花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

2人は女優と男優

2024年08月04日 | 環境システム科
ストックホルム青少年水大賞出発まで約2週間に迫ってきました。
心配されたスピーチもやっと覚え、発表も安定してきました。
あとは情熱と自信、そして伝える技です。
この日は学校長が発表を参観しました。
意見発表指導では右に出るものがいない校長。
英語のスピーチですが、勘所は日本語と同じです。
「発表の5分間、2人は女優と男優。」
いつもながら的確なアドバイスをしてくださいました。
あとは意識して体現するだけ。練習あるのみです。
国際大会の入り口までは、いろいろ2人をリードして
案内してきたFLORA事務所ですが、
ここから先はパフォーマンスを披露する2人にしか進めません。
残念ながらこちらはもう応援しかできないのです。
そんなことでFLORA事務所は、TEAM JAPANのために
7月下旬から関係者以外の先生方の前での発表機会を設けています。
さて手前に見えるマルバツカードは
他の8名が明後日から始まるボランティアアワードに持参するもの。
FLORAが2つのチームに分かれ、晴れ舞台を目指します。
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On Your Mark

2024年08月04日 | 環境システム科
このパワーポイントは富栄養化した池沼を濃縮して
液体肥料にするというかなり挑戦的な研究をしているメンバーのもの。
今年の3月に校内のプロジェクト発表会で披露したものですが
まだ学会以外の本格的なデビューはしていません。
実は、現在の3年生のFLORAは研究テーマが多いため、
2023年にデビューする組と今年2024年にデビューする2組に分かれています。
話題のミストやビジネスプランに発展させて受賞したナガイモ研究などは2023年組でした。
彼はFLORAの第2陣。つまり今年、本格的に出場する組なのです。
先月、地域の池沼の水を実際に濃縮するという最後のミッションを完了させた彼。
満を辞していよいよスタートすることになりました。
昨年の秋、途中結果を学会で披露して感触を探りましたがミストと並んで高評価。
さらに今年、後輩たちが新たな実験を加え、研究に深みを持たせました。
そんなことから彼も早く勝負したいと意気込んでいます。
しかし彼以外にも全国の大会にトライするメンバーがまだいるので
やはり同士討ちにならないよう大会を吟味する必要があります。
彼が選んだ大会はパワーポイントに発表を録音して提出するのがルール。
お盆が終わったら2年生、3年生の課題研究がもう1回ずつあります。
予定ではこの日がレコーディング。スタートの秒読みは聞こえます。
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