写真1 田の畦に黒いマルチビニールを引っ張る夫妻
赤いトラクターは畦塗り機を付けて畦を羊羹のように整える(弊ブログ2012年03月22日・2014年12月13日写真1)
写真2 畦に被せた黒いマルチビニールの裾に作土をかけて飛ばぬように整える夫妻(写真1と同じ)
写真3 田の畦に黒いマルチビニールを独りで引っ張る男性
写真4 畦に被せた黒いマルチビニールの裾に作土をかけて飛ばぬように整える男性(写真2と同じ)。スコップを使っている
写真5 田の畦は、土地改良時、コンクリートブロックを並べただけ
用水と排水は、⇒の方向すなわち下流へ流れる。田の余り水は排水路へ出される
写真6 低い隣接田への浸水を防ぐために、まずコンクリートブロック畦に作土を盛り被せる
次に、その畦に黒いマルチビニールを覆い被せる(写真1~写真4・写真7)
写真7 田は長辺70mあるいは50mの長方形。1反あるいは2反の田が多く、3反は少ない。当写真の田んぼは70m×30m(2反)
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4月中旬、T地区を歩く
田の畦に黒マルチビニールが目立つ
新たに黒マルチビニールを被せ、裾に作土をかける男女2人(写真1・写真2)
独りで黙々と被せ、裾に作土をかける男性3人(例:写真3・写真4)
とにかく、畦の黒マルチビニールが目立つT地区
独り作業中のKさん(1946年生まれ・69歳)に伺う
次のようにご教示
確かに黒いビニールが多い
一つに畦の草取りを省くため
二つに隣なりの田に水が行かないようにするため
米の品種はバラバラ、水を必要とする時期が違う
そのため、隣接田に浸み込む水を少なくする
ここは400mで80cm下る
農業用水路の更新(U字溝へ改装)で判った
平らのように見えるが傾斜は少しある
そのため農業用水路や排水路の水は流れ、隣接田にも浸み込む
田植えはビール麦収穫の頃、2ヵ月後、6月
水田二毛作地域の田植えは遅い
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:写真1~写真4;2016年04月12日 写真5~写真7;同月18日 撮影地:栃木県佐野市T地区