ヘレボルス・ステルニー

ヘレボルスとはクリスマスローズの正式名称。
さまざまな原種がありますが
これはリビダスとアーグチフォリウスという原種の
交配で誕生した「ステルニー」です。
とうとうつぼみがつきました。
リビダスはスペインのマジョルカ島の原産、
そしてアーグチフォリウスはフランスのコルシカ島と
イタリアのサルデーニャ島から発見された
いすれも地中海生まれの花です。
葉が普通のものよりやや銀色（シルバーリーフ）なので
たくさんある鉢の中でもすぐわかります。
チームでは新２年生が加入するとひと鉢プレゼントしていますが
ステルニーの花はあまり派手ではないため
まだ一人としてこの花を選ぶメンバーはいません！
寒さにも夏にも強いお洒落な花なので
今年こそもらい手があらわれることを期待しています。

桜切る馬鹿

桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿という言葉がありますが、それは剪定の話。
名農では桜の木そのものを幹から切ってしましました。
というのも新学科「環境システム科」の誕生にともなって
新しい施設を作る場所を確保する必要があるからです。
計画では環境システム科の生徒たちが光など栽培環境を
自由に操作しながら水耕栽培に取り組める温室が新設予定です。
どの農業高校にも温室はありますが、
操作を学ぶため１年間自由に生徒がいじることができるものは
おそらく全国どこを探してもないはず。
しかし仕組みを理解するにはこの方法が一番効果的です。
さらに工業資格の取得のため実習する棟も新設される予定です。
第１回生が本格的に実習を行う今年から来年の完成を目指し
工事が進められます。
「農業と工業のドラマティックな出会い」
新学科の準備が着々と進んでいます！