はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

統一地方選: 原発立地の苦悩 再開反対、しっかり監視…

2011-04-26 | 東日本大震災

2011年4月26日(火曜日)
今回の選挙では、街頭演説を284回しかできなかった。
天候の悪い日が続いたせいもあるが、
わたし自身の体調も考えて、休憩時間を多めにとったからだ。

演説の途中で、急に声が出なくなることも何度かあった。
ちょうど中日(なかび)には、道路の真ん中で
地面と激突・・・靴の紐をふんづけてころんでしまったのだ。
そのときの手のひらとひざの傷がまだ痛む。

雨の中、ピンクのレインコートにピンクの傘をさし
街頭で演説し、聞いてくれていた市民のかたと
握手・・・

選挙カーにはマイクさんと運転手の健さん。
そこへやってきた別の市民のかた・・・
「あんたんとこの選挙カーには候補者は乗っとらんのか?」
「いや、あそこで握手しとるのが候補者です」
「あらら・・・あのピンクの子どもがか・・・」

そやから、演説の中に「ひとりの大人として・・・」って
わざわざいれたんやね~・・・とマイクさん。
その日は1日中、ピンクの子どもでもりあがった
スタッフのみなさんでした。

さて昨日の毎日新聞全国版に「原発立地の苦悩」という
記事が掲載された。
柏崎と敦賀と伊万里が取り上げられている。
まっ、当選しなかったら記事に
載らなかったでしょうね・・・今大地は・・・

http://www.cybozu.net/news/national/20110425k0000m040117000c.html

統一地方選: 原発立地の苦悩 再開反対、しっかり監視…

 ◇新潟・柏崎

7基合わせて821.2万キロワットと出力が世界最大の
東京電力柏崎刈羽原発を抱える新潟県柏崎市。
市議選(定数26)には30人が立候補し、
原発の安全性を巡って論戦が繰り広げられた。

労組や住民らでつくる「原発反対地元3団体」のメンバーで、
7選を果たした無所属の矢部忠夫氏(68)は
市民に広がる原発への不安や不信の受け皿を目指した。
同原発では、07年の中越沖地震で被災し停止した全7基のうち
4基が運転再開。
電力需要が高まる夏を前に、停止中の3基(計330万キロワット)の
運転再開を進めるか否かが地元の注目課題だが、
矢部氏は
「国や東電が繰り返した安全神話は崩れた。
再開などとんでもない」と反対し、票を伸ばした。

一方、原発推進派で8選された無所属の丸山敏彦氏(74)は
「産業を維持するためには、現実的に原発は必要」と訴えた。
丸山氏はかつて、同原発の2基増設を唱えていたが、
震災後は封印。
停止中の3基の再開問題についても
「福島の事故が落ち着かなければ議論できない」と慎重な姿勢を強調した。
【岡田英】

 ◇福井・敦賀

高速増殖原型炉「もんじゅ」や、敦賀原発が立地する
福井県の敦賀市議選(定数26)は28人が立候補した。
だが、候補者の多くは、福島第1原発事故があっても、
有権者の原子力問題への関心は低調だったとみている。

従来、脱原発を訴えてきた4期目を目指す
無所属の今大地晴美氏(60)は、「もんじゅ」や、国内最古の商業炉、
敦賀原発1号機の運転継続に反対してきた。
選挙戦でも福島第1原発事故を取り上げたが、有権者には
「敦賀は大丈夫」という反応が多く驚いたという。
「“危険手当”としての原発関連の交付金を受け取ってきているから、
原発を争点にすること自体がタブー」と話す。

2期目の当選を目指す無所属の馬渕清和氏(41)は、
計画中の敦賀原発3、4号機の増設推進などを主張してきた。
今回の事故を受け
「安全性が確認できるまで計画を凍結する」という立場に転じ、
選挙を戦ったが、
「市民は原発問題にほとんど関心がなかった」と振り返る。
市内には原発関連の仕事をしている人が多い。
馬渕氏は
「本当に原発をやめるのなら、国の責任でエネルギー問題を
どうするのか考えてほしい」と訴えている。【酒造唯】

 ◇佐賀・伊万里

九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)を巡る防災安全策を焦点に
29人が出馬した佐賀県伊万里市議選(定数24)。
市域のほとんどが同原発から30キロ圏内に入り、多くの候補者が
原発の安全対策強化を訴えた。
原発推進・容認派もいた市議会が慎重姿勢に転じるのは確実とみられ、
玄海原発の運転再開問題を抱える九電は、これまで必要としなかった
伊万里市など周辺自治体の意向も重視せざるを得なくなりそうだ。

3選を果たした無所属の草野譲氏(62)は原発事故を受け、
慎重派に転じた一人。
「安全神話が崩れた今、根底から考え直さなければいけない」
と主張する。

以前から反原発を訴え6選を果たした無所属の盛泰子氏(55)も、
「10年来取り組んできたことは間違いでなかった」と勢いづく。

同市は、国が原発から10キロ圏内と定める原子力事故の
防災対策重点地域(EPZ)に入らないが、玄海原発から
最も近い場所は12キロの位置にある。

九電は地元の理解を得たうえで早期再開を目指すとしているが、
「地元」の範囲を明確にしていない。【上入来尚、竹花周、蒔田備憲】

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