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小牧バレエ団

2021-11-24 06:59:26 | 日記
子供の頃は、品川区の目蒲線・洗足駅の近くに住んでいました。



その駅から近い所に「小牧バレエ団」がありました。
小牧バレエ団というのは、小牧正英という方が立ち上げたバレエ団です。





小牧正英 1911年ー2006年(94歳)
中学生の時に、太田黒元雄の「ロシア舞踏」という本に出会い、感動したそうです。

太田黒元雄 1893年ー1979年(86歳)は音楽評論家。
1946年から1964年までNHKラジオで放送された、
「話の泉」でレギュラーを務めていて、それは私も覚えています。
軽妙で博識で魅力的な方でした。

さて、小牧正英は1934年(23歳)、中国ハルピンでバレエ学校に入学します。
1939年まで中国でバレエの研鑽を積み、
日本に帰国後1947年(昭和22年)に小牧バレエ団を結成。
以後、日本バレエ界で活躍を続けました。

ところで、話の本筋は何も小牧正英という人物でも、バレエ団の歴史でもないんです。
私が何故、バレエの話などするかと言うと、それはランニングシャツなんです。



私が子供の頃は近所の男の子たちは、特に夏になるとみんなランニングシャツを着ていました。
ところが私はこのシャツが大嫌い。
何故嫌いなのかというと、子供のくせに肌を露出するのが嫌いだったのです。
これに困った母親が私を小牧バレエ団の教室に連れて行き、
窓越しから彼女たちの練習風景を見させて、
「ほら、み~んな裸でしょ」と言って説得したのです。(笑)







そりゃ、まぁ裸と言えなくもないけど、違うんじゃないの?
こういった風景を何度も何度も母に連れられて見に行ったな~。
でも、やっぱりランニングシャツは好きになれなかった。
今でも嫌い、子供の頃から全然進歩なし。
シャツは全部半袖シャツしか着ない。冬は長袖だけど。

母も変な男の子で苦労したんだね。
でもあれはきっと、母がバレエを見たかったというのが本音だったのかも知れない。
女性だったらみな一度はバレリーナに憧れるみたいだからね。
もうわかり様もないけど、本音を訊いとけばよかったな。


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