酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

岡田ジャパン、まずはおめでとう

2009-06-07 09:41:55 | Weblog
 岡田ジャパンがW杯サッカー2010南ア大会の予選突破一番乗りを果たした。残り3試合のうち1つ勝てばいいという条件とはいえ、追い込まれるにつれプレッシャーがきつくなる。1発で決めたのは上出来だ。

 そのウズベク戦、前半の終盤以降は相手に押し込まれっぱなしだった。笛がどうのいうより、動きの悪さと当たりの弱さが目立った。芝が深いためボールコントロールが思うようにいかない、などとNHKの解説で山本昌邦がしゃべっていた。

 こういう言い方は選手を甘やかすだけだ。日本のピッチは世界でも最上の部類だろう。芝の長さだけでなく、下の土もしっかりしている。だが、国際試合はそうはいかない。芝が深かろうが、穴ぼこだらけだろうが、立ったピッチで最高のパフォーマンスを見せなくては勝利は覚束ない。

 Jリーグは九石ドームの芝生の管理が悪いと、大分に改善命令を出している。

 《Jリーグが大分に対し、九石ドーム(大分市)の荒れた芝生の改善命令を出していたことが5月31日、分かった。大分の溝畑宏社長によると、改善命令を受けるのは02年以来2度目。芝が容易にめくれるなどピッチ状態が悪く、けがに結びつく危険性があるとして、29日に文書通達されたという。大分は芝環境の指定管理業者らと今後の対応措置を検討している。

 今季の九石ドームでは、昨秋の大分国体後に張り替えた芝が根付かないまま開幕したため、選手が足をとられるケースが何度もあった。他クラブから「選手をプレーさせたくない」などの声も出ていた》=日刊スポーツcom=。

 J首脳が、いいコンディションで試合をさせたいと考えるのは当然だ。でも、国内の競技場すべてが同じ芝状態などありえないし、それを求めるべきでもない。

 芝はぼろぼろ、小石が転がるピッチでイレギュラーバウンドするボールを、足に吸い付くように扱うアフリカのサッカーを見習ってほしい。

 
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