「吉備百種」という歌集があります。県下の江戸期の人が歌った歌を集めたものです。武蔵、光政、綱政、寂巌、古松軒、高尚、高雅、鉄石、方谷、勿論元義もあります。その中に洪庵の歌も載っています。
・天地の 神のをしへの ほかにわか
くすしの道の 法あらめやは
「医者は自然のことをよく知り、その法則に従って治療を施すのだから自然の家来と言える」ということらしいのです」
このほか、洪庵の歌には母の米寿の祝いの時の歌もあります。
・あふぎつつ いや高山の 峰の松
千歳の影に 立つぞうれしき
・うれしくも 見る月影は 故郷の
古りし昔に かはらざりけり
天保13年の8月に足守の父親が重病だと聞いて故郷に戻った時の歌で、父の病が快方に向かったことを、変わらぬ故郷の月と父の姿を重ねて喜びを表しています。
・天地の 神のをしへの ほかにわか
くすしの道の 法あらめやは
「医者は自然のことをよく知り、その法則に従って治療を施すのだから自然の家来と言える」ということらしいのです」
このほか、洪庵の歌には母の米寿の祝いの時の歌もあります。
・あふぎつつ いや高山の 峰の松
千歳の影に 立つぞうれしき
・うれしくも 見る月影は 故郷の
古りし昔に かはらざりけり
天保13年の8月に足守の父親が重病だと聞いて故郷に戻った時の歌で、父の病が快方に向かったことを、変わらぬ故郷の月と父の姿を重ねて喜びを表しています。
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