おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

なに なさってんですか185 カラス撮ってます

2015年11月19日 00時00分00秒 | 農業

写真1 柿の木にカラスと梯子。カラスと人、柿を争う? カラスは写真2、写真3と同じ個体
     2015年11月13日。埼玉県久喜市八甫



写真2 嘴を開き身構えるカラス、仲間と柿を争う?


写真3 身構えて(写真2)からほどなく柿をつつく


写真4 集まるカラス、トラクターで耕した田んぼに。2015年11月06日。埼玉県久喜市八甫

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 柿の木にとまり、柿をつつくカラス(写真1~写真3)
 この秋景を里みち・農道から撮る、平日の昼間
 すると、“なに、なさってんですか”、背後から女性の声
 明らかに不審者と思っての声色
   <カラスを撮ってます、あの柿の木>(注1)
   “初めて見る人なんで”
   <ここをときどき歩いています。・・・・(住所)の有馬です>
   “カラス多いですよ、田んぼが真っ黒になるくらいいましたよ”
   <私も見ました、向こうの田んぼで(写真4)>
   “うなった(耕した)田んぼに、いーぱい”
   <出てくるミミズを食べるんですかね>
   “いや、落穂つんですか、倒れたのを食べてました”
   <稲ですか>


 なるほど、刈田で再生の水稲株、いわゆる水稲ヒコバエをカラスが食べる
 かつて筆者は稲穂をつつくカラスを見撮(弊ブログ2011年08月23日写真5。注2)
 
 水稲ヒコバエを食べるのはカラスだけでなく、イノシシ、シカなども可能性ある
 昨今、野生獣による農作物被害に様々な対策が施されている
 その一つに水稲ヒコバエを抑制する調査研究がある(注3)

 さてさて、不審者の疑いは消えた、当地を歩きやすくなる

 注1 < >は筆者、“ ”は女性の発言
 注2 落穂をつつくキジバトもいた(弊ブログ2011年09月08日
 注3 たとえば、「水稲のヒコバエを抑制するための栽培管理技術」 滋賀県農業技術振興センター栽培研究部湖北分場
    <独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター 近畿中国四国農業研究成果情報
     2008年度(平成20年度)近畿中国四国農業研究成果情報(府県試験研究機関および近畿中国四国農業研究センター分
     生産環境推進部会 鳥獣害【技術】)
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記



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