新書大賞

低炭素杯ではゲストの講演がありました。
ゲストはNHK広島の藻谷さん。
お名前は知らなくても新書大賞を受賞した話題の
「里山資本主義」の著者といえばご存知の方も多いと思います。
農業高校にとって参考になるアイデアがたくさんあるので
とても面白く拝聴させていただきました。
「未来の可能性や最先端技術は
高齢化過疎地でこそ見いだせる」という意見はまさに同感。
農業高校生にも読ませたい書籍です！

学習発表会？

学会、大学などいろいろな団体が主催する
コンクールに参加しているチーム。
主催者によって発表のスタイルや大会のムードが
違うことは肌で感じてよく知っているつもりでした。
今回は珍しくNPOや企業関係者が主催者。
やはり今までにない不思議な発表会でした。
応募1620団体の中から選ばれた41チームが次々と発表していきますが
発表時間はわずか４分間で質問もありません！
この中で自分たちの活動の様子をいかに工夫をこらして
発表するかが大きなポイントだったようです。
したがってほとんどの発表団体が寸劇をしたり、着ぐるみで登場。
３分の２が企業チームのため、社員が何十人も登壇して
会社の名誉をかけ大掛かりな演示をするところもあります。
小学校も２校参加していて、たくさんの子供たちが
ステージで歌を歌ったり、呼びかけをしています。
まるで小学校の学習発表会。
こんな発表会があるんだと唖然としてしまいました。
そんな雰囲気の会場でチームはシンプルな商品開発系でアプローチしてしまいました。
そのためポイントである自分たちの活動にはほとんど触れていません。
大会の空気を読めずに今回は大失敗でした。
今後は何回か出場してこの雰囲気を知る必要があるようです。
それでも２年生は練習の成果を生かし、
ノー原稿でプレゼンできたので、次につながると確信しています。