goo blog サービス終了のお知らせ 

花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名農名物「焼肉のタレ」

2023年10月26日 | 学校
FLORA HUNTERSが校内でアジトにしている土肥実験室。
そこにいつもの「アレ」が運び込まれました。
そうです。ご存知、名農名物の焼肉のタレです。
先日、名農の農産物を原料に
PTA活動の一環として保護者と先生方で作ったものですが
利益を上げるのが目的ではないため、数もこの通り多くありません。
したがって名農関係者でもなかなか手に入りにくい限定商品です。
この貴重なタレを思う存分食べられるのが、農業クラブ主催の「収穫感謝祭」。
収穫感謝祭はほとんどの農業高校にもあるビッグイベントで、
今年は名農祭の翌日である10月30日に開催されます。
名農の収穫感謝祭は毎年恒例の全校生徒で焼肉パーティー。
学科ごとに分かれ、大いに盛り上がります。
以前は学科ではなく、研究班ごとに行われていました。
いかに研究活動が名農農クの柱だったかが分かります。
さて青森県民の「焼肉のタレ」といえば「スタミナ源たれ」。
ルーツを探るとお隣の三本木農業高校のプロジェクトにたどり着く逸品です。
今でも源たれのことを「三農のたれ」という高齢者もいますが
記憶は薄れ、おそらく当事者の三農でも忘れているかもしれません。
和歌山県の南部高校が作った「南高梅」のように
語り継いでほしいものです。もちろん名農のタレだって同じ。
製造本数が減るのは仕方ありませんが、大切な文化として残していきたいものです。
この名農の焼肉のタレ、おそらく名農祭で販売時間、本数限定で販売されるはず。
手に入れた方は本当にラッキーです。
コメント

いいことあるぞ名農

2023年10月26日 | 学校
笑顔でカメラにおさまる高校生たち。
先日土曜日に行われた青森県高校総合文化祭国際理解部の表彰式の様子です。
この部門は日頃の国際的な取り組みやそれを通して感じた意見などを述べる発表会。
名農生も毎年のようにチャレンジしています。
なんと左端はFLORA HUNTERSの先鋒3人組ではありませんか。
実は初陣の彼ら、驚くことに堂々と最優秀賞を受賞したのです。
FLORAは毎年のようにこの大会に担ぎ出されますが、最優秀を受賞したのは初めて。
ご迷惑をおかけしていた大きな声が、良い方に働いたようです。
さて中央の男子も名農生。日本語発表部門で最優秀に輝きました。
昨年から名農は全国募集を始めましたが、彼は初めての青森留学生。
関東からやってきた1年生です。青森県の農業高校ならではの
ゆったりした生活を楽しみながら、どんどんと力をつけています。
昔から生徒を伸ばすことには定評のある名久井農業高校。
さらなる高みを目指して、豊かな自然の中で
のびのびと楽しみながらチャレンジしてもらいたいものです。
ではなぜ名農がこのように国際理解活動が盛んなのかご存知ですか。
実は海外で研修したり、海外からの研修生を受け入れるのは昔から農業高校の得意技。
中でも名農は、県内のどの高校も海外研修を行っていない数十年も前から
独自の企画でアメリカ研修をしていたのです。
また毎年のようにアメリカから留学生が来校し
ホームステイしながら名農で学んでいました。
そんなことから青森県の国際理解のまとめ役が今も名農なのです。
噂では名農生のために今年も海外研修が計画されているとのこと。
そろそろ名農の本領が発揮されそうです。
それにしても大きな盾、満面の笑顔。本当に嬉しかったようです。
でも一番嬉しいのはFLORAダービーでの10点ゲットかもしれません。
コメント

やっちまったな

2023年10月25日 | 研究
数週間前、今年の研究はすべて終了となったFLORAは
4月から栽培してきた手作り栽培装置をきれいに片付けました。
ああそれなのに、また栽培を始めたではありませんか。
栽培しているのはレタスとミズナ。
いずれも寒くなった今でもなんとか栽培できる野菜です。
実は女子メンバーがある研究発表会に出場することになったのですが
どうも栽培中の写真が少ないことに気づきました。
FLORAは毎年、複数の研究を同時に進めていますが
忙しくなるとついつい写真を撮り忘れてしまいます。
これでは思うように説明できません。またやらかしました。発表まであと1ヶ月。
そこで急遽、必要な写真を撮影するために栽培を再開したというわけです。
幸い場所は室内。なんとか耐えられるかもしれません。
ご覧の野菜は鍋料理でお馴染みのミズナ。この品種は茎が紅色なのが特徴です。
最近、このようなアントシアニンを豊富に含んだミズナを
よく目にするようになりました。サラダに使うと映えるからかもしれません。
さてご存知のとおり、ミズナは京野菜です。
しかし現在流通しているのは関西以外のものがほとんど。
いつの間にか全国区になってしまいました。
どこでも食べられるのは嬉しいことですが、
「京野菜ブランド」にとっては厄介な問題のようです。
調べてみるとミズナが関東で栽培されるようになったのは江戸時代。
江戸が栄えるようになって、かつては京都に集まっていた野菜が
関東に流出して行ったようです。今始まったわけではないんですね。
先日の土曜日、八甲田に雪が降り、鍋の季節となりました。
コメント

世界に一つだけの花

2023年10月25日 | 環境システム科
FLORAの倉庫にたくさんあるが不織布の袋。
麦茶などを煮出すのに使うもので
サイズは少し大きなティーパック大です。
スーパーマーケットに行くと売っているので、
皆さん知っていると思います。
なぜたくさんあるかといえば育種に使うから。
かつてFLORAはバラやクリスマスローズ、サクラソウなどの
掛け合わせを楽しんでいました。
交配を行うには他の花粉がつかないよう、
花が開く前に蕾の花弁をとってしまいます。
そして目的とする花の花粉をつけたら、この袋で花を覆うのです。
またクリスマスローズなど種子ができると葯が開き、
周囲に種子をこぼすタイプの植物も事前に袋を被せておけば
この中でキャッチできます。今は使うことはなくなりましたが
草花班時代、「世界に一つだけの花」を楽しんでいた頃の
懐かしいアイテムです。
コメント

団子五兄弟

2023年10月24日 | 研究
これが今、FLORAが沼にはまっているダービーのコース。
5頭の馬が見えますが、みんな色や鼻の白斑の形が違います。
よく見ると4本足全部が同じ色ではない馬もたくさんいます。
なぜならこれは日本の重賞レースで優勝した馬のレプリカ。
ちゃんと名前も書かれてあります。
いつの間にかみんな愛着が出てきたようで、可愛がっています。
ところで、この5頭は第2集団。団子状態なのがよくわかります。
FLORAダービーでは、大会の結果に応じて
10歩、5歩、3歩、1歩とスゴロクのように前進できます。
最近は課題研究を行うごとに
新しい結果が入ってくるので毎回順位が変動。
その度、大騒ぎとなります。
先頭集団ははるか先を走っています。あと1ヶ月で追いつけるのでしょうか。
さて今日の課題研究では先週末、
大会に出場してきた先鋒3人の結果が報告されます。
初陣の彼ら、果たして何歩進めるのでしょう。
課題研究は名農祭の特別時間割で今日も明日もあります。
いずれも地元新聞社の取材対応となります。
コメント