河童の歌声

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原語で唄いたい歌

2024-10-06 20:23:43 | 日記
歌声喫茶で唄う歌には、時々、原語での部分があったりします。
また、ある歌声喫茶では一番だけはロシア語で唄うのが恒例になっている歌もあります。

80余載歷久彌新~今宵離別後《何日君再來》| 演唱:陳佳


私にもそういった原語で唄いたい歌がありますが、
それがこの歌「何日君再来」(ホーリーチンツァイライ)です。
これは殆ど唄える様になったのですが、時間と共に、特に2番になると怪しくなってしまった。
歌声喫茶でこの歌を日本語で唄うバージョンがありますが、
この歌だけは中国語で唄いたいというこだわりがあって、日本語ではどうも唄う気になれないのです。

一片情意忘不了


一片情意忘不了(イーピェンチンイーワンプーリャン)
この歌には特別の思い出があって、やはり中国語で唄いたい。
最も色々な思いが詰まっている歌で、中国語だとそれが走馬灯の様に思い浮かぶのです。
多少は中国語で唄える様にもなったのですが、
やはり中国人に正式に教えて頂かないと、本物にはなれませんね。

映画音楽『ただ一度だけ』 映画「会議は踊る」より


会議は踊る(ただ一度の贈り物)
これは1931年製のドイツ映画で、
日本公開は1934年(昭和9年)で、当時18歳の乙女盛りの我が母は、
この映画と、その歌に夢中になり、たどたどしいドイツ語でよく唄っていました。
この映画くらい(一世を風靡した映画)はありません。
この映画を観たか観なかったは、語り草になっているくらいです。
戦前はアメリカ映画ではなく、ドイツ映画が全盛だったのです。

映画の内容は、1814年に行われたウィーン会議で、
そこに出席したロシア皇帝と、たまたま知り合ったウィーンの(お針子さん)
との淡い恋で、ロシア皇帝の別荘に呼ばれたウィーン娘が、
邸へ招待される馬車から、夢の様な恋心を切々と唄うシーンが、
凄い話題になり、それが一世を風靡しました。
そういった思いと重なって日本語で唄いたいとは思わないのです。

カチューシャ ロシア語・日本語訳・カタカナ付き ロシアと旧ソ連・中央アジアの人たちで唄うカチューシャ Katyusha Катюша


「カチューシャ」
歌声喫茶で定番と言えるロシアの名曲ですが、
この歌は私の大好きな歌なんですが、これをロシア語で唄いたいと思った事がありません。
最初に書いた一番だけは原語で唄うというのは、この「カチューシャ」の事です。

私はこれを日本語で思いっきり唄うのが好きで、
ロシア語をマスターして唄おうなんて思った事もありません。
日本語で唄っているだけで幸せな気持ちになれるのです。

人それぞれで、ロシア語で唄いたい人。
中国語で唄いたい人。
朝鮮語で唄いたい人。
ドイツ語で唄いたい人。
みなさん、様々な思いがあって、その言語にこだわるのですけど、
時々、言葉なんて面倒くさい、だったら言葉の無い楽器の方がいいや。
なんて思う事もあります。

歌声喫茶の人達には、どういった(想い)があるのでしょう?

コメント
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