フローラハンターズが春から取り組んでいるトマトチャレンジ。
節水による高糖度トマトの栽培実験です。
プレーヤーは三和土チームの4名。それぞれが1日のかん水量を変えて
誰が一番甘いトマトを収穫できるかを競っています。
するとどうでしょう。トマトの下葉が黄変してきたではありませんか。
しかし病気ではなさそう。実はこれが生理障害。
トマトは極端な加湿や過乾燥、さらにナトリウム濃度が高いないどの塩害を受けると
根からカルシウムなどのミネラル分を吸収できず、葉が黄色くなるのです。
今回の原因は水不足であることは明白。
なぜなら一緒に栽培している水耕栽培トマトでは、この現象が見られないからです。
この生理障害に対する対策は、カルシウムなどの供給。
事前にこうなることを予想していたフローラハンターズは
カルシウムスプレーをあわてて散布しました。
また鉄分も与え、様子を見ることにしました。
しかし気づいたのがちょっと遅く、枯れないか心配です。
ところがあることに気づいたのです。
彼らは1日15分間、量として100mlの水をミスト状態で根に噴霧しています。
メンバーによって1日2回、3回、4回、5回とその回数を変えてますが
なんと5回噴霧しているものは、ほとんど正常。
どうやら4回と5回のあたりのかん水量に生理障害発生の境界線があるようです。
三和土チーム、なかなか面白いことを発見しました。
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