
青森県立名久井農業高等学校、通称「名農」(なのう)は環境システム科と
生物生産科の2学科構成。かつて4学科時代の校舎を贅沢に使っています。
少子化は問題ですが、校内にゆとりが生まれ、
充実した高校生活が送れるようになり、県外からも入学するようになりました。
さて生物生産科は、農業高校の王道を進む学科。「The 農高」です。
中央に科目「課題研究」の4つの研究班が大きく掲載されていますが
その名は、野菜班、果樹班、食品製造班、農村文化班。
野菜班、果樹班はおそらく50年も地域を牽引する老舗研究班です。
農業クラブで日本一を受賞した野菜班の研究をご覧になった文部大臣が
翌年、大会に文部大臣賞を設けてくださった話は有名です。
また南部町は園芸地域。特に果樹園花が盛んで年中フルーツが食べられます。
地域のフルーツのイベントをサポートしたり、南部太ネギを復活させ
DASH村にも登場したのも生物生産科です。この園芸生産にオシャレな魅力を
加えたのが食品製造班。特産を使ったジャムやジュース、焼き肉のタレは人気です。
さらに農村文化班は伝統食材や料理、南部菱刺しなどの伝統工芸の継承発展にも
取り組んできました。古くて新しい名久井農業高校を堪能できる体験入学は8月。
中学生のみなさんのご来校をお待ちしています。
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