ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

体育会系散歩部

2008-05-08 | 0~1歳
 アリエスは元々大きく生まれた。あまり赤ちゃん顔でなく、まん丸の頭の骨格もがっちり、胴も手足も驚くほど太かった。そして今も、たぶん2ヶ月ほど早く発育しているのではないだろうか。今日から食事も2回になった。朝遊んでから再びたっぷり眠るため、ブランチ的朝食になるのだ。食事の量や回数ってどうやって決めるんだろう・・・と不安に思っていたが、彼の体が見極めてくれることだったのだ。

 正直言って必死に運動させている。もちろん一緒にいるだけで楽しいのだが、スピード・スタミナともに毎日驚異的に伸びる。群れで移動し一緒に新しい世界を探検する散歩、体を作る遊び運動。散歩と運動の意味するものは違うと思うので、何とかしてそれぞれを満たそうと思うのだが、彼にはまだ不足なのかもしれない。以前、「アリエスと運動していればメタボ撃退だな。みんな犬と暮らせばいいんじゃなーい」なんて思っていたがとんでもなかった。この運動量では、メタボの人は朝一番で心筋梗塞になるだろう。厳しいトレーニングで筋肉を増強しているのは、彼ではなく私のほうだ。ランボーみたいになったらどうしてくれる。

 近所のおじさんにバナナを頂いた。いっぱいに房に実ったえらく立派なやつだ。「散歩がんばってるアリ子ちゃんに」だって。一体私はどんなふうに見られているのだろう。朝も晩も髪を振り乱し、目は眠気で腫れぼったく、落ち武者か土偶が血相変えて一目散に走り去ってゆく・・・?バナナくらい届けてあげなきゃあ・・・

 ブリーダーさんからうれしい電話を頂いた。この涙の日記帳を見てくださったのだ。「いい顔になってますね、彼はそちらに行って本当によかったと思います」と。このサロンパスが報われた・・・「はじめの育てのお父さん」から頂いた言葉は本当に感激だった。これからも送り出してよかったと思ってもらえる「群れ」になるように、頑張らなきゃ。そして何より、来てよかったと思ってもらえるように。