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またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

Shakin' My Cage♪

2006-02-27 | 音楽・ライブレポ
yumiko-98さんの「愛しのJoe Perryで現実逃避」を読んだ。

この素晴らしい動画詰め合わせセット…。
感激したのだが、私のマンションも光といいつつ、マンション内ではLANで
分け合っている方式なので、ストリーミングも遅いときは本当に遅い。

だいぶ出遅れてしまったけれど、Shakin のPV、ありがとうございます…。
大きな画面で見られて嬉しい。もうサイコーっす。

赤白黒のカラーリングが大人のチョコレートみたいな、
キケンな甘さと苦味、夜の雰囲気バリバリでよいですな。
ウイスキーを片手に見たい映像です。

*2001 ハーフタイムショー

両手に発火装置をつけた米のスマップもどきが歌い踊っている。

仕事をしているブリトニー・スピアーズは初めてみた。
私は彼女をゴシップ記事でしか見たことがないので新鮮だ。
時々思うのだが、きまってるときの彼女はプレスリーに似ている。

このショーでの演奏曲はアルマゲドンのテーマから始まって
大ヒットしたものばかりなので、聞いてみて馴染みのある人も多そう。

*ガンズとのママキン

シャナナナナニー? ニー?と ウ~、アニャニャニャニャー!の対決?

アクセルがヒゲぼーぼー。
一時期えらくマッチョになってたが、ヒゲマッチョは誰もが一度は通る
道なのでしょうか。

へそだしタンパンはもう微妙な時期にきていたと思う。
彼の個性的な身のこなしはけっこう好き。

ジョーもスラッシュもかっこいい。夢のコラボレーション。
この頃のガンズって飛ぶ鳥落とす勢いだったよね。
アクセルのママキンも悪くない。

フレディ追悼コンサートのときの We will rock you のことは忘れたい。

*AC/DC

アンガス・・? こんなだったっけ?
彼とジャック・ブラックとの共演も見てみたい気がする。

*Aerosmith- Train Kept A'Rollin' (Live)

ジョー、かろうじて一瞬口元が見えるだけで、あとは豊かな頭髪のみが。
しかしみんな若いね。

いや~、よいものを見せていただきました。ありがとうございました。

GEORGIA RECORDS 洋楽ベストヒッツ

2006-02-03 | 音楽・ライブレポ
私は缶コーヒーを飲まないのだが、スーパーに行ったらキャンペーンを
やっており、ジョージアを6缶買うと、70’s-80’sの洋楽ベストヒッツが
1曲入ったミニCDがもらえるとのこと。

缶コーヒーは友人に差し入れすることにして、この1曲入りのCDを
もらうことにした。

ラインナップは色々だったが、Mr.MISTER の KYRIE に決定!

当時のシングルレコードを模したジャケットには、
SIDE B:ラン・トゥ・ハー / RUN TO HER
と書いてあるけれど、入っている曲はキリエのみ。

この曲、好きだったのだが私のライブラリにはなかったのだ。
さっそくiTunesに取り込む。

わあ! なつかしいなあ…。
サビの部分を一緒に歌いつつ、恵方巻き作りの準備。

家人の帰宅は日付をまたぐことが珍しくないが、今日はさきに
恵方巻きだけ作っておこう。

MICHAEL JACKSON / LIVE IN BUCHAREST (DVD)

2006-01-27 | 音楽・ライブレポ
マイケルのショートフィルムズ(PV集)は持っていたけれど、ライブ映像は
未見だったので、見つけたときは本当に嬉しかった。

これはマイケル・ジャクソンが1992年にルーマニアのブカレストで行った
「デンジャラス・ツアー」を収録したもの。

アマゾンの商品説明はこちら。⇒【ここ】

DVDのジャケット画像もなく、ひっそりしているなと思ったら、
以前に発売されたアルティメット・コレクションの一部を今回、単品として
発売したものらしい。レビュアーたちの発言が興味深い。

アルティメット・コレクションは1万円近くと、ちょっと悩む値段だったため
買いそびれていた私には、降ってわいた幸運であった。

字幕は英語と日本語がある。
しかし音声は選択肢がない。5.1chどころかドルビーデジタルですらない。
これはちょっとどうかと思った。 …彼はミュージシャンなのに。

とりあえず日本語字幕で歌詞が出るようにしてスタート!

*

1) Main Title(オープニング)

セリから飛び出してくるマイコー。
サングラスをかけ、彼にしか似合わないであろう個性的な衣装を
身にまとい、舞台に着地したあと、びしっとポーズをきめて静止。

観客はいっせいに悲鳴をあげ、まるでローマ法王に拝謁を許された
人々のように、目を見開いたまま泣き叫び、感激のあまり顔を覆う。

そしてそれは私も例外ではなく、よくわからないけれど涙がわっと沸き、
立ち尽くしているマイコーから一瞬たりとも目を離すことができない。

観客の間から湧き上がるマイケルコール。
マイケルは何もせず、ただそこに立っている。
それなのに深い感動が私を包み、涙がとめどなく流れていく。

その理由は考えてもよくわからない。
これが彼のカリスマ性なのか、それとももしかしたらこのDVDには
サブリミナル効果でも仕掛けられているのか(笑)。

2分間静止したあと、マイコーはゆっくりとサングラスを外し、放り投げる。
えーと、ちなみにこの頃の顔はジャネット似であった。
肌は完全に白い。

2) Jam(ジャム)

この一切の無駄のないびしっと決まったダンスは、彼に批判的な人々の
口をも封じさせずにはいられないだろう。

このダンスをライブで見ることができたら、私も気絶するのだろうか。
しかしマイケルは手足長いなあ。 10頭身くらいありそうで羨ましい…。

感極まった観客が、次々に会場から運び出されていく。
アマゾンのレビュアーによると、このDVDの観客映像は使いまわしのものも
あり、実際にブカレストでここまで気絶した人が多かったかどうかは不明。

3) Wanna Be Startin' Somethin'(スタート・サムシング)

冒頭で上着を早変わりのように脱ぎ捨てるマイケル。
またしても失神する観客たち。ブカレストだからかもしれないが、
観客は99%が白人だ。

これは口パクではないようで、ダンスしながら息切れしつつの
パフォーマンス。

このあたりになると私の涙も乾き、画面に集中することができる。
あの有名な、股間に手をあてて腰をまわすダンスを連発。

その仕草に入る前の振り付けが、右手で胸を左、右とタッチする、
「十字を切る」ポーズに一瞬似ているのがバチ当たりで面白い。

4) Human Nature(ヒューマン・ネイチャー)

鏡面を滑る人形のように、ぎくしゃくとしながらパントマイム風のダンスをしている。
これも口パクではないので、ちょっと苦しそう。

そしてまた失神して運び出されている観客。

DVDのために編集されているというのを踏まえても、これらの観客たちは、
せっかくマイケルのライブに来たのであろうに、早々に気絶していたら
何も記憶に残らなさそうでもったいないような気がする。

ある意味、「最も楽しんだ人」というべきなのかもしれないが。

5) Smooth Criminal(スムーズ・クリミナル)

中折れ帽をかぶったマイケルのシルエットがスクリーンごしに見える。

PVにもあったが、ダンスの途中でマイケルを含めたダンサーたちが
スキージャンプの選手のように激しい前傾姿勢をとり、静止する。

ありえないよこれ!
どういう仕掛けになっているのか、現在もはっきりしていないが、
靴底が鉄で、床に電池式磁石でも入れているのだろうか?

ためしに私も鏡の前で試してみたが、体をまっすぐに保ったまま、あの角度まで
前傾にするのは足を固定していない限り不可能。くの字に腰が曲がってしまう。

足を固定していたとて、かなりの背筋が必要になるとは思うが…。
なんべん見ても不思議だ。

6) I Just Can't Stop Loving You(キャント・ストップ・ラヴィング・ユー)

柔らかなオルガン?の音が響き、ライターをかざした人々がステージに
熱いまなざしを注いでいる。

やがて前奏が始まる。
朝の静謐な空気のイメージで歌い上げるラブソング。
メイクを直してきたマイコーが、黒人女性歌手とともに切々と歌い上げる。

しかし、途中で彼女の姿が消え、7)に続く。

7) She's Out Of My Life(あの娘が消えた)

あの娘が僕の人生から消えてしまった と歌うマイケル。
女性客が1人、ステージに招きあげられる。
感動のあまり泣きながら抱きつく女性客。

マイコーは歌いながらその女性客にキス!
ギャアと叫んだのは私だけではない。

その女性客はわが身に起きた奇跡が信じられないかのように、
マイケルを抱きしめ、両手のひらでその存在を確かめている。

マイコーはきっちりと歌い続け、彼女から離れると、すぐにSPが来て
彼女を席に戻そうとする。が、彼女はマイケルに手をさしのべ、
必死にすがりつこうとするがSPに抱えあげられて退場。

「もうあの娘は いなくなってしまった」と歌い上げたあと、ステージで
泣くマイケル。うずくまり、左腕を顔にあてがって泣き伏している。
もちろん私も泣いている。 観客も泣いている。

マイクル! マイクル! マイクル! マイクル!

こうして全公演で泣くマイケル。愛しています!

8) I Want You Back / The Love You Save(帰ってほしいの~小さな経験)

みんなは絶対に誰かの大切な人だよ! と言って始まったのがこの曲。
急にウキウキルンルンですわ!
なんだこの明るい曲は!!

ジャクソン5でもおかしくないような、明るいアップテンポで可愛いラブソング。
さっきまで泣いていたマイコーが笑顔でダンス!

いやこれ、ほんとにジャクソン5時代のものなのかも。調べてないけど。

9) I'll Be There(アイル・ビー・ゼア)

しみじみしたバラード。
ジャクソン5時代の映像が流れる。別人だ…。

あっ、また泣いてる…。マイケルが泣くとこちらも泣いてしまう。

主のいないマイクスタンドがずらりと並び、1つずつ順にスポットライトを
当てながら、ジャーメイン、○○、●●…みんな愛してる と兄弟の名を呼ぶ。
この演出は泣ける。

10) Thriller(スリラー)

キッ、キターこれ! ステージではどうなるんです!?
PVでは赤い上着だったが、ここでは黄色の上着を着ている。

感激…口パクっぽいけど…。

そしてあの墓場のダンスもやってくれる。もう感激で号泣。

ところでこれ、「僕は幽霊なんかより ずっと君をぞくぞくさせられる」と
いうラブソングだったのね。

あまりにもPVのデキがよくて、歌詞の意味まで考えたことがなかったのだが、
この日本語字幕を見て初めてラブソングと知った…。

カッパーフィールドばりのイリュージョンあり。

11) Billie Jean(ビリー・ジーン)

黒い中折れ帽に黒いスーツ、キンキラの手袋に靴下の正統派マイケル。
これは踊りつつ歌っている。やや苦しそう。

そしてムーンウォーク。
なめらか、そして早い! これを見られるとは感激。

12) Working Day & Night(ワーキング・デイ・アンド・ナイト)

君は僕を昼も夜も働かせるんだね
金なんかいらない僕は疲れてしまったんだ という歌詞なのだが
なんだかリアリティがあって胸が痛くなる。

そしてまたイリュージョン。

13) Beat It(今夜はビート・イット)

赤いジャケットをまとったマイケル。
これ、CDではエディ・ヴァン・ヘイレンがソロ弾いてるんだよね。

またPV風の演出で、街のギャングたちが登場。カッコいいダンス。

14) Will You Be There(ウィル・ユー・ビー・ゼア)

静かで神々しい音楽が流れるなか、会場にオーロラが現れる。
優しいメロディにのせて、祈りに似た歌詞が続く。

鋭く変調し、「みんなが僕を操ろうとする まるで世界が僕に役割を
与えてでもいるかのように 僕はとっても混乱している」

「優しく大胆に 僕をそこに連れていってください」

もはやそのまま祈りの言葉だよね。
教会に行き、頭を垂れて許しと救いを得ようと語りかけているような。

空から天使が現れ、その翼でマイケルを包む。
これまた泣ける。

15) Black or White(ブラック・オア・ホワイト)

冒頭はPV映像。可愛かった頃のマコーレー・カルキンが映る。
このPVも好きだったなあ。この頃のマイケルも美しかった。
アルバムでのギターはガンズのスラッシュが協力していたんだよね。

ステージにマイケルが飛び出してきて大歓声があがる。
この曲も大好きだったけれど、やはり歌詞の内容はきちんと調べた
ことがなく、眺めていると、

「俺は生涯 有色人種と呼ばれて生きる気はない」 のくだりが。

なんだかマイケルの歌詞は、その折々での直球ストレートな感情が
反映されているのではという気がした。

「白か黒かなんて関係ない 白と黒を乗り越えるのは難しい」 って。
マイケルがいうと、なにかとても重い。

16) Heal The World(ヒール・ザ・ワールド)

この歌も好きだ!
実に癒される。一緒に歌いながら泣いてしまう。

「世界を治療しよう よりよい場所にしよう」 と柔らかく歌うマイケル。

17) Man In The Mirror(マン・イン・ザ・ミラー)

「世界をよくしたいなら わが身を振り返り、自分自身から変えて行こう
まずは鏡の中の男から」

といった内容。またしても気絶して担架で運ばれる者多数。
しまいには車椅子の客までサーフで運び出されていた。

曲が終盤にさしかかると、マイケルは真っ白なツナギに着替え、
ぶかぶかのメットをかぶる。

ロサンゼルスオリンピックの開会式でも使われた、あの背負って
飛ぶロケットジェットで舞い上がり、一巡して暗がりに消えていくのだが
これ、実際に飛んでる人は変え玉だと思う…。

*

まあ、それはともかく、この演出にも意味があって、恋愛したり
別れを経験したり、人生に悩んだりしていたマイケルが、よりよい
世界のためにと救済を思い立ち、悟りを開いた者、善行を積んだ者として
天国に迎え入れられる というのが今回のステージの流れなのではないかと。

極上のエンターテイメントを見た感激とともに、深いカタルシスをも得る
ことができた。まるで私自身が教会で額づいて許しを請うたかのように。

しかしこんなにメッセージ性の強い歌詞だったことには驚いた。
この強烈なカリスマ性は今後も追随するものを許さないだろう。

彼は間違いなく KING of POP であり、今なお世界中の人々に愛されていると
確信しているのだが、ここ何年もゴシップネタばかりで騒がれ、彼のファンで
あることすら公言しにくくなっている現状には辛いものがある。

現在は裁判を終え、家族とともにバーレーンに滞在しているマイケルだが
ちょうど25日付けのロイターで「アラブ女性に変装して買い物」と報じられた。

3人の子供たちにもベールをかぶせていたらしいが…。
マイケルはこの格好でさらにサングラスもかけている。

怪しすぎて目立つダロ!! 笑ったけどさ…。
マイケルには元気で長生きしてほしい。


The Darkness 来日決定~!

2006-01-24 | 音楽・ライブレポ
なんか唐突に発表がきた!
招聘元:クリエイティヴ・マン

4/20(木)大阪 IMPホール
OPEN 18:00 / START 19:00
TICKET ¥6,800-(税込/ALL STANDING)
INFO:キョードー大阪 06-6233-8888

チケット発売:調整中

協力:ワーナーミュージック・ジャパン
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4/21(金)名古屋 DIAMOND HALL
OPEN 18:00 / START 19:00
TICKET ¥6,800-(税込/ALL STANDING/1DRINK別)
INFO:SMCプラザ 052-265-2666

チケット発売:2/18(土)

協力:ワーナーミュージック・ジャパン
-------------------------------------
4/22(土)東京 STUDIO COAST
OPEN 17:00 / START 18:00
TICKET ¥6,800-(税込/ALL STANDING/1DRINK別)
INFO:Creativeman 03-5466-0777

チケット発売:2/19(日)

協力:ワーナーミュージック・ジャパン
--------------------------------------

東京は4月22日(土)か。
新木場スタジオコーストってどこだ…。

行きたいような気がするが、オールスタンディングとな。
全席指定の公演しか知らない私には未知の世界だ。

オールスタンディングって…?
モッシュとかサーフとかに巻き込まれて怪我したりコンタクト落としたりと
マヌケなことになりそうでちょっとコワイ。でも行きたい。

ちなみにサーフというのは、ステージに向かって詰めかけた観客たちの頭上を、
彼らの好意によってその両腕で支えられつつ、自身がサーフボードのように
人々の頭上を腹ばいのまま滑っていき、ステージを目指すもの…らしい。

もし私の頭上に誰かサーフしてきたら、手を貸すことにやぶさかではないが
私は身長151cmなので、たぶんその人はそこで沈没することになると思う。

いやっ、そんな心配より、今度こそ超厚底ブーツの導入を検討しなければ!

今回はハコも小さいようだし、バックチェリーの渋谷みたいに
当日券は出ないかも。 チケットも早めに押さえなければなるまい。

*

で、肝心のダークネスのアルバムのほうは、すでに2枚とも入手済。

同時に手に入れたデフ・レパードとダークネスをiTunesにとりこんで、
まずはデフ・レパードから再生。

わー!なつかしい~~~ とジィンとしながら家事を続けていると、
いつのまにかデフレパが終わり、スピーカーから
私のiTunesライブラリではありえない音が耳に飛び込んできた。

なに…? この裏声…
びっくりしました。ヨーレイヒ~~~!

なんか勝手に、「野太い」あるいは「しゃがれた」ボーカルのつもりで
いたので、かなりびっくりした。

ある程度聴きこんだあとにゆみこさんの解説を読む。

非常に面白い!

あれはフルートだったのか…ちょっと虚無僧はいってましたわ。
感想の全てにおいて同意です。そして勉強になりました。

*

いくつかのPVはこちらで見られる。⇒【ここ】
やあ、4月にジャスティンのキャットスーツを見るのが楽しみだ。

ニッキーからの手紙

2006-01-20 | 音楽・ライブレポ
とりあえず熱は下がった!
しぶとい咳&鼻水と戦いながら、心楽しくブログ巡り。
yumiko-98さんとこで紹介されていた、あの人からの手紙をやってみた。

手紙をもらいたい殿方は大勢いるのだが、現在、私のPCの壁紙に
なっているニッキーにお願いしてみる。

*

プルコへ

こんにちは。プルコ。ニッキーです。はじめまして。あったことあったかな。
会ったこと、あってもなくても、俺の気分としては、はじめまして、って感じです。

今日は、俺がプルコのことをどう思っているかを書きます。
正直いって、俺は、プルコがちょっとやせすぎだと思います。

次に、俺の秘密をプルコに教えようと思います。実は俺は、無敵なのです。
ではお元気で。バイチャ。

ニッキーより

*

ううっ。なにこのクールさ。
このつれなさがたまりませんわ…。

しかし本人のキャラ的にあまり違和感ないとこがスゴイ。
「やせすぎ」と言われて皮肉にしか聞こえないのは
私の心が穢れているからであろう。

ふと魔が差して、ゆみこさんから頂くとどうなるのかやってみた。

*

プルコへ

コンニチハプルコ。ゆみこっす。

今日は、わたくしがプルコのことをどう思っているかを書きます。
正直いって、わたくしは、プルコより、わたくしの方が可愛いと思っています。

次に、わたくしの秘密をプルコに教えようと思います。
実はわたくしは、ズラです。内緒ですよ。
もし誰かに言ったら、七代先までたたります。ではお元気で。アデュー。

ゆみこより

*

うひぃ!
たたられるらしいです…。許して!

Motley Crue / CARNIVAL OF SINS (DVD)

2006-01-10 | 音楽・ライブレポ
開催地が明記されていないのだが、どうやらカナダのようだね。

*

あの箱の底は奈落とつながっていて、お姉さんたちが舞台下でスッと
表情をひきしめ、「いくわよ!」と目くばせする様子が映る。
ずっと箱の中で待機していたわけではなかったのね。

1.shout at the devil

ヴィンスは箱の中から下手(しもて)を向いたままゆっくりとせりあがってくる。
ニヤリとしながら観客に向き直り、「Shout at the Devil!」とシャウト。

ヴィンスは箱からの登場だったのか! DVDを見て初めて知った。
歌い始めて箱の上に乗ったときに、よく見えて嬉しかったのを思い出した。

ベースを低い位置でかまえるニッキー、黒い山高帽で黙々とギターを
かきならすミック、パワフルかつ真摯にリズムを刻むトミー、
観客は総立ち。そりゃそうだ。

Shout! Shout! と会場は一体となってコブシをつきあげる。

*

そういえばこの、「観客としてのノリ」が不慣れな私にはよくわからず、
横目でまわりを見ながらこっそり真似をしていたのだが、日本でも
色々な人がいたのだった。

画面を注視すると、ブラザーは両腕を高く掲げ、バスケットのゴールを
決めるかのごとく、手首のスナップをきかせてリズムをとっている。
それってラップかyo!! ジャパンでもこれやってる人いたけどne!!

白人は片腕、あるいは両腕で天をノックするかのようにつき上げている。
ステージでメンバーがやっているのと同じフリにしているわけで、
たぶんこれがクラシックロックたるMotleyには正しいのではなかろうか。
よくわからんけど。

握りこぶしを作り、人差し指と小指だけをたてるサインを
ロングホーンデビルとかいうらしい。

親指は握りこむのか否か。
どちらもいたので私は両方やってみたけれど、握りこむことにした。

ライブ会場ではずっと背伸びをしていたので、左手は前の椅子の背もたれに
つかまって体を支え、右手を高く掲げてこのサイン。
これで2時間。合間の休憩は実にありがたかった。

ちなみに手の甲は自分側に向ける。
これを裏返して相手に甲を見せるときは、顔の横斜めにそのサインをかざし、
舌をンベーッと出すのが礼儀のようだ。まだ試す機会に恵まれていないけれど。

*

話がそれました。

ジャンジャンジャーン!のリフに合わせてどかんどかん火柱があがる。
日本ではここでvinceは背中を向けて腕でリズムをとっていた。

手足が短くてちょっとずんぐり気味のvinceが、小気味よく全身で
リズムをとるさまはカッコよさの中に愛嬌もあり、いやがうえにも
テンションがあがったのであった。

2.Too fast for love

特徴のあるイントロ。かなり初期の曲で、この頃はvinceも可愛い青年だった。
客はさらに盛り上がり、「来たよコレ!」とたまらない表情でエアギターを
かきならす者あり、ビール片手に目を閉じて叫び声をあげる者あり。

曲の終盤でトミーがスティックを高く放り上げる。

今回のステージでトミーは目の周りを赤く彩ったサーカス風のメイクを
しているのだが、これは落ちてきたスティックをよけそこねた際の
アザ隠しも兼ねているとどこかにあったなあ。

ルックスでいうと、この4人の中ではトミーが一番かっこいいと思うのだが、
このメイクをするとかえって老けてみえるような気がする。
やせているだけにシワっぽいのだが、メイクするとそれがさらにクッキリと。

修験者のような険しい表情でドラムを叩く姿を見られて嬉しいのだが、
やはりアップになると加齢ぶりに厳しいものがあるね。

DVDでは、大きくうなずきながらトミーを指差しているニッキーにこたえて
ドラムを叩く…おっと、右手のスティックをつかみそこねて落としてしまったが
瞬時にスペアを持ち直し、もう一度ジャーンジャン!ときめたあと、
そのスティックを放り上げてナイスキャッチ。

どうだ!とニッキーにアピール。楽しい。

3.Ten seconds to love

いきなりナマチチをアピールする女性客らが映ってびっくり。

はしごにのぼって演じるサーカス女性たち。
全身にラメ入りのなにかを塗ってキラキラしている。

この歌詞の内容をチェックしたことないのだが、
ステージ上ではやたらにセクシーな演出である。

4.Red Hot

曲に入る前のニッキーのMCというか掛け合いが楽しい。

ニ:ルックスザット?    客:キル!!
ニ:ラウダーザン?    客:ヘル!!
ニ:スティックトゥユア?  客ガンズ!!

そして

ニ:レーッド?       客:ホット!!!!

5.On with the show

ちょっとしんみり。ミックの見せ場も多い。
歌舞伎の隈取みたいな顔をしてみせるニッキーも楽しめる。
そして2人とも超厚底ブーツをはいているのがよく見えた。

6.Too young to fall in love

7.Looks that kill

このへんで私はちと疲れてきたので、落ち着いてじっくり鑑賞。
ライブ会場でも上に同じ。

8.Louder than hell

9.Live wire

akistlさんのとこでも読んだが、ビール片手に通路を歩いている人多いね。
普通に中座する人が多いのは、あくまでもマイペースだからなのだろうか?

私は好きな曲なので、ダレてきていたけれどまた盛り返す。

ここで初めてトミーがしゃべる。
フロントマンが3人いるバンドといわれるだけのことはあるなあ。

演奏がエンディングにさしかかり、
明滅するフラッシュともうもうたるスモークの中、幕が下りてくる。

ライブとしての段取りはいろいろ指摘されているが、私としては体力的に
ここで休憩というのはありがたかった…。

~休憩~

10.Girls, Girls, Girls

マイティ・マイクが彼専用のチョッパーに乗ってでてくる。

日本にはこのステージで使ったバイクは1台たりとも登場しなかったのだが、
車検の問題でもあったのだろうか? ステージは公道扱いではないけれど。

幕や看板、箱といったステージセットは2つあって、常に次の会場に向けて
予備のぶんが送られているという話をどこかで聞いた。

バイクについてはメンバーたちのオリジナルカスタム品ということもあり、
代えがきかないので、日本の交通事情を鑑み、万一を考えて持ってこなかった
のだろうか? こっちのほうが可能性としてはありうるかな。

ありえないくらい長くつきだしたフロントフォークのアメリカンバイクに
またがったヴィンス、ニッキー、トミー。あれでよく曲がれるなあ~。

車用ですかと聞きたいくらいのぶっといリアタイヤにスカチューン。
私はこの手のカスタムは好みではないけれど、見たかったので楽しめた。

休憩明けということもあり、リフレッシュしたであろう観客のテンションは高い。
ステージのお姉さんたちも好演しているが、観客もかなりはじけてるのがいる。

しかしサマンサのときのDVDよりこっちのほうが断然いいね。
オリジナルメンバーというのもそうだし、会場の規模も段違いのようだ。

11.Wild side

このがちがちにハードな感じがすき。
後半、ニッキーとミックのかけあいシーンが面白い。

全体にヨロヨロ感のあるミックがぎくしゃくしながら、
横からちょっかいを出してくるニッキーに肘鉄。

12.Don't go away mad

おねえさんに連れられた、vinceのコスプレをしたマイティがでてくる。
なぜかマイティの首輪に鎖がついていて、犬の散歩のよう。

おねえさんは片手にムチを持っていて、じゃれついてくるマイティを
それであしらう。どんなプレイだ!

ここではvinceもギターを持ち、ニッキー、ミックと3人で並んで
演奏するシーンがある。ちょっとしんみり。

13.Primal Scream

14.Glitter

なんだか幻想的なメロディ。グリッターはライブに行くまで知らない曲だった。

15.Without you

グリッターの続きなので短い。すぐ終わる。

16.Home sweet home

会場じゅうにライターの炎が点る。
やはり特別な曲なんだなあ。歌いやすいし、しんみりする。
やすらぎタイムなのだ。

17.Nikki's Soro

マキタの電動ドリル?を持ったおねえさんが出てきて火花の
デモンストレーション。

そしてニッキーを攻撃。このときにニッキーがかぶっている帽子がいい。
日本では私を含めて多くの人が、意味がわからなくて真剣に見ていたと思う。
なにか前衛芸術をみるような…。わかったような顔をするのに苦労した。

間を置かずに18.に行ったので安心する。

18.Dr.feelgood

みんなほっとして(?)何かから開放されたかのように盛り上がる。
のりやすいし、イントロからしてわくわくさせてくれる。

19.Tommy's solo

ここで初めてトミーがメイクをとる。このほうがいいよ絶対。

外見からは想像もつかない胴間声にびっくりするけれど、
叩いてるときはとてもかっこいい。私はリズム感ゼロなので真剣に尊敬する。

20.Same ol' Situation

これもすきな曲。
ミックの黄色い帽子、さいたまのときもかぶってたわ。

21.Tommy's cam

まずはニッキーがカメラをもって客を映す。
ヴィンスとトミーはアンプのうえに仲良く並んですわり、ボトルを片手に
お互いに耳打ちしあったりと、ほのぼのアピール。

このほのぼのアピールはかねてから不仲で有名な2人のことだけに、
見た者には心温まる、嬉しい光景である。

まあ、演出ですけどね…。
私が見たジャパン3公演でももちろんやってましたし…。

ナゴヤのときなんて、トミーはヴィンスに話しかけているように
みせつつ、ヴィンスの背中ごしに上手(かみて)にいるスタッフと
話していたような。一瞬だけだけど。 私の気のせいかしら…。

さて本場の乳カメラ。きれいな女性たちが景気よく脱いでいた。
あれは仕込みに違いない!←(負け惜しみ)

22.Sick love song

トミーのサーカスメイクが復活している。
好きな曲だが、のりにくい。

23.If I die tomorrow

これは日本ではやらなかったね。
ミックのソロの中盤?から23.につながる。

23.Kick start my heart

これはもう、当然にしてもりあがる。
ニッキーのベース破壊も様式美のひとつですな。

~アンコール~

24.Helter skelter

これも日本ではやらず。
メンバー全員菜っ葉服に着替えている。日本でも聞きたかったなあ。

25.Anarcky In the UK

パイロ、竹馬、ファイヤーダンス、なんでもありのど派手なステージ。
好きな曲だけど、なんだか駆け足で終わってしまった印象がある。

そしてカーニバルの終焉。
ああ、終わってしまった…。 さびしいなあ…。

*

2枚目のDVDはボーナストラック

もちろん日本語の字幕など出ないので、色々しゃべっているなか
意味は適当にしかわからない。

ボケーと見ていたらミックがしゃべっているシーンがでてきて
これは初見ゆえ嬉しかった。 瞳はブルーじゃなくてグリーンなのか?
よくわからんが微妙に斜視なんだね。

いつも黒づくめの格好だが、あの髪はブルネットに染めているという噂。
しゃべっている姿はごく常識的でシャイなかんじ。

トミーが「俺の背後で火柱があがるから熱い!」といってるらしいのはわかった。

*

ツアースタッフたちの話も面白い。
ケータリングチームが2mはありそうな長いレシートを見せて、今回の仕入れは
何肉が何kg、とかいっている。マイティも具材にされかかっていた。

リハーサルというか音あわせ?のヴィンスが適当に歌ってて笑える。
私服そして素顔のメンバーが見られてうれしい。
こういうドキュメンタリーじたい、もともと好きなのだ。

日光の下にいる素顔のトミーは目の下のたるみがエライことになっていた。
これを見たあとだと、あのサーカスメイクのほうがカッコイイことがわかった。


外国での会場設営は、その日の昼から始まって、開演が20時半か~。
終演が23時頃? 日本は早かったんだな。

*

PVも3つ入っている。

On with the Show は会場設営から前半休憩タイムまでを早回し。
Sick love song はライブ映像。
If I die tomorrow はA-HAかと思ったわ。

*

この2枚目のボーナストラックDVDには隠しコマンドがあるそうな。
最強ファンサイトである「CRUE HEADS A GO-GO」に書いてあった。

このサイト、只者ではない密着ぶりにびっくりだが読み応え充分。
管理人の方、とても参考になりました。ありがとうございました。

*

このDVDはアマゾンで買ったもの。
リージョン1である、という問題こそあるが、内容には満足です!


MOTLEY CRUE in パシフィコ横浜

2005-11-28 | 音楽・ライブレポ
モトリー・クルーの Carnival of sins Japan tour 最終日がこのパシフィコ横浜。

追加公演だったせいか、招聘元のクリエイティヴ・マンのサイトには、当然
日程の最後に横浜も加えられていたけれど、モトリーのオフィシャル・サイトや
ニッキーのサイトに YOKOHAMA の文字は無い。

チケットは早々に手に入れていたけれど、それがどうもひっかかってはいた。

*

パシフィコ横浜は、みなとみらい駅から建物の中を抜けていくとすぐという
便利な場所。建物のまわりに壁に沿って並ばされて、順繰りに入場。

スーツを着た係員にカバンを開けて見せる。ボディチェックはなし。
今回、ペットボトルは許可されていたようだ。

物販はかなり種類が多かったようだが、人混みに身を投じる気になれずパス。

飲み物はロビーのカウンターで販売されていた。アルコール類はなし。
ドリンクを売っていたのはパシフィックホテルの従業員だね。
紙コップにパックから果汁100%濃縮還元ジュース、アイスコーヒーなどを
注いで渡してくれる。200円なり。

スーツを着た初老の慇懃なホテルマンが、黒革の鋲つきメタラー兄さんに
紙コップを渡す図はなかなか面白かった。

*

ドアマン、セキュリティもスーツ姿だ。
モトリーのライブに、こんな小奇麗な場所は似合わないのではと思いつつ、
自分の席に向かう。

場内はステージに向かってゆるい傾斜がついている。
椅子は全席、フカフカで肘掛つき。劇場みたいなつくりだ。音響もよかったね。

開演前にステージを見渡すと、トミーのソロ用ドラムセットが見当たらない。
今日はどういう趣向で来るんだろうと、最終日のサプライズに期待しながら
わくわくと待つ。

私はA25列にいた。位置的にはまあまあ。
一昨日の名古屋が最高に近かったので、えらく遠く感じるが、きちんと
肉眼で見渡せる範囲だ。

センター最前列付近には、名古屋でも見た顔が続々。
あれはファンクラブ会員の皆さんなのかなあ。

*

客電が落ち、大歓声の中、バックチェリーが登場。
客席のあちこちから一緒に歌う声が聞こえる。これは今までで最高に
盛り上がったといえるだろう。もちろん私も大声で歌った。

ラストの LIT UP は I love the cocaine, I love the cocaine がサビ。
これが最強に盛り上がる。

ジョシュはMC中にもコールさせる。コー、ケイン! コー、ケイン!
正直、ピンと来ない言葉ではあるが、掛け合いできるのは単純に楽しい。

まるで焼けた鉄板の上にでもいるような跳ね回り方がカッコいい。
のども安定していて、こちらにまったく心配を与えない。若さって素晴らしい。

ゲンキデスカ! アリガトウ、ゴザイマシタ!
また来てね!

*

さてモトリーだ。
私もびびるくらいに会場の熱気は高まり、みんなの期待と興奮が充満している。
登場する4人。会場から雄叫びがあがる。

火薬やパイロは控えめでしたなあ。
もうジャパンツアーも今日で最後か…と軽く感傷的になりかけるも、
おなじみのラインナップにテンションがあがる。

ちょっとヴィンスのノドが調子悪そうで、一応歌えてはいるけれど、最後に
シャウトするところなど、声が出ないか、途切れ途切れになってしまう。

名古屋では絶好調だったので、土曜に風邪でもひいたのか?
ジャパンツアーの最後の最後でキメられないとは、まあVinceらしいといえば
言えると苦笑していたのだが、調子の悪さは延々続いている。

ライブの最後まで歌いきれるのだろうかと心配になった。

*

とはいえ会場の盛り上がりは相変わらず素晴らしい。
今日のために各地からコアなファンがやってきたのではと思うくらい。

今日はミックがすごくよかった。
いつもより多めに弾いてます という感じ。
私はニッキー側の席だったけれど、何回かこちらまで来てくれた。

面白かったのは、ニッキーによるメンバー紹介のとき、ミックが
ステージにおらず、「ミックコールせよ」とニッキーが言うので
「ミック! ミック!」と叫ぶと、マイティ・マイクがゴジラのマスクを
かぶり、ビキニパンツだけでまろびでてきた。

名古屋の記事を書いたときにリンクしたけど、ここを読むと
その演出の意味がわかる。【BARKS  Motley Crue】

ヘイ、ミックが縮んだぜ!と叫ぶ中、追ってでてきたトップレスのダンサーたちに
服をむかれるマイティ。

そういえば今回の3公演で、結局お姉さんたちはあまりよく見えなかったな。
メンバーを一生懸命見ているせいもあるが、半裸のお姉さんが出てくると
私の前にいる客がそちらに集中するため、目の前に壁ができるのだ。

DVDでよく見ることにするよ。

Home Sweet Home は会場でお約束大合唱。
ライターを取り出す人もチラホラいたが、すぐに取り締まられていた。

SICK LOVE SONGはやったが、Gritter~Without you は無し。
トミーのソロなし、チチカメラ&ニッキーなし。

ヴィンスがライブの終盤で、ひそかにオパーイオパーイつぶやいていたのを
私は聞き逃さなかった。が、色々と省略されたことに愕然、そして逆上しており
ちょっと笑う余裕はなかったなあ。

しかしアンコール待ちの暗がりのなか、トミー?が「Oh,kit Tim,Pot!」
(そのまま読んで下さい)と叫んでいて笑った。

え、本当にこれで終わり? と思っているうちにアナーキーが終わって
メンバーが去り、マイティが出てきて「また来年!」と叫んだ。

来年、来るのがマイティだけだったらどうしよう。

なんと今までの公演より、トータル30分近く早く終わってしまった。
バックチェリーの開始が5~10分遅れたにも関わらず、20時20分には
場内が明るくなった。

HRCで一杯飲んでいこうと思っていたけれど、思わぬ顛末に憮然として
さっさと帰った。最終日のサプライズがこんな形で来るとはね。

駅までの道にいるパチグッズ屋も、品物を並べるのが間に合わないくらい
早い時間だった。いったいどうしてこんなことに?

*

とはいえ、今日の横浜も、初めて見た人はきっと満足できる出来だったろう。
一昨日の名古屋がとてもよかったので、どうしても比較してしまう。

しばらく冷静になれず、筆を執る気にもなれなかったのだが、ここで
思い起こされるのが、オフィシャルに横浜の日程が載っていなかったことだ。

メンバーは直前、あるいは当日まで横浜があることを知らされていなかったのでは?

まあ、勝手な憶測だけど、彼らは名古屋が最後のつもりでいたとすれば、
「最終日のサプライズ」はまさに彼らが受け取ったことになるのかな。

*

最後の最後で思いがけない結果になったけれど、でも、今回オリジナルメンバー
全員を見ることができてよかった。



さいたま、名古屋、横浜の3公演を見ての通しての感想はまた次回。

MOTLEY CRUE in 愛知県体育館

2005-11-26 | 音楽・ライブレポ
25日、昼過ぎ発ののぞみに飛び乗り、名古屋を目指す。
帰りの「ムーンライトながら」のチケットは先に押さえたものの、
肝心の Carnival of sins tour のチケットは当日券狙い。

*

しかし当日券売り場の傍に行くと、意気込んでやってきたらしい男の子が
「ちぇ~、早く来たからいい席ってわけじゃないんだ…」と、手に入れた
ばかりのチケットに、がっくりしながら立ち去る現場に遭遇。

いや今回は席遠くてもなんでもいい、というつもりで来たとはいえ、
それを聞くと、この当日券の1万円が急に大きく感じられる。

どうしよう…間際まで待てば良席のキャンセルが出て、当日券に
まわったりしないかな。開演まで、あと2時間。待ってみようか。

決めかねたまま1人でポツンと立っていると、だんだん人も集まってきて
オリジナルグッズ販売の設営も始まった。

さいたま以上にものすごい大行列ができており、みんなおとなしく
並んでいるが、列は遅々として進まない。
買ったグッズは袋に入れるでもなく、そのまま手渡しされていた。

*

そういえば、さいたまの当日券売り場は、売り場窓口の女性と客との間に
いかつい男性スタッフが1人立っており、客からお金を受け取ると、それを
売り場の女性に渡してチケットと引き換え、それを客に渡してくれる。

窓口と客を対峙させないのはトラブル防止のためだったのかな?

しかし名古屋は窓口に行くと、係の女性が座席表を見せてくれて
おおまかに言うとこのあたりになりますが、と先に教えてくれていた。
残っていたのは、2階の両方の角付近である。

すでに17時半になっており、寒くもあったし、もう待っていても仕方ないやと
覚悟を決め、いざ当日券を申し込もうとすると、近くに立っていた男性2人が、
「もっとよい席がありますよ。こちらで余ってしまって…」と声をかけてきた。

びっくりしたが、そこらでウロウロしているダフ屋のおっさんと違って、
身なりもきちんとしており、口調も紳士的なのでお話を聞くと、
なんとアリーナのセンター6列目を定価で譲ってくださるというのだ。

あまりの驚きで頭が真っ白になった。
雲の上にいるような気持ちでお礼を言い、そのチケットを譲って頂いた。
こんな良い席、自力では一生取れないかもしれない。
気持ちよく譲ってくださった方々、本当にどうもありがとうございました。
心より感謝しております。

*

荷物検査とボディチェックを受け、降ってわいた幸運に呆然としたまま
会場に入り、のどが渇いていたので、飲み物売り場を係員に聞く。

「場内にはありません」とのこと。持ち込み禁止で場内でも売らないの?

慌てて「じゃあ、いったん出て買ってきてもいいんですか?」と聞くと
(建物のまわりに自販機は見当たらなかったが)
係員のお兄さんは気の毒そうに目をそらしながら、
「それは出入り口にいる者と交渉してください」と言った。

しかし出入り口はボディチェックやらで忙しくしており、、話しかけるのも
悪い気がして飲み物はあきらめた。私が不勉強だった…。

席に座る。ステージが近い! スゴイ!
両隣になったのは、さっきチケットを譲って下さった方々ではなかった。
さきほどの方々はいずこに? 本当に神だったのかしら…。

*

どきどきしながら待っていると、Buck Cherryが始まった。

ジョシュ~~~~~~~ッ!!
目の前にいて表情もよく見える。かっ、感激…!!

名古屋の客はノリがいい。音もさいたまよりいい。

ジョシュのウルトラヒップハングなパンツにハラハラしつつ、
かみつくような勢いで激しく叫び、ステージを軽やかに駆け回る
その姿に圧倒された。

おなかに彫られた CHAOS の文字も、背中のトランプのキングも
よーく見えてうれしかった。
あの彫刻のように端正な腹筋は一見の価値あり。

セットリストはさいたまと同じだったと思う。
ギタリストに日本人みたいに見える人がいたなあ。

20日のさいたまより、ずっと盛り上がってたよ。
71年生まれの私より年上と思われる客も多かったけれど、みんな元気で熱い。
名古屋のパワーおそるべし。

*

さてモトリー・クルーが始まるよ。

今回は序盤に箱から出てくるお姉さんが見られた!
ニッキーのサイトで写真で見たときには、なんだかゴツいお姉さん
ばかりだと思ったのだが、ステージで見ると肉感的で実に美しい。

Shout at the Devil で大歓声の中、メンバーが飛び出してくる。
Vince! 本当に目の前だ。前の人が大柄なので、また横からのぞく
ようにしてステージを見ているが、Vinceと目が合いそうなくらい近い。

Nikki も Mick も表情までよく見える。
私は背が低いもので、彼らが厚底靴を履いているかどうかまでは
確認できなかった。(床に近いところは見えない)

パイロの熱気が頬に感じられる。
火花もスモークもふんだんに使われていたと思うが、これはさいたまと
比べてどうだったかは、よくわからない。

リズムをとり、手をふりあげ、サビのコーラスを叫びながら、目を皿の
ようにしてステージの彼らを追い続けた。

*

ミックは蝋人形のような真っ白な顔をして、いつもどおりに黒い服、
黒い口紅、黒いアイメイクに黒い帽子で淡々とギターを奏でている。

ときどきブルーの瞳がチカリと光り、にやっと口元で笑うのだが、
それが見えると、ほのぼのとした喜びが胸にわきあがってくる。

脊髄炎という持病を抱えているため、今回のツアーも彼の体調が
心配されていたが、ステージでは比較的元気に見えた。
ミックあんまり無理しないでね。

そういえば私は、彼の声を一度も聞いたことがない。
寡黙な守護神ミック・マーズ。

こちらに来日直前の彼のインタビューが載っているが、電話での
インタビューだよね。本当に彼だったのかと(笑)。
【BARKS  Motley Crue】

ヴィンスは躍り出てきた瞬間から、こちらをパッと惹きつけるオーラがある。
ふたたび会えてうれしいよ! 若い頃から愛嬌たっぷりで可愛らしさの
あるロッカーだったが、年をとってもその魅力は変わっていない。

大柄なニッキー。(厚底靴を履いているとは知らなかったが)
ベースを抱え、サーカス風のメイクを施しているが、その存在感や余りある。
彼もかなり体を絞ったよね。あの、ニュアンスの濃い瞳は非常に好き。

トミーは演奏中は奥で巨大なドラムセットをぶちかましているため、私からは
よく見えない。彼は年をとらないねえ。いつまでも少年のように愛らしい。

しかしあんな割れ鐘のような声をしているとは、先日のさいたままで知らなかった。

*

セットリストはさいたまと同じだったと思う。Sick Love Song もあったし。
Glitter、ヴィンスはモニタの歌詞を見ながら歌っているように見えたのは気のせいか。

HOME SWEET HOME は今回はフルコーラスこちらにふってきた。
みんな必死に歌う。トミー「good!!」。
ヴィンスがまた頭から歌いなおしてみんなで大合唱。和やかだった。

開演前に天井を見上げたが、ドラムセットは吊るされていなかったので、
どうしたかと思っていたが、これはステージの両端にひっそりと置いてあり、
トミーは飛ばずに、スタタタタと走って移動。ぶかぶかの膝丈パンツを
ずりあげながら走る。おーいえー!

さてお約束の、カメラ片手にメンバーの紹介タイム。

急に楽屋に去ってしまうニッキー。トミーがカメラを持って「みんな静かにね!」
といいながら追いかけていくと、シッコ中かあ?とかなんとか言いながら
ニッキーのおたからどアップ。ご、ご立派…。

大阪のみなさん、私も同じものを見せていただきました。びっくりしました。

「モトリーの乳カメラに乳カモーン!」と叫んでいたトミー、「そういえば乳は
日本語でなんという」と前方の客に問いかけ、「それはおっぱいというのだ」と
教わったあと、うれしそうにおっぱい連呼。

おっぱい! おっぱい! おっぱい!

会場はどっと沸いた。
結局チチは3人くらいがバーンとさらし、トミーはゴキゲンでカメラを仕舞いつつ
「おっぱいおっぱい!!」。

ヴィンスも一緒に「おっぱいおっぱい!」。
ヴィンスはしまいにつぶやくように、ささやくように、歌うように、抑揚をつけて
おー、ぱい…おー、ぱい…と連呼するので、笑いが止まらなかった。
Vince かわいいよ Vince。

*

まさかシラフで、水さえも飲まずに参加することになるとは思わなかったので、
ときどきノドの渇きが気になったが、メンバーはステージでこまめに水分補給を
している。ちょっとうらやましい。

照明だけでも相当なのに、あれだけ火薬を使っていたら、さぞや暑かろう。

トミーがステージでサーカス女性からシャンパンを受け取り、噴出す泡をこちらに
ぶっかけてきたが、これが実にいい香り。飲みたかったです。

水鉄砲の水は私にも飛んできた。楽しかったなあ。
名古屋まで遠征した甲斐があったよ! 一生の思い出になりそう。

さあ、明日はいよいよ最終日、パシフィコ横浜だ。


Motley Crue in Saitama Super arena

2005-11-21 | 音楽・ライブレポ
モトリー・クルーの19日の公演に行った人たちの話をネットで読んでいたら、
矢も盾もたまらなくなり、20日の昼過ぎ、当日券を目当てに一路さいたまへ。

さいたまアリーナではサーカス形式?の巨大なセットに、ド派手なパイロが
景気よく打ちあがって、たいへん盛り上がったとのこと。

横浜はさいたまより会場が小さいため、同じ規模のセットは組めないかも
しれないということと(実際はどうなるのかわからない)、火の規制は厳しい
ので制限されるのでは(これも実際は不明)というのが理由の1つ。

抜けるような青空の下、電車を乗り継いでやっとたどり着いたのが15時過ぎ。
さいたまスーパーアリーナの屋外グッズ売り場はものすごい混雑だった。

その横に当日券売り場があり、手にしたチケットはアリーナDの前方で
かつセンター寄りの良席。やった~!

荷物検査(バッグを開けて見せるだけ)とボディチェック(同性の係員に
ウエストあたりをぽんぽんと軽くタッチされるだけ)を経て会場内へ。

さいたまアリーナ、でかいでかいと言われていたのでスタジアムみたいな
広さを想像していたのだが、実際はそうでもなかった。

しかしそれはまだほとんど客が入っていない状態で見てのことだったので、
開演したらやはり遠くてよく見えないとかはあっただろうな。

*

早くから行って1人ガラガラのアリーナでぽつんと座っていると、何か
さらし者になっている気分で落ち着かない。

開演まで1時間以上あったが、グッズ売り場は横浜で見ることにして、
とりあえずビールを買いに行く。輸入ビールで1杯500円。

ペットボトル、缶の持込は禁止されていたため、買った飲み物は全て
その場で紙コップに注いでくれる。アリーナとスタンドは柵で分けられており、
アリーナに出入りの際は、その都度チケットを係員に見せる必要がある。

アリーナ内はファンクラブ会員も多いせいか、気合の入ったキャラの人が
目立つ。なにかコスプレっぽい格好の女性がBブロックセンター最前列に
ぴたりと座ったまま身じろぎもせずにいる。
さっきも書いたが、開演まで、あとまだ1時間以上はある。

着物というか浴衣っぽいような和装の女性も2人いた。こちらはCブロック
最前列。最前列ってどうすれば押さえられるのやら。

2杯目のビールをあおりながら寛いでいた私の目の前に、ほかの誰よりも
インパクトのある人物登場。

脱色しすぎで黄色くなったロングのウェービーヘアに黒い革ジャン、
モトリーのロゴ刺繍入り黒いTバックに網タイツ。
黒いレザーのチャップスから除くTバックのカッコイイお尻が歩くたびに
プリンプリンして、あまり見ては悪いと思いつつも目が釘付け。

彼女は席に着くとチャップスを脱ぎ、編みタイツに包まれたきれいな足と
びしっと決まったTバックの尻を揺らしながら、また席を離れていった。

開演少し前に周りの注目を集めながら戻ってきて、自分の席で軽く
踊っていたけれど、髪で隠れて顔は見えずじまい。
踊りもとても上手だったが、彼女は何者だったのだろう?

のちにわかったことだが、彼女はあの格好でジューダスやエアロのライブにも
来ていたらしい。Tバックの刺繍はその都度アーティストのロゴに変えてあるそうな。
思いがけず、よいものを見せていただいた。

Bブロック後ろ寄りにでっかい外人数人がいて(のちにプロレスラーと判明)
スキンヘッドでごついのが、たまに椅子の上に立ったり(すぐ降りるけど)
目立つなんてもんじゃなかった。たまに席をたつと警備員をよけるでもなく
あのでかい体で通路中央を進んでくるので、警備員は何度も後ろから
突き飛ばされる形になり、ちょっと気の毒であった。

さて以前の記事で、「ハーレーの黒いダブルの革ジャンでも着ていこうかな」
と半分冗談で書いていたのだが、ダブルの革ジャンはアリーナ内に限らず
そこらじゅうにいた。わかりました。横浜には私も着ていきます。

*

AC/DCとかかかっていたけれど、17時になって客電が落ち、会場が沸く。
バックチェリーキタキター! ジョシュかっこいい!

しかし音がデカすぎて割れまくりで、何を演奏しているのかよくわからない。
私はツタヤでアルバムを2枚借り、最新アルバムの「15」は購入して、
予習はばっちりのつもりだったので戸惑う。

そして「ゲンキデスカ!」とシャウトするジョシュ。
彼に日本語教えた人、他にもっとイケてる言葉はなかったのかと。

セットリストは、はっきり覚えていないが、たぶんこんなだったと思う。
演奏時間は約45分。Slamin' も好きな曲だが、今回はなかったね。

So Far
Broken Glass
Porno Star
Crazy Bitch
Next 2 You
For The Movies
Ridin'
Lit Up

爆音はいいんだけど、最初のうち、曲を判別するまでに数小節かかってしまった
のは私だけかな?

客のノリはまあまあだった…とは思うが、私のまわりは座っている人も多かった。
おかげでステージがよく見えた。

席はかなりいい場所だったのだが、いかんせん151cmの私には、前の客が
立つと、肩越しにのぞくようにして背伸びしないとステージが見えない。

軽いステップでステージを跳ね回りながらシャウトするジョシュの腹筋とタトゥに
感心。おなかの文字がすごくめだつ。 声もよく出てましたなあ。

ほどよく酔った頭にこのグルーヴ感はたまらなく心地よい。

ライブに参加するのは15年ぶりだけど、まるでブランクなどなかったかのように
一気に場の雰囲気に引き込まれ、テンションはあがりっぱなし。

やはりというか、LIT UPで一番盛り上がった。

「アリガトウゴザイマシタ!」と日本語で叫ぶ礼儀正しいジョシュにウケたところで
あっというまの40分間が終わった。楽しかった。また単独で来たら、今度は行こう。

*

ここから18時まで20分間の休憩。
さいたまアリーナはトイレが混むといわれていたが、私はタイミングがずれていた
のか、並ばなくても入れた。

歌って叫んでのどが渇いたので3杯目のビールを購入。
生ビールは売り切れていたので、輸入缶ビールを紙コップに入れてもらう。

*

さて次はいよいよモトリーだ。
まわりの客も急にそわそわしはじめる。
今か今かとステージを眺めていると、客電が落ち、大歓声があがる。

幕があがり、ステージではなにか演し物をやっているのだが、あいにく
私にはよく見えず。なんだなんだと思っていると、Shout at the Devil の
イントロが流れて全員が大興奮。

音の悪さは相変わらずだが、とにかくメンバー全員がそこにいるんだと
思うと、初めてこの目で見られた喜びと感動が私を包む。

ヴィンスはだいぶやせた…というか、夏よりもかなりましになっていた。
ニッキーも背伸びしてよーく見た。トミーが奥にいる。
ミックはジャンプして必死に見た。みんな元気そうでよかった…。

*

セットリストはこんな感じ。書いてないけど Sick love song もやったよ。

01. Shout At The Devil '97
02. Too Fast For Love
03. Ten Seconds To Love
04. Red Hot
05. On With The Show
06. Too Young To Fall In Love
07. Looks That Kill
08. Louder Than Hell
09. Live Wire
--- Intermission ---
10. Girls, Girls, Girls
11. Wild Side
12. Don't Go Away Mad (Just Go Away)
13. Primal Scream
14. Glitter / Without You
15. Home Sweet Home
- Nikki's Solo -
16. Dr. Feelgood
- Tommy's Solo -
17. Same Ol' Situation (S.O.S)
- Mick's Solo -
18. Kickstart My Heart

(Encore:)
19. Anarchy In The U.K.

第一部の盛り上がりは上々。
暗転したまま10分間の休憩があるので、私は水を買いにいくことにし、
売店のお兄さんに、キーンとなった耳のまま、「びずぐだざい」と言うと
「ハイ、ビールですね」と言われたので、黙って頷いてお金を払った。
きっとお兄さんも耳がキーンとしていたに違いない。

10分間で急いで飲む。紙コップだと倒してこぼれるのが怖いので一気に飲む。
ペットボトルの持込ができればいいのになあ。

*

第二部はライブ向きの曲が多いせいか、さらに熱く盛り上がった。

Home Sweet Homeはお約束でいっぱい歌った。
感傷的になって泣けたりするかな?と事前に思っていたけど、酒と熱気で
めっちゃハイになっていたので元気よく歌いまくった。

ああ、それにしてもステージ全体をはっきり見られなかったのは残念。
サーカスの人たちとかも、宙吊りになってるのはさすがに見えるけれど
そうじゃないときはほとんど何も見えずじまい。

結局ヴィンスばかりを熱心に眺め、ときどきニッキー、次にトミー、
一番遠いのでうんと頑張ってミックをみる、の繰り返しだった。

で、ヴィンスの腕の肉球タトゥは見られた! ヤッタ!!

途中、ニッキーがMCしているときに、ヴィンスがドラムセットに腰掛けて、
実に的確なタイミングで2バス叩いていた。

これにはびっくり。ギターを持たせると、とたんに歌がお留守になるヴィンスに
こんなことができるとは思わなかった。

なんだか本人もうれしそうに叩いていたし、あれは見られてうれしかったなあ。

MCは全体にわかりやすい言葉で話してくれていたので助かった。
ニッキーにいきなり「みんな座って」と言われたときはびっくりした。
「1,2,3でジャンプな!」とか。

ニッキーのサイトに今日の写真も載るといいなあ。

そしてトミーの乳カメラ。
19日にはやらなかったようだけど、トミーといえばこれがお約束で、
前方の客席にいる女性客をカメラで背後のスクリーンに映し、彼女がシャツを
まくってべろーんと胸を出すのを中継するというもの。

DVDでも見たことあるけど、あれってあらかじめ、乳だし要員を仕込んで
あるんだと私は思っていた。

で、最初に映った女性が見事な胸をさらし、お腹にTommyなんちゃらと
メッセージまで書いてあったので、みんな歓声をあげ、そのあと数人続いて
さらに歓声があがったのだが、どうやら仕込みは最初の人だけだったようで
数人は潔くまくったものの、あとの人たちは大変困って必死に断っていた。

そりゃそーだろな…。しかしトミーもけっこうしつこく、あと1人誰か!みたいに
なって最終的にはすげえしらけましたよ。日本人に乳だし強要するのはやめれ。

ミックのソロ、なんだかよくわからなかったけど、体の動きをみるに、そこまで
弱ってはいなかったようで安心した。なんか麦藁帽子みたいのをかぶっていて
可愛かった。

アナーキーでヴィンスがねじり鉢巻にサングラスかけた飯場のおっさんみたいな
格好してたが、あれはエルビスのつもりだったらしい。
…そうは見えなかったよ。笑ったけど。

*

みんなカッコよかったし、すごく楽しかった。
17時に開演して終わったのが20時40分くらいかな。
一度にステージの全てを眺めることができず、いろいろと見逃してしまった部分が
あるのだが、27日のヨコハマでリベンジよ。
See you next sunday~!


パシフィコ横浜で会いましょう

2005-11-08 | 音楽・ライブレポ
5月にモトリー・クルーの来日を知ってからというもの、気にはなっていたけれど
チケットを買うかどうか悩んでいるうち、時間だけが過ぎていった。

夏も終わりかけの頃に、ふと思い出して興行主のサイトをチェック。
なんとパシフィコ横浜での追加公演が決まっていた!

横浜といっても色々あるけれど、パシフィコはどこにあるかというと、みなとみらい駅
から徒歩3分という好立地。クイーンズイーストを抜けてすぐなのである。

私はこのあたりの土地が大好き。
そんなに頻繁に行くわけじゃないし、うんと詳しいわけでもないのだけれど
のんびりと心を癒したいときには、横浜周辺をうろうろしている。

パシフィコ横浜に行ったことはないけれど、自分の好きなあの土地に
モトリーが来るなんて…!

アーティストが東京に来るのはありがちなので気づかなかったが、地元にタレントが
やってきて喜んでいる人たちの気持ちがようやくわかった。

そうかそうか、遠いところからようおいでくださいました。横浜はよいところですぞ。
パシフィコの近くにはお約束のハードロックカフェもあるし、最近は温泉施設も
できましてな。刺青のある方は入場できませんけども。

などと地元民でもないのに勝手に舞い上がった私はさっそくチケットを手配。
首尾よくニッキー側の前から15列前後をゲット。

パシフィコ横浜は定員4000人とハコが小さめなのと、音響設備もさいたまより
いいという噂なので、実に楽しみである。

現在わかっているセットリストはこちら。

--- INTRO ---
01. Shout At The Devil (*'97 Style)
02. Too Fast For Love
03. Ten Seconds To Love
04. Red Hot
05. On With The Show
06. Looks That Kill
07. Louder Than Hell
08. Live Wire

--- INTERMISSION ---
09. Girls, Girls, Girls,
10. Wild Side
11. Don't Go Away Mad (Just Go Away)
12. Primal Scream
13. Glitter
14. Without You
15. Home Sweet Home
- Nikki Sixx Solo -
16. Dr. Feelgood
- Tommy Lee Solo -
17. Same Ol' Situation (S.O.S)
18. Sick Love Song
19. Kickstart My Heart

--- ENCORE ---
20. Anarchy In The U.K.


さてライブに行くのって何年ぶりだっけ?
90年の東京ドームでのカウントダウン・ギグ(ボン・ジョビやらRATTやら好きな
アーティストが色々来ていたはずなのに全ては忘却の彼方…DVD出たら買うよ)
が最後だったかな。

モトリーは全盛期には見ていないのだ。
ライブで見るのは今回が初めてになる。

夏のライブエイトの時は脂肪吸引手術前よりさらに太ってしまっていたヴィンスだが
ニッキーのサイトの写真を見る限り、ツアー疲れでか徐々にやせてきてはいるようだ。

今回オープニングにサーカス風の演出をしているらしいのだが、どうもメイクを
見るとこれは、スティーブン・キングのITの世界を連想させる。怖いんですけど…。

なんか腹筋を手描きしているパイロのおねえちゃんもいるし。
マライアなんて可愛いもんだ。参考→【はみだし日記】

で、ライブショットのところをずっと見ていくと、ヴィンスの右腕内側に猫の肉球型の
タトゥが入っているのを発見。うちの猫がヴィンスそっくりの声で鳴くもので、
どうも他人事とは思えない。これを肉眼で確認できたら嬉しいなー。

そして今回、前座にバックチェリーがつく。
ええと、ブランクありの私はこの人たちを全然知らないので、ツタヤでアルバムを
2枚借りてきたよ。ただいま勉強中。

10代の頃のように、ライブの間中、大声で歌ってとびはねて、も今は自信がないので
体力つくりも頑張らないとなー。

通いなれた横浜。「Gilrs...」のPVのように、ハーレーのダブルの革ジャンを羽織って
アメリカンバイクで乗りつけたりして。ま、バイクはレブルだけどね。