2007年5月13日(日曜日)
午後2時から、福井のアオッサ7階
県民活動センターで「高齢者の人権を守る市民の会」
の総会があった。
第9回の総会講演会は、「NPO法人サポートハウス年輪」
の理事長安岡厚子さんが講師。
「住み慣れた地域、わが家で暮らし続けるには」
安岡さん自身が、なぜサポートハウスを設立しようとしたか
という自己紹介を兼ねた、経緯から始まった講演は、
地道な活動と運動、そしてネットワークの大切さを
あらためて認識させられたといえる。
認知症を対象としたグループホームの実現を目指し
サポートハウス年輪を設立して14年、
現在は東京都でも最大の事業を展開する法人である。
「当事者(認知症の)が主役であり、サポートする側は
黒子に徹しなければいけないが、気が付くと
ヘルプしサポートする側が主役になり輝いている。
あくまでもサポートに徹することの難しさを
いつも感じている。」とも話された。
年齢の離れた友人を持つこと
一人で自立して生きていくための準備が必要
この二つは、認知症になっても自分らしくおだやかに
暮らし、最後のときを迎えるために必要なことである。
わたしは、この話を聞きながら、上野千鶴子さんの
「老いる準備」の読書会で学んだ、選択縁を
思い浮かべていた。
地縁・血縁ではなくもう一つの新しいむすびつきである
選択縁が、これからの高齢者の生活をかえていく
大きな活力になるということだ。
わたし自身、この読書会でそれぞれ違う地域に
暮らしながら、信頼し支えあえる大切な友人たちと
つながっていることを実感している。
わたしが望む形での老後を実現するためには今、
何をするべきかを深く考えさせられた講演会でもあった。
午後2時から、福井のアオッサ7階
県民活動センターで「高齢者の人権を守る市民の会」
の総会があった。
第9回の総会講演会は、「NPO法人サポートハウス年輪」
の理事長安岡厚子さんが講師。
「住み慣れた地域、わが家で暮らし続けるには」
安岡さん自身が、なぜサポートハウスを設立しようとしたか
という自己紹介を兼ねた、経緯から始まった講演は、
地道な活動と運動、そしてネットワークの大切さを
あらためて認識させられたといえる。
認知症を対象としたグループホームの実現を目指し
サポートハウス年輪を設立して14年、
現在は東京都でも最大の事業を展開する法人である。
「当事者(認知症の)が主役であり、サポートする側は
黒子に徹しなければいけないが、気が付くと
ヘルプしサポートする側が主役になり輝いている。
あくまでもサポートに徹することの難しさを
いつも感じている。」とも話された。
年齢の離れた友人を持つこと
一人で自立して生きていくための準備が必要
この二つは、認知症になっても自分らしくおだやかに
暮らし、最後のときを迎えるために必要なことである。
わたしは、この話を聞きながら、上野千鶴子さんの
「老いる準備」の読書会で学んだ、選択縁を
思い浮かべていた。
地縁・血縁ではなくもう一つの新しいむすびつきである
選択縁が、これからの高齢者の生活をかえていく
大きな活力になるということだ。
わたし自身、この読書会でそれぞれ違う地域に
暮らしながら、信頼し支えあえる大切な友人たちと
つながっていることを実感している。
わたしが望む形での老後を実現するためには今、
何をするべきかを深く考えさせられた講演会でもあった。