![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/c1/8951b65552972ad1dd305a9a1abe6e62.jpg)
写真1 柿の木にカラスと梯子。カラスと人、柿を争う? カラスは写真2、写真3と同じ個体
2015年11月13日。埼玉県久喜市八甫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/14/568736745d4b4b9c1073f4769b3573d9.jpg)
写真2 嘴を開き身構えるカラス、仲間と柿を争う?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d7/1277c5275ee8992152fd37696f9c244a.jpg)
写真3 身構えて(写真2)からほどなく柿をつつく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2d/d606c820f8f1b0328e0ed04578932a10.jpg)
写真4 集まるカラス、トラクターで耕した田んぼに。2015年11月06日。埼玉県久喜市八甫
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柿の木にとまり、柿をつつくカラス(写真1~写真3)
この秋景を里みち・農道から撮る、平日の昼間
すると、“なに、なさってんですか”、背後から女性の声
明らかに不審者と思っての声色
<カラスを撮ってます、あの柿の木>(注1)
“初めて見る人なんで”
<ここをときどき歩いています。・・・・(住所)の有馬です>
“カラス多いですよ、田んぼが真っ黒になるくらいいましたよ”
<私も見ました、向こうの田んぼで(写真4)>
“うなった(耕した)田んぼに、いーぱい”
<出てくるミミズを食べるんですかね>
“いや、落穂つんですか、倒れたのを食べてました”
<稲ですか>
なるほど、刈田で再生の水稲株、いわゆる水稲ヒコバエをカラスが食べる
かつて筆者は稲穂をつつくカラスを見撮(弊ブログ2011年08月23日写真5。注2)
水稲ヒコバエを食べるのはカラスだけでなく、イノシシ、シカなども可能性ある
昨今、野生獣による農作物被害に様々な対策が施されている
その一つに水稲ヒコバエを抑制する調査研究がある(注3)
さてさて、不審者の疑いは消えた、当地を歩きやすくなる
注1 < >は筆者、“ ”は女性の発言
注2 落穂をつつくキジバトもいた(弊ブログ2011年09月08日)
注3 たとえば、「水稲のヒコバエを抑制するための栽培管理技術」 滋賀県農業技術振興センター栽培研究部湖北分場
<独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター 近畿中国四国農業研究成果情報
2008年度(平成20年度)近畿中国四国農業研究成果情報(府県試験研究機関および近畿中国四国農業研究センター分
生産環境推進部会 鳥獣害【技術】)
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記