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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

宝の倉庫!!

2019年07月01日 | 研究
解散したチームフローラフォトニクスが育ててきたクリスマスローズ。
せっかく結実したので種子を播いたところ、この春発芽してきました。
本来ならば5月下旬頃までに鉢上げすべきでしたが
ついつい遅れてしまい、先日やっと鉢上げしました。
小さな鉢に密集していたため苗も小さいのですが
なんとか厳しい夏を乗り越えて欲しいのです。
さてこのクリスマスローズ。欠点をあげるとしたら
播種してから開花するまで3年かかること。
したがって2年生から始まる課題研究で種子を播いても
自分の花が咲く前に卒業することになるのです。
これはバイオテクノロジーの基本である無菌播種を学ぶ際に用いる
シランやコチョウランも同じで高校時代には咲かないのです。
自分で播いた種子が花を咲かせてこその達成感。
そんなことからどうもあまり好きな教材ではありませんでした。
とはいっても体験しなければ何も学べません。
そこでフローラは卒業時に好きなクリスマスローズをひと鉢プレゼントしていました。
もしかしたら歴代メンバーの庭で今も咲いている株があるかもしれません。
また初代フローラメンバーはなんとか光でクリスマスローズの開花を早めたり
特殊な発根剤を使って挿し木できないか挑戦していました。
その結果は残念ながら曖昧なまま。
早く咲いた株もあれば変化しないものもあり
果たして光が開花に影響を及ぼしたかどうかは分からずじまい。
また挿し木も管理が悪く途中で枯死。
こちらも結果を得る前にお蔵入りしてしまいました。
フローラの倉庫にはこのように途中で眠っている
お宝となるかもしれない研究テーマが山ほど眠っています。
さて現在名農は1学期末考査の真っ最中。
しばし研究活動はお休みです。
ところで先日、試験販売された青森県開発の大きさサクランボ「ジュノハート」。
特に大きいサイズの販売では長い行列ができたということです。
青森、八戸、弘前の3ケ所で1日合計の60箱(2粒入り)の販売。
それを10日続ける計画ですが単純計算するとわずか1200粒。
実際はもっとたくさん販売されていると思うのですが
県民が並ばずに口にできるのはもう少し先のようです。
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