2011年4月25日（月曜日）
1334票で15番目・・・
よくぞ当選したものだ・・・と心底思った。
福島の原発の事故は他人事ではないと恐怖を感じたし、
脱原発を目指したエネルギー政策を考えていかなければならないと
政策にも取り上げた。
選挙がはじまって街頭演説でも
敦賀1号機ともんじゅの運転はやめる
敦賀3、4号機の計画は中止すると訴えたのだ。
しかし、市民の反応は違った。
そんなこと言うてもなぁ・・・現にあるんやしと言われた。
なんともないで、敦賀は・・・とも・・・
ぶれないはずのわたしが、
次の日から原発のことを言えなくなってしまったのだ。
より弱い立場におかれた人たちのために働くというスタンスが
うそになると
悩み続けたわたしのもとへひとりの女性から電話があった。
甲状腺がんで苦しんでいる女性からの電話だった。
あなたしかいない・・・原発のことを言えるのは・・・と
その晩、わたしは演説の原稿を書き直した。
わたくし今大地はるみは、敦賀のまちの市民のひとりとして、
大人のひとりとして、敦賀の未来を担う子どもたちの将来に
不安を残したくありません。
敦賀の美しい自然といっしょに、子どもたちには安心して
暮らしていける敦賀のまちを残してやりたいのです。
いま、福島の原発で起きている現実は、敦賀のわたしたちにとっては
他人事ではありません。
だからこそ、わたくし今大地はるみは、敦賀1号機ともんじゅは
運転を止める、敦賀3.4号機の計画は中止することを
これからも訴えていきます。
わたくし今大地はるみは、エネルギー政策を一から見直していきます。
市民のみなさんの大切な1票が敦賀の子どもたちの未来に
つながっていきます。
ぜひ、市民のみなさんの大切な1票をわたくし今大地はるみに
託してください。
わたしの演説を聞いてくれていた人が、この部分になると
そっと家の中に入って行った。
いままであなたに入れようと思っていたけれど、ごめんなさい・・・
と言って、握手をしてもらえなかった。
選挙戦が終わって、ほんとうに今回はだめかもしれないと感じた。
正直、選挙の結果をみるのがこわかった。
前回より大幅に票を減らし、順位もずっとさがったけれど
これで、またしっかり働けることになった。
スタンスも守ることができた。
あの女性からの電話がわたしを救ってくれたのだ。
ほんとうにありがとう。
あなたには心から感謝しています。
この度は、ご当選おめでとうございます。
私は敦賀出身ですが、いま関西圏に暮らしています。
東北で起きた地震・津波・原発事故・・テレビで見るたびに震えています。
そして、福島の人のことを思うと悲しくて仕方ありません。
私の実家も美浜原発から半径20km以内にあります。敦賀市の家のかなりの数はそうでしょう。
泣く泣く故郷を離れなくてはならなくなった福島の人たちのことが他人事に思えず、ただただ悲しくて仕方ありません。
福井県も敦賀市も明日は我が身だな・・・と思いました。
それでも原発を推進するのは、それだけ原発に依存しているからなのでしょう。
福島の事故のこと、どこか遠い星で起きている出来事だと思っている人が敦賀市民には多いのでしょうか。そうだとすれば、人として恥ずかしいです。
原発以外にも素晴らしいエネルギーがあります。
太陽光発電は、日照量の少ない日本海側でも力を発揮するといいます。色んなデータが出ていると知人が教えてくれました。
敦賀には美しい海や山、文化がある素晴らしい町です。
原発の町なんて言われて私は県外でずい分と悲しい思いをしました。そんなこと言われて嬉しい人いるでしょうか。
何を書いているのか分からなくなってしまいました。
今大地さんが当選してとても嬉しいです。
離れた土地からですが、応援しています！
お身体には、くれぐれもお気を付けください！
ほんとに良かった。
さすがはるみさん。
世界に類のない最悪の原発事故のさなかでも
全国には原発容認派が５割近くもいる、しかも
市長候補は共存派ばかりの敦賀市で
スタンスを崩さなかったはるみさん
、ほんとによく頑張られました。
心から敬意を表します。
身体を大切にしながら、子どもたちの未来のために頑張ってください。