おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

なぜ 蒲鉾型ネットトンネル <ユウガオ栽培・干瓢つくり06>

2013年07月12日 05時22分20秒 | 農業

写真1 ユウガオ苗を護る蒲鉾型ネットトンネル 高さ52cm、幅85cmの開口部 Y氏が設置


写真2 蒲鉾型ネットトンネルが並ぶY氏の第1圃場


写真3 蒲鉾型ネットトンネルが並ぶY氏の第2圃場


写真4 蒲鉾型ネットトンネルが並ぶY氏の第3圃場


人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。

 写真の蒲鉾型ネットトンネルを設えるY氏(2008年05月12日現在82歳)は次のようにご教示。
   蒲鉾型ネットトンネルは雹避けと晩霜避け。
   ユウガオ苗の移植・定植が麦を栽培していた頃より1ヵ月ほど早くなったので次のように工夫。
    ①土壌温度を高めるために黒色ビニールマルチを張る。
    ②ユウガオ苗を陽射しから護るために稲わらをかける。
    ③四角錐状白色ビニール袋とともに、蒲鉾型ネットトンネルを張る。
   霜が降りなければ、雹が降らなければ、上記資材の経費分だけ損になる。

   数年前、雹が降り全滅した。
   強い降雹なら蒲鉾型ネットトンネルは破れて役に立たない。

   蒲鉾型ネットトンネルは、20年ほど前、資材業者に奨められ、使い続けている。
   ネットが破れて使えなくなったら設えない。
   蒲鉾型ネットトンネルを張る人は少ない。

 麦作放棄による新技術普及、その新技術普及の担い手としての資材業者を知る。

 引用・参考文献等:当ブログ2013年05月24日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2008年05月12日 撮影地:栃木県下野市
 フォトチャンネル・団塊男のブログダイエットもご覧ください。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする