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一生に一度は行ってほしい城

2024-03-16 13:58:47 | 日記
日本には4147の城があったそうです。
その中で昔からの天守閣が残っている城は12城しかありません。
大阪城や名古屋城は再建(鉄筋コンクリート製)なので、12城には入りません。
再建城はかなり多数を数えます。
また、歴史とは無関係の、勝手に造った城があります。
熱海城・尾道城、それ以外にも個人が趣味で建てたなんて城もあるのです。

国宝となっている城は、たった5つ。
姫路城・彦根城・松本城・松江城・犬山城だけです。

私も若い頃に、そういった城巡り的な観光をしたものです。
ちなみに国宝天守閣は5か所全部を見てきました。



長野県の松本城。
真っ白に雪をかぶった北アルプスをバックに、
そそり立つ天守閣の美しさは、本当に素晴らしい。



福島県、会津若松市の若松城というか、鶴ヶ城と言った方がいいですね。
白虎隊の悲劇の地となった悲しさがあります。
 天下を獲れる逸材と言われながら、
京の都からあまりに遠い東北の地だったが故に、
天下人になれない悲しさに泣いた、蒲生氏郷の涙を感じます。



島根県の松江城。
大阪や名古屋、姫路などを見た後で、
松江城を見ると、国宝とはいえそのコンパクトさに驚かされるでしょう。



愛知県の犬山城。
木曽川の畔の山の上にそびえている小さな城。
国宝でありながら2004年まで、個人所有の城でした。



長崎県の島原城。
これを見て「なんか変だな~」と、きっと思われるでしょう。
そうです(破風)が全く無いのです。



どこの天守閣にも必ずある破風(はふ)これが全然ないのです。



滋賀県の国宝、彦根城。
それほど大きな城ではないですが、優雅さを感じます。
1963年の映画「青い山脈」のイントロ画面に出て来るのは、この城です。

さて、こういった名だたる国宝、著名な城の頂点にある城。



それが世界遺産にもなった、姫路城です。
これを建てた(以前からあった城を改築した)完成させたのは、
池田輝政(1564年ー1613年)です。1609年の事でした。

姫路の駅の真正面、1,2キロくらいにその天守閣はそそり立っています。
まだ世界遺産など無かった若い頃、2度ばかり行きましたが、
桜の花と天守閣の組み合わせは、鳥肌ものの美しさです。
天守に至る道など、全部が昔のままですから、
その価値といい華やかさ、美しさ、言葉に言い表せないほどです。
その艶やかで優雅な姿を見ると、
お姫様などという言葉を思い浮かべてしまいます。

どこの城にも行った事がない、という方。
もし行かれるならば、絶対に姫路城だけには一度行ってください。
日本人である事を、きっと誇りに思うでしょう。


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