
針すなお、という似顔絵作家がいます。
1933年生まれ。現在90歳。
子供の頃から絵を描くのが好きでした。
1956年(23歳)にプロ漫画家としてデビュー。
漫画集団の会合で、手塚治虫から、「似顔絵は苦手なんだよ」と、
打ち明けられ「手塚治虫ですら似顔絵で困っている」と自信を得て、
1コマの似顔絵漫画に専念するようになったそうです。






私は、針すなお氏は、日本一の似顔絵描きと思いますし、
外国は知りませんが、おそらく世界でも有数の能力を持っていると感じます。
その位、針すなおの似顔絵は天下一品ですね。
他の人の似顔絵を見た事はありますが、
何が日本一かというと(線)の数の少なさ。
それでいて名前など言われなくても「これはあの人」と一目瞭然。
本当にあの才能にはため息が出ます。
最近は針すなお氏の似顔を見る事が少なくなってとても淋しく思っています。
出来れば「針すなお似顔絵全集」などといった本があれば、是非買って手元に置いておきたい。
歌声喫茶の司会者にも、とても似顔絵の上手い方がいますね。
最近はお会いしていないので淋しいのですが、
あの方の似顔絵も、それはかなりなレベルですね。


私は似顔絵もそうですが、声帯模写、物真似、形態模写などが大好きなんです。
自分では全く何の才能も無いので、ひたすら上手い人のを見て楽しんでいます。
出来る事なら、針すなお氏に自分の似顔絵を描いて欲しかったのですが、
叶わぬ夢なんで、はとバス半日東京旅に行った時に、
浅草で似顔絵描きがいたので描いてもらいました。


描いた絵を見た時は、妻と二人でもう笑っちゃいました。
ホントに掴みどころをしっかり掴んでいるもんです。
これはとても良い記念になり、部屋の壁にかけて眺めています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます