その昔、
中央線・吉祥寺駅に、ラ・ベル・エポックという店がありました。
ベルエポック・・美しい時代
東の「銀巴里」西の「ベルエポック」と謳われる有名な店でした。
シャンソニエ・・・
いわゆるシャンソンを聴きながら飲む店。
私がこの店に通ったのは(と言っても精々10回)、
いつ頃だったのか? はっきりとした記憶は無いのです。
横浜からいつも車で行った事は間違いありません。
天地神明にかけて宣誓いたしますです。ハイ!
私は飲むと、電車で帰るという事が全く出来なくなってしまう男だったので・・
だってね~アナタ、
車がそこにあれば、そこがベッドになってしまうってゆ~便利さ。
だから、その当時、私は酒を飲む時は全部が車で行ったのです。
寝過ごし、乗り過ごし・・そんな心配はまるでありません。
とも角、車(ロールスロイス)なんですけどね(嘘)に、
辿り着きさえすれば、それで完璧に完成するんですから。
その頃は、路上駐車なんて事が全く心配なく可能だったんですね。
私は、酒と言っても多分ワインを飲んだんだと思います。
だってねアナタ。
シャンソニエですよ、シャンソニエ。
まさか、どぶろくって訳にもいかんでしょ。
だからネ、ワイン。
そいつを飲んでは、質のいいシャンソンに酔いしれていたんです。
本当にウットリする様な心地よい歌の響きでした。
私は20代には、酒を全くと言っていいほど飲みませんでしたから、
30代になってからの事だったのかも知れません。
記憶がね、定かではないんですね、いつもの事ですけど。
ワインを飲んではシャンソンに酔いしれ、
シャンソンに酔いしれては、うっとりと桃源郷を彷徨っていたのです。
私は生来が(カッコイイ)男だったので、(うるさい黙っとれッ!)
店の壁に寄りかかる様に、孤独で寡黙な男を演じてたのですが、
そういった孤高のカッコイイ男って、
女性から見ると、きっと近寄りがたいムードを漂わせていたんだと思います。
そんな訳で・・淡い恋を実は期待してた私の下に言い寄る女性は皆無だったのです。
「失敗したな~。もっと現実的な男を演じた方が良かったかな~」
こ~ゆ~のを、後の祭りと言います。
店には専属歌手が何人も居て、
(しますえよしお)だったかな~、そんな名前を憶えています。
女性には(山岸・・)だったかな~、若い細身の歌手が可愛くて、
彼女を押し倒して、何が何して何とやらとか思ったり・・・
あ、悪い悪い、つい本音が出ちゃって・・気のせいだからね~。
ベルエポックは37年間の営業の末、
2009年10月に閉店したとの事です。
こういった質のいい店が無くなっていくのって淋しいですね。
でも、今でも東京のあちこちにシャンソニエはある様なので、
そんな店にもう一度行ってみようかな?
銀座の(音楽ビヤプラザ・ライオン)とか、
それはシャンソニエではないけど、いい店って結構あるんですよね。
恋い焦がれた彼女と行ったライオンは、忘れない。
彼女の誕生日だったけど、その彼女は・・ああ、心残りだ。
それを話すとエリカさんは落ち込むので・・でももう時効だよな。
しかし、私の記憶くらいいい加減なものはない。
それが本当にあった事なのか、はたまた夢だったのか・・・
何だかあった様な、そんな気がするんですけど、
そ~だな、きっとあったと思います・・あった筈です。
中央線・吉祥寺駅に、ラ・ベル・エポックという店がありました。
ベルエポック・・美しい時代
東の「銀巴里」西の「ベルエポック」と謳われる有名な店でした。
シャンソニエ・・・
いわゆるシャンソンを聴きながら飲む店。
私がこの店に通ったのは(と言っても精々10回)、
いつ頃だったのか? はっきりとした記憶は無いのです。
横浜からいつも車で行った事は間違いありません。
天地神明にかけて宣誓いたしますです。ハイ!
私は飲むと、電車で帰るという事が全く出来なくなってしまう男だったので・・
だってね~アナタ、
車がそこにあれば、そこがベッドになってしまうってゆ~便利さ。
だから、その当時、私は酒を飲む時は全部が車で行ったのです。
寝過ごし、乗り過ごし・・そんな心配はまるでありません。
とも角、車(ロールスロイス)なんですけどね(嘘)に、
辿り着きさえすれば、それで完璧に完成するんですから。
その頃は、路上駐車なんて事が全く心配なく可能だったんですね。
私は、酒と言っても多分ワインを飲んだんだと思います。
だってねアナタ。
シャンソニエですよ、シャンソニエ。
まさか、どぶろくって訳にもいかんでしょ。
だからネ、ワイン。
そいつを飲んでは、質のいいシャンソンに酔いしれていたんです。
本当にウットリする様な心地よい歌の響きでした。
私は20代には、酒を全くと言っていいほど飲みませんでしたから、
30代になってからの事だったのかも知れません。
記憶がね、定かではないんですね、いつもの事ですけど。
ワインを飲んではシャンソンに酔いしれ、
シャンソンに酔いしれては、うっとりと桃源郷を彷徨っていたのです。
私は生来が(カッコイイ)男だったので、(うるさい黙っとれッ!)
店の壁に寄りかかる様に、孤独で寡黙な男を演じてたのですが、
そういった孤高のカッコイイ男って、
女性から見ると、きっと近寄りがたいムードを漂わせていたんだと思います。
そんな訳で・・淡い恋を実は期待してた私の下に言い寄る女性は皆無だったのです。
「失敗したな~。もっと現実的な男を演じた方が良かったかな~」
こ~ゆ~のを、後の祭りと言います。
店には専属歌手が何人も居て、
(しますえよしお)だったかな~、そんな名前を憶えています。
女性には(山岸・・)だったかな~、若い細身の歌手が可愛くて、
彼女を押し倒して、何が何して何とやらとか思ったり・・・
あ、悪い悪い、つい本音が出ちゃって・・気のせいだからね~。
ベルエポックは37年間の営業の末、
2009年10月に閉店したとの事です。
こういった質のいい店が無くなっていくのって淋しいですね。
でも、今でも東京のあちこちにシャンソニエはある様なので、
そんな店にもう一度行ってみようかな?
銀座の(音楽ビヤプラザ・ライオン)とか、
それはシャンソニエではないけど、いい店って結構あるんですよね。
恋い焦がれた彼女と行ったライオンは、忘れない。
彼女の誕生日だったけど、その彼女は・・ああ、心残りだ。
それを話すとエリカさんは落ち込むので・・でももう時効だよな。
しかし、私の記憶くらいいい加減なものはない。
それが本当にあった事なのか、はたまた夢だったのか・・・
何だかあった様な、そんな気がするんですけど、
そ~だな、きっとあったと思います・・あった筈です。