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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Backyard

2024年04月07日 | 生物生産科
小売店舗や博物館などの施設で
お客様や来場者が立ち入らない場所をバックヤードといいます。
名農はもちろん教育施設ですが、
苗や農産物を販売することを考えると
商業施設という一面もあることになります。
なかでも地域の皆さんにとって大人気商品は春の野菜苗販売。
高品質の苗を求めて、お隣岩手県からくる方もいらっしゃいます。
今回、FLORA HUNTERSはその苗を生産している
名農農場部の野菜部門に、実験用の苗の管理をお願いしていました。
さて、いよいよ自作装置へ植え付けを行う日を向けたFLORAは
野菜苗を生産している育苗ハウスを訪問。
立派に育った苗をいただくことができました。
見渡すとまさに農場のバックヤード。
たくさんの苗が育っていました。
なかなかこのような舞台裏を紹介することがなかったのでとても新鮮。
メンバーたちも驚いていました。
いろいろご支援ありがとうございます。
皆さんの力を借りて世界に挑むFLORAです。
なおBackyardは、和製英語だそうです。
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最も頼りになるプロ集団

2024年03月14日 | 生物生産科
4月になれば、総力を上げて実験を開始するFLORA。
計画的に準備を進めていますが、肝心の苗の調達が一番心配です。
施設園芸実験室の植物培養装置や培養室を使って
自分たちの手で育てていますが、経験不足なので不安です。
そこで先月下旬、生物生産科の野菜部門を訪ねました。
野菜部門はご存知、あの人気イベント「野菜苗販売」を担当するプロ集団。
名農で最も頼りになる存在です。栽培担当の2人はそんな野菜部門を訪ね、
一緒に苗を育てて欲しいとお願いしたのです。
もちろん播種は、指導を受けながらFLORAが行います。
相談の結果、播種は本日3月14日に決定。
今日は校内プロジェクト発表会ですが、
午前中で終わるため、午後行おうという計画です。
頼もしいプロ集団の力を借りることができそうなFLORA。
いよいよ本番スタートです。
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Think Tank

2024年01月05日 | 生物生産科
ここにあるのは妙丹柿のスライス。
妙丹柿はその昔、南部の殿様が福島から持ち帰ったといわれる
地域特産の柿です。でも渋柿なのでもっぱら利用は干し柿。
今年もニュースで干し柿作りが南部町の秋の風物詩として紹介されていました。
実は2代目TEAM FLORA PHOTONICSは紫外線による渋抜き法を考案。
すると地元の企業から技術を使わせてほしいとの依頼がきます。
しかし紫外線では色が黒くなることから、1ヶ月ほど時間をいただき
園芸科学科最後のFLORAが新たに真空パックによる渋抜き法を開発し
技術を提供します。確かささやかな記者会見を開いた覚えがあります。
さっそく地元企業は、この渋抜き法を元に新しい柿のお菓子を開発。
今は東北各地の新幹線の駅、十和田湖、
さらに南部町のふるさと返礼品にも採択されています。
そんなTEAM FLORA PHOTONICSは2018年をもって解散しますが
最終年に妙丹柿をパウダーにして和菓子に使うアイデアを提案します。
文化祭で試食していただいたところ、柿の風味と和三盆のような
優しい甘さが大好評。たくさんの方から市販化を望まれますが、
残念ながら解散となり、研究は長い間眠ることになります。
ところが2023年4月、生物生産科に食農研究班が新設。
最初の研究としてFLORAは、この柿研究のノウハウと機材を提供しました。
これはフリーズドライ加工したもの。これならきれいな粉になります。
パウダー化はまだ試行錯誤の段階ですが、ゴールが見えてきました。
FLORAのアイデアがこのように引き継がれるのは嬉しいこと。
今年も名農のThink Tankとしてアイデアを提供したいものです。
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伝統を背負う兄と自由奔放な弟

2023年10月04日 | 生物生産科
名久井農業高校には生物生産科と環境システム科の2学科あります。
その昔、名農には農業科と園芸科という2つの栽培系の学科がありました。
男子の多い農業科、それに対して女子が多い園芸科。
2つの学科は何をやるにもライバルでした。
扱う作物は、農業科では水稲やニンニク、ジャガイモなど食用作物が中心。
それに対して園芸科は露地野菜と果樹、草花という園芸作物を扱っていました。
では現在の生物生産科はというと畑作、露地野菜、果樹がメイン。
それに対して環境システム科は草花と当時なかった施設野菜を扱っています。
生物生産科は農業科の後継として誕生しましたが
ライバルの園芸科とその後継である園芸科学科が閉科になった影響で
今では、かつての農業科と園芸科の2学科が栽培していた
ほとんどの作物を扱う学科になっているのです。
まるで生物生産科は、かつての名農を凝縮したミニ名農です。
それに対して環境システム科は施設栽培の他に、工業系の学習もできます。
歴史と伝統を背負う兄貴の生物生産科、自由奔放な弟分の環境システム科。
そんな兄弟の学習内容の違いや魅力を紹介するのが名農祭です。
最新情報では10月27日、28日が農産物販売。
そして地域の皆さんに学校を公開する名農祭は、29日の1日だけになるようです。
詳しくはホームページで案内されますので、ぜひ遊びにきてください。
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ただいま農閑期

2023年09月26日 | 生物生産科
名久井農業高校の校舎は教室のあるA棟、
会議室や調理室のあるB棟、
そして食品加工や情報処理、生物工学など
比較的新しい分野の実験実習室のあるC棟の3つに分かれています。
ここはC棟の廊下。ずらりとガラス瓶が並んでいます。
考えられるのは名農名物のリンゴジュースやブドウジュース用、
もしくは文化祭で販売される焼肉のタレ用です。
瓶の形を見ればわかるのですが、まだ未開封。想像するしかできません。
どちらにせよ生物生産科自慢の名農祭人気商品。
いよいよ加工チームの出番となりそうです。
さてFLORAが校内で本拠地にしている土肥実験室は
どこの棟にあると思いますか。そうですB棟です。
土や肥料は農業の基本。したがって昔からあるのでB棟にあります。
さて他の研究班の農閑期が栽培の関係から冬だとしたら
FLORAは9月中旬から10月中旬まで。
9月中旬まではさまざまなコンテストに応募するので忙しいのですが
その結果が届くまでの約1ヶ月が比較的リラックスできるのです。
嵐の前の静けさ。でも冬が来る前に行うことがひとつあります。
それが土肥実験室と馴化温室の掃除。
どちらも春からずいぶん乱雑に使ってしまいました。
考査が終わったら数回に分けて大掃除が行われる予定です。
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