いてある4オクターブの小型のオルガン。
懐かしいですね、昔、小学校にこんなのがあったな~。





岩手山(標高2038m)は、
岩手県の最高峰であり、岩手県のシンボルです。









いよいよ歌声喫茶の始まりです。
司会は小川邦美子さん。
ピアノは田口順子さん。
アコーディオンは中西たみ子さん。
そして、チェロはベアンテ・ボーマンさん。
ボーマンさんは1951年生まれのスウェーデン人で、
奥様は日本人のピアニスト。ボーマン・るり子さん。
ボーマンさんは東京交響楽団の首席チェリストを31年間務めました。
また、宣教師でもあり、山岳写真家でもあります。



先日68歳で亡くなられた、ともしび常連客である、
山岳写真家の高橋良行さんと写真で知り合った事が、
歌声喫茶との出会いとなったのですね。
私はボーマンさんの山岳写真集を買いました。
音楽家であり写真家であり、宣教師でもある・・何と多彩な。





さ~、夕食です。カンパ~イ。









ボーマンさん特製の(ホットワイン)
これが凄いッ!
本当に凄い、ボーマンさんは自家製の香辛料を持参して来たのです。
以前も、ホットワインを飲んだ事があって、その時も「美味い」と思ったのですが、
これはまるで次元が違っていました。
とに角、飲んでビックリ。衝撃のワインでした。

翌日は盛岡に移動しました。



盛岡は人口30万人という事なんですが、
仙台とは違って実にひっそりとした東北らしい街でした。



盛岡駅からすぐの歌声会場・アイーナ。
ここの7階で500人の歌声です。



歌声会場は撮影禁止なので、始まる前の会場風景。
司会者が「東京からの方」と言って手を挙げた時の誇らしい気持ち。
いいですね~、はるばるやって来た甲斐がありました。

私は大好きな「高原列車が行く」が始まると、
他に誰も前に出なかったのですが、我慢できなくなって、
たった一人っきりでステージに出て唄ってしまいました~(笑)
そうなんです、例の河童スタイル。
手を振って唄うあのスタイルで盛岡で独り勝手に盛り上がってしまったので~す。

見ず知らずの岩手勢を相手に媚びを振りまき、
いいカッコシーで知ったかぶりで度肝を抜き、
「俺、河童、よろしくね~」っと名刺を何枚も配布してしまったのでした。
「俺を誰だと思ってやんだッ、舐めんなよ~河童だ~ッ!」

しかし、こうやって知らない土地に来て、
歌声をやるっていいもんなんだよな~。
病みつきになっちゃうんだよな~。



盛岡の街は日曜日の朝という事もあって、穏やかでした。



商店街には、石川啄木の中学生時代の銅像がありました。



こんな地元特産のラーメンがあるんですね~。



街角で見かけた画材店では、
ショーウィンドーの絵が全部、岩手山でした。岩手県民の(心)なんですね。



そして、仙台バラライカに行ったらこれだ!
これってな~んか照れちゃう。



で、やっぱりのバラライカ。
何度来ても嬉しくなる歌声喫茶。
先日、脳梗塞で倒れたという南部さんは、
思ったよりも元気で、見た感じ何も変わらず。

この後にですね~・・・
モジモジモジ・・行っちゃったんです。
何処へって、わかんない?
新宿ですよ。
ともしびに行っちゃったんですよ、ともしびに。

ある女性からお誘いのメールを貰ったら、すぐその気になってね。
店に行くと、その女性と、昨日まで一緒だった女性二人と、
三人がテーブルを囲んでいて、私達の到着に、
一斉に歓声を挙げて出迎えてくれたんですね~。

その先・・? 言わなくても分かるじゃんか~!


今回は、ともしび主催の歌声喫茶でしたが、
実に楽しく、私達の歌声歴では思い出に残る旅行になりました。

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