イタリアの女優、ジーナ・ロロブリジーダを初めて観たのは、
小学生の時に、母親に連れられて行った映画「空中ブランコ」でした。
私の母は洋画ファンでした。
「空中ブランコ」は、その後、私が大好きになったアメリカの俳優(バート・ランカスター)
との共演でした。
元々がサーカスの空中ブランコ乗りだったというバート・ランカスターは、
その大柄な体躯に似合わずに華麗な姿でとても素晴らしかった。
「空中ブランコ」のストーリーは、まるで覚えていませんが、
怒ったロロブリジーダがイタリア語でまくしたてるのを、
アメリカ人のランカスターは意味が理解できずに、
ただ笑って優しく受け止めているシーンを思い出します。
さて、それより何より、
私が子供ながらに圧倒された事があります。
それは・・・
世の中に、こんな美しいひと(女性)が居るんだッ! という事でした。
それは、ある意味、私の初恋だったのかも知れません。
それから十数年後、写真が好きになった私は、
ロロブリジーダが写真家としても有名になっている事を知りました。
そして、日本でも彼女の写真展が開催されたのです。
それは、銀座の高島屋だったか、日本橋の三越だったかは忘れましたが、
そんな事なら行ってみようと思ったのです。
さて、行こうと思った日に、何かの記事を見かけた私は、一大ショックを受けました。
前の日に彼女はそのデパートに挨拶に来ていたのでした。
その時のショックたるや、今思い出しても、本当にクヤシイ。
たった一日違いで、子供の頃から憧れていた、あの美しい女性に逢えなかったなんて・・・
その日、逢えなかったという事は、もう一生涯逢えないという事なんですから。
ショックのあまり、私は結局写真展には行かなかったのです。
しかし、これほどまでに美しい女性が、
20歳の時に(ミスイタリア・コンテスト)で3位だったとは・・・
だったら、一位の女性って、どんなに美しいんでしょうね?
それにしても、イタリアの女性って本当にきれいですね。
ジーナ・ロロブリジーダの他にも、
世界一美しいと、ある映画関係者に言われた女優が居ました。
その名は、ロッサナ・ポデスタ。
「黄金の七人」とかのシリーズ映画に出演していた女優さんですね。
こういった美しい女性たちから、もし見つめられたら・・・
そんな事はあり得ないから、そんなのは考えなくってもいいか~(笑泣)トホホ・・