酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

星野JAPAN危うし

2008-07-30 05:21:17 | Weblog
 北京五輪開幕まであと9日、日本選手団の結団式も終わり選手たちは北京や最終合宿地に旅立ち始めた。


 開幕して競技が行われ、最後、聖火が消えるまで何が起きるか分からない。無事に開会式までこぎつけるかどうかもいささかの不安がある。世界各地で頻発している爆弾テロが、「反北京五輪」の連帯行動のような気がして仕方がない。


 一騒動や二騒動は必至の北京五輪だ。中国政府の対応もさまざまな批判を浴びることになるだろう。それはそのときの話として…。金メダルの期待が高まる(を高める?)野球に新たな問題が浮上した。延長11回以降のタイブレーク制導入である。


 どのチームも同じ条件で戦うわけだから影響がなさそうに思うが、星野仙一監督はだいぶ頭に来ているようだ。上原の仕上がり具合や、田中の肩の調子など投手陣に不安を抱えているからだろう。無死一二塁をきちっと押さえられるのは誰か。仙さんの悩みの中心はそんなところだろう。


 9回で勝負をつければいいだけで、あまり気にしない方がいい。ブログ子が気になるのは、なぜ星野がカリカリしているかだ。



 10日、オランダで国際野球大会を視察していた時、柵にぶつかって右胸を強打し肋骨を骨折したという報道があった。全治3週間と診断された。どの新聞にも書いてないが、なぜ星野はよろけて、あばら骨を3本も折るような激突をしなければならなかったのか。


 心臓の持病が気に懸かる。「北京で金を取れたら死んでもいい」と常々語っている男である。指揮官の体に異常があるとしたら大問題だ。作戦にも微妙に影響することは避けられまい。田淵、山本両コーチに大きな期待はできない。星野不調が小生の杞憂ならいいのだが。


 戦力的にも厳しいものがある。川上より岩隈、上原より久保田ではなかったか。成瀬や涌井の調子もいまいちだ。これから一週間でどこまで仕上がるか。打線では中軸を期待されている新井がどこまで回復するかがポインドだ。


 韓国のイソンヨプがぎりぎりで巨人の3番に復帰、いきなり本塁打を放った。この男を調子付かせるとまずい。アマ野球選手権の結果を見た限りでは、アメリカのレベルはかなり高い。2、3Aはパワーだけなら日本を上回る。キューバも調子を上げているという。


 金、金といっていると金縛りにあってしまう。これが怖い。悲愴感は捨てて、思い切りのいいパフォーマンスを発揮してほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする