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はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

いったい誰がいちばん悪いのか・・・

2009-07-03 | 風力発電

2009年7月3日(金曜日)
6月29日のCEF社の敦賀市議会への説明会で
司会の田辺氏から
5月中に地元地権者の同意を得たので
申請をだしたとの経過報告があった。

風車・建設予定地のおよそ70%は
国の水源涵養保安林である。
保安林の解除には、すべての地権者の同意書が
必要となっている。

まさかとは思うが、地権者の同意というのが
保安林解除の同意?

そこで、保安林の解除はすでに行われたのかを
福井県の森づくり課に電話で確認・・・

CEF社からはまだ、音沙汰なしとのこと。
手続きの手の字も始まっていないと聞いて、
ちょっと、ひと安心。

そのあと、NEDOにも電話。
NEDOからの風力発電建設への補助金というのは
「地域新エネルギー等導入促進対策費補助金」のみ。

「新エネルギー等事業者支援対策費補助金」は
平成13年度までは、NEDOだったが
14年度からは資源エネルギー庁が引き取ってやっていた。

19・20年度はNEDOが地熱・水力・バイオの
事業者支援対策をおこなったが、
風力はずっとエネ庁。

じゃあ、昨日のエネ庁の説明って・・・
なんなんだぁ?
うちに事業者からの申請書類はありませんって
たしかに言ったよな・・・

NEDOのくちぶりじゃあ、エネ庁に問題アリ・・・
みたいに聞こえなくもない。
NEDOは研究・技術開発を中心にした支援対策を
やっていきますので、よろしく!
と、最後はしっかりPR・・・

で、再度資、源エネルギー庁に情報公開のことで
電話を入れると、タライ回し3回!
誰も、部署名も名前も名乗らない・・・

月曜日にはエネ庁に情報公開請求を郵送する予定。
住基ネットの接続にNO! なわたしは
住基カードもつくっていないし、
電子申請ができないのである。

電話だけで、すっかり疲れはて、
またぞろ頭痛がおそってきた・・・

血圧は130台にさがっている。

薬を飲みたくないので、庭に出て気分転換。
底紅の宗旦むくげが満開なので
携帯でパチリ。

        

宗旦むくげは夏の茶花でいちばん好きな花。
すでに地面には手拭いを絞ったような
形に姿を変えた花が、所せましと落ちている。

はかない一日花の宗旦むくげは
「槿花一朝の夢」とうたわれ、
茶人・宗旦が好んだため、その名がついたという。

おまけは、タミヨさんちの前の道路を
渡ったところにあるアジサイ。

      

実はこの写真、数日前にうつしたもの。
今日、そのアジサイは無残にも
手折られていて、色のあせた花が数本しか
残っていない・・・

タミヨさんの話によれば、
犬を連れたおばはんがふたり、
人目も気にせず、手折っていったのだとか・・・
1~2本なら、花盗人もかいらしけど、
あるったけ、ええ花だけちぎるなんて許せん! 
と思い、道路のこっちから睨んどるのに、
平気やなんて、なんちゅう人らやろ・・・
と、怒りまくっているタミヨさんでした。

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電話しましたぁ! 第3弾・・・

2009-07-02 | 風力発電

2009年7月2日(木曜日)
毎度おなじみ、頭痛と吐き気な1日で、
のたうちまわっていたわたしです。

寒気もするけど、たんに涼しいだけなのかも。

やっと梅雨~ってかんじになってきましたね。

さて、のたうちまわりながらも
電話しましたぁ! 第3弾・・・

今日のお相手は、
一般社団法人・新エネルギー挿入促進協議会。

先日、対応してくださった吉田さんがお留守とかで
今日は、本田? 本多?さんでした。

再度、風力発電建設事業者の補助金申請のさいの
『地元調整』とは何を指して『地元調整』というのかを
確認いたしました。

*自治体に対して説明会を開催し、同意をしてもらう
 同意がなければ、意見書をつけてもらう

*説明会イコール同意ではない

*自治体の首長の承諾書が必要

*承諾書イコール同意書である

先日の吉田さんとまったくおなじ回答でした。

さあ、ここからが問題の敦賀市にたいしての回答の出番。

「いわゆる、平成21年度の申請の要綱においては、
地元調整は必要条件であるが、地元市町村の
承諾書が必要かどうかは、申請事業者の判断に
委ねられているということであります。」

敦賀市にたいする回答とわたしにたいする回答は
なぜ違うんでしょう?

というのが、今回の電話での問い合わせです。

本多?さん、けっこうあわててましたね・・・
月曜日に、電話で回答してくださるとの約束を
とりつけ、最後にもう一問・・・

CEF社が敦賀市の同意書・意見書をとりつけていないのに
申請したというニュースはご存知ですか?

福井新聞の記事ですね
と即、返事がかえってきたので
それ以上、言及せず、
それでは、月曜日のお返事、お待ちしていますと
電話を終えました。

さあ、お次はNEDO・・・
と思ったけれど、ズキン・ズキンがひどくなってきたので
電話しましたぁ! 第4弾は、明日以降に
いたします。

そうそう、前回と違って、
電話をつないでくれた女性の対応も感じよかった・・・

朝も昼も水分以外、口にできなかったけれど、
夕食はおいしく食べることができました。
電話の後、強い痛み止めをのんで
眠ったのがきいたのかな・・・

ブログを書けるぐらいまで、回復しています。

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風力発電・・・反対と推進と・・・

2009-07-01 | 風力発電

2009年7月1日(水曜日)
今日は、資源エネルギー庁にお電話・・・
もちろん、新エネルギー対策課です。

怪しい法人と勝手に決め付けてるわたしとしては
一般社団法人新エネルギー導入促進協議会が
採択事業者になった経緯とか
ほかに公募に対し、応募してきた事業者は
何社? 何団体? あったのかとか
いろいろ知りたいわけです。

公募期間は今年の2月13日から24日までで
応募してきたのは、件の協議会のみ。

昨年までの補助金トンネル団体だった
NEDOからどうして協議会1本に
したのかと尋ねたら、
NEDOは今回、応募してこなかったから・・・

じゃ、協議会だけで補助金を下すことになったのは
手を挙げなかったNEDO側の事情?
そういうことです・・・

で、その協議会は資源エネルギー庁への
補助金に関しての報告とかに
協議会が補助金を出した発電事業者からの申請書類とかは
入っているんですか?

いいえ、それは入ってません。
あくまでも協議会さんとして
補助金を使った内訳などの報告書になります。

NEDOと違って民間の協議会じゃ、
情報公開請求するシステムもないし、
資源エネルギー庁にもその資料はないってことね。

そうです・・・

ね、ますます怪しいわよね。
新エネルギー等事業者支援対策費補助金は
300億円だし、
資本金がなくっても設立できる一般社団法人だし
いったい誰がチェックや監視するんだろ?

さて、お次はこれをどう料理しましょうか・・・

この電話のせいじゃないけれど
今日は、かなりいしんどい・・・

市役所の情報公開室と議会事務局に用事があって
出かけていったついでに
市役所のロビーの血圧計で測定したら
なんと・・・
血圧が160をこえていた・・・

ウ~やっぱり、電話のせい?

島人さんがコメントしてくださった記事と
あわら市での風力発電建設の記事をどうぞ。

http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090701ddlk42040564000c.html

風力発電:宇久島に計画 住民が反対陳情、
     有権者の7割超す署名添え /長崎

五島列島最北端の宇久島(佐世保市)に
計画されている風力発電に反対する地元住民団体
「宇久若いもんを支援する会」
(会長=平山忠一郎・宇久町観光協会長)は30日、
計画に同意しないよう求める陳情書を、
署名1818人分を添えて市に提出した。

陳情書は、住民に十分な説明がない
▽絶滅危惧(きぐ)種を含む野生生物と遺跡群が保護されない
▽低周波や騒音で住民の健康と畜産業に悪影響がある--
とし、計画に同意しないよう求めている。

署名は宇久島の有権者(約2500人)を対象に
先週から集め、7割を超す島民が名を連ねた。
平山会長は「住民の生活基盤が脅かされる」と話し、
応対した末竹健志副市長は住民の合意が一番大切だ。
地元説明会できちんと業者に質問してほしい。
市長に伝える」と答えた。
会は市に先立ち、県にも同様の陳情をした。

計画では、風力発電専業の日本風力発電(東京)などが
出力2000キロワットの風車を50基設置、
九州電力に売電する。
10万キロワットの風力発電所は日本最大で、
一般家庭6万世帯分の電力を供給できるという。
【毎日新聞・長崎版・山下誠吾】

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20090627-OYT8T00982.htm

風力発電の安全祈願祭 あわら

あわら市北潟に建設される風力発電施設
「あわらウィンドファーム」の安全祈願祭が
27日、近くの大山神社で行われた。
7月内に着工する予定で、同1日には、
建設事業を進める電源開発が設立した
運営会社「グリーンパワーあわら」が、
東京都中央区から同市内へ移転する。

電源開発によると、高さ75メートル、
羽根の長さ41メートルの発電用風車
(2000キロ・ワット)を10基建設。
総工費は約55億円。
県内の風力発電施設としては最大出力となる。
2011年2月の運転開始を目標としている。

この日は橋本達也・同市長や事業関係者ら
約30人が出席。建設予定地へのくわ入れなどを行い、
工事の安全を祈った。
橋本市長は「地元の活性化が期待でき、
市としても重要なプロジェクトになる」と話していた。

施設の建設を巡っては、日本野鳥の会や石川県加賀市が、
北東約8キロの同市内の片野鴨池に飛来する
渡り鳥の飛行ルートに当たるとして
建設地の変更を求めており、電源開発は、
野鳥が越冬する10~3月には、
日の出や日没の一定時間に風車を止める方針を示している。
2009年6月28日  読売新聞)

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風力発電建設差し止めに向けて本格始動 宣言!

2009-06-29 | 風力発電

2009年6月29日(月曜日)
配布した資料は外部に出さないでください!
説明会は非公開です!

午前10時から開催された敦賀市議会に対する
CEF社の説明会の冒頭、
司会担当の田辺氏はのっけから宣言。

5月8日に公開で開催された敦賀市環境審議会と
ほぼ同じ説明をするのに、
いまさら非公開も何もあったもんじゃないんだけどね・・・

資料だって、敦賀市の情報公開で環境審議会に
提出されたのとおなじもんを
すでに、何人かは持ってるし・・・

わざわざ、説明にきてやってるんだよって言いたげな
恩着せがましい態度には、
行政や市議会なんて、ちょろいもんさ
と、思ってるのがありあり・・・

しかし今回、出席したCEF社側の担当者の
紹介があったのには笑っちゃいました。

おっ、ひょっとしてわたしのブログ、読んだぁ?

出席した議員からは質問が相次いでるってのに
時間になりましたので終わります?

市議会がいくら吠えたって、申請出したもんが勝ち!
って思ってるんでしょうね。

なぜ、敦賀市の同意もないまま申請したのかって
質問に、地元の区長さんたちの強い要望に
おこたえするため・・・だって。

善良な地元区民をおいしい話で釣っておきながら
不正な申請を地元のせいにしちゃう傲岸な態度に
あいた口がふさがらない議員・・・

今大地は、司会者・田辺氏がむりやり終わらせた
説明会のあと
内灘ウインドファームの状況はどうなってるの?
と直撃インタビュー。

敦賀港に野積みにされてるナセルやブレードには
内灘用って書かれているし、
2年前の石川県議会では、県が同意しないって
表明してるし・・・
あのブレードやナセル、どうするの?
って聞きたかったんだけどな~

ほかのウインドファームのことは一切
知らない・わからないんだそうな。

地元にはおこたえしても
答えたくないことには知らぬ存ぜぬで
押し通すつもりなのね。

でもさ、あんまり行政や議会なめてんじゃねよ!

6月議会も終わったし、風力発電建設差し止めに
むかって、わたしゃ本格始動しますよ。

ん? 反対運動するのかって?
そりゃ、内緒ですよ・・・
手のうち、あかしませんよ。
わたし、闘う相手に塩おくるほど、寛大じゃないし・・・
まっ、せいぜい3倍返しぐらいのもんだと
思っててちょうだい!
ネッ、可愛いもんでしょ?

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そろそろ低気圧が近づいてきてます

2009-06-21 | 風力発電

2009年6月21日(日曜日)
今日は夏至・・・
しかし、なんて暑いんだろ!
湿気が多いし、ベタベタして気持ちが悪い。
ウ~息苦しい・・・

汗が全身からにじみ出てくる・・・
しかも体中がかゆい!

朝から経済産業省のホームページで
「新エネルギー等事業者支援対策費補助金」
及び
「地域新エネルギー等導入促進対策費補助金」
に係る補助事業者の公募についての
書類がないものかと、目を皿のようにして
探し回ったけれど、
なかなかお目当てのページにたどり着けない・・・

かろうじて引っかかってきたのが
「平成21年度予算概算要求等に係る事前評価書」

http://www.meti.go.jp/policy/policy_management/21fy-hyouka/26-00sesaku.pdf

208ページもある・・・
画面をみつづけてたら、目が痛くなってきたわ。

ほかにもいろいろとおもしろいものが
見つかった・・・
NEDOのホームページでは見当たらなかった
理事・役員や職員の給与
これが経済産業省のなかにありましたよ!

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の
役職員の報酬・給与等について

http://www.meti.go.jp/intro/koueki_houjin/downloadfiles/ai_08_10.pdf

7,632,081千円が人件費の総額!
76億円でっせ、76億円・・・

理事になると給与と賞与で年間およそ1200万円・・・

一番の高給取りになると、1800万円も!
しかも退職金が数百万円。

で、NEDOからまた、こんどできたばかりの
一般社団法人・新エネルギー導入促進協議会などに
天下ってんでしょうね。

ウ~、頭がクラクラしてきた・・・

急激に気温があがって、身体がついていかないし
ほんま、息苦しい・・・
首に母の日にもらったクールネックなるもんを
まいているけど、30分ぐらいでのくとうなるし・・・

さっきから頭痛もぶりかえしてきたとこみると
きっと低気圧が近づいてるんやわ・・・

明日の議会というか代表者会議も
低気圧で大荒れになるのかしら?

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怪しい法人の怪しい怪答?

2009-06-17 | 風力発電

2009年6月17日(水曜日)
今年の4月から、風力発電の建設のための補助金は
一般社団法人・新エネルギー導入促進協議会という
NEDOの外郭団体が交付することになった・・・

聞きなれない一般社団法人って一体何なんだ?

一般社団法人とは、
平成20年12月1日に施行された
「一般社団法人および一般財団法人に関する法律」
によって設立される法人


・「一般社団法人」という文字を使う<o:p></o:p>


・0円でスタートできる
(資本金にあたる基金がいらない)
<o:p></o:p>


・2人で設立可能
社員が2人以上いれば設立
ただし役員として理事1人を置く必要がある<o:p></o:p>


・公益性は問われない
従来の「社団法人」と異なり、
事業内容に公益性がなくても設立できる。
つまり個人の利益追求でもOK<o:p></o:p>


・登記のみで設立が可能
主務官庁から認可を受ける必要はなく、
登記申請のみで設立することができるのも
大きな特徴<o:p></o:p>


・誰でもできる法人
これまでは主務官庁からの許可がなければ
設立できなかった法人が、
新制度のもとでは条件さえ整えて申請すれば、
誰でも設立できる<o:p></o:p>


・税制上、優遇される可能性もある
公益性がなくても設立できる一般社団法人だが、
非営利が徹底されている事業についてのみ
法人税が非課税になるという
大きなメリットがある

なんだか、これだけでも胡散臭いぞ~

さて、わたくしは今回の一般質問をするに
あたり、先日、この
一般社団法人・新エネルギー導入促進協議会に
電話をかけました。

もしもし・・・ 

はい・・・

おいおい、社名ぐらい言えよ! と心のなかで
つっこみながら、
そちらは、
新エネルギー導入促進協議会でしょうか?

はい・・・

補助金申請についてお聞きしたいことがあって
お電話しました。
敦賀市の市議会議員の今大地はるみといいます。

どういうことですか?

風力発電建設に対する補助金についてです。

あ~、じゃぁ、担当とかわります。

のっけから、頼りない電話番の応対に
やるきあんの? とムラッ・・・

やっと、担当者につながった・・・

ここからは、長くなるので要点のみを記述します。
ほんとは丁寧に、お聞きしたんですよ・・・
太字協議会の回答です。

協議会が必ず評価する項目のなかにある
地元調整とは何を指して地元調整と言うのか

地元地区とその自治体への説明
説明会の議事録が必要
意見書
同意書
地元地区だけでなく自治体の同意書も必要

農地転用や保安林解除など許認可の見込みだけで
申請を受理するのか

完全に許認可を取得した後で申請したが
審査を通らなかった場合、
地元の県や市町村が困ることになる。
必要な許認可のリストと進捗状況を提出してもらい
厳正に審査する

審査をパスしたが、許認可が取れなかった場合は
どうなるのか

事業者に補助金の返還を求めることになる

国は税金を返してもらえるからいいが、
工事の途中でほったらかしにされた地元に
対する国の保護はあるのか

そうならないように厳しく審査する
あくまでも善良なる事業者であることが前提
許認可が下りるのを待ってたら
事業者はなかなか、工事に着工できない

とまぁ、導入促進してるだけあって
厳しく審査といいながら
まったく整合性がとれていないお答えに唖然・・・

さて、一般質問では、企画政策部に対し
この協議会に問い合わせたのかを
聞きました。


担当課が問い合わせた協議会からの回答は

地元によって事情が違うため
承諾書が必要な関係者がどの範囲までかの
基準はない。
よって、申請者の判断による。
申請者と関係者で必要なら承諾書をつくってもらい
それを提出してもらっている。

なんちゅうええかげんな、協議会!!!

で、市長には今回の申請について
経済産業省へ
強く抗議するよう求めました。

市長は今回のCEF社の申請は非常に遺憾に思う。
経済産業省へいったおりには話してくる
との答弁でした。
(なんたって、原子力発電所立地自治体なんだから
経済産業省とは深~いつながりがあります)

意見書についても環境審議会に諮問している最中で
答申もでていないから、
出すか出さないかも決めていないんだそうです。

意見書もださないでね!と、釘をさしておきました。

協議会の審査は事業者とヒアリングしながら
らしいから、
許認可は必ずおりる予定だとか
厳しい内容の意見書でも、
必ず説得できるからなんて言えば
簡単にパスできそうな雰囲気ムンムン・・・

しかもこの怪しい協議会は
経済産業省が公募した
たんなる補助事業者でしかない・・・


経済産業省が公募していたのは
「新エネルギー等事業者支援対策費補助金」
及び
「地域新エネルギー等導入促進対策費補助金」
に係る補助事業者で
今年の3月6日にこの協議会が
採択されたそうです。

結局、経済産業省もNEDOもこの協議会も
責任の所在を明らかにしていないばかりか
風力発電事業者とつるんでるとしか
思えない・・・

敦賀市は非常に慎重になっているので
同意書はださないとは思うが
同意書をださなくったって
審査はパスする可能性のほうが
高いかもしれない・・・

さて、次の手をうっておかなくっちゃ・・・


















 

<o:p></o:p>

 


 

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今日のお勉強は、プロジェクトファイナンスについて

2009-06-05 | 風力発電

2009年6月5日(金曜日)
今日は、CEF社が全国で展開している子会社を
設立して事業を行う形態についての
お勉強です。

前から、不思議だったのが、高々1000万円の資本金の
子会社がなんで、何十億円、何百億円もの
大きな事業をできるのか・・・
ということだったんです。

実はわたくしには、こころづよ~い知恵蔵君が
ついてるんですね・・・
その知恵蔵君のお知恵を拝借して、
ネット検索で復讐・・・おっとまた間違えた
復習してみました。

普通ならば、企業が金融機関から借入をするとき、
その企業の信用力を基礎に担保を組みますね。
企業に限らず、うちみたいな
零細個人業種でも、保証人と担保がないと
銀行から借入できません。

そこで登場するのが、
プロジェクト・ファイナンス(PF)なんです。

PFは、事業の資金調達を行う際、
事業者自身が借入を行うのではなく、
事業をを遂行する会社
( 特別目的会社 : SPC = SPECIAL PURPOSE COMPANY )
を設立し、この会社を事業者として
独立して借入を行う資金調達の仕組みです。
(行政でおお流行りのPFI方式もおんなじみたいです)

言いかえれば、PFによる資金調達を行うために、
子会社を設立するということです。

担保は、事業自体・・・
CEF社の場合は、風力発電の建設から管理運営に
いたるすべての事業が担保というわけです。

しかもSPCは証券取引法上の有価証券である特定社債と
優先出資証券が発行できるのです。

風力発電事業はお国も推進してるし
環境にやさしい、エコ事業だし、
未来はとっても明るい!
だからみなさん、償還だって、2~3%は見込めま~す!
と、宣伝して企業や投資家から出資者を募るんですね。
しかも事業の30~50%はNEDOからの補助金だし、
親会社にとっては、とってもおいしい仕組み!

しかし、この金融不況・・・

以前はCEF社のホームページでも出資者を
募っていた1口五万円のファンドですら
ほとんど集まっていなかったし、
いまや、ファンドの項目さえ
ホームページから消去されてます。

きっと、資金調達が難しくなってきたと
いうことなんでしょう・・・
だから、白馬と白滝山のふたつのウインドファームを
キンデンに売却したのではないか・・・

とまあ、ここまでの流れを
やっとつかむことができました。

どうでしょ?
CEF社さん、間違ってます?

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今朝の続きでございます・・・CEF社がらみの新情報

2009-06-04 | 風力発電

2009年6月4日(木曜日)
今朝の速報がらみで、新しい情報をお知らせ!

CEF社のホームページを見ていたら
トピックスのところで
2009/01/07  日経産業新聞に掲載されました。
【北海道ベンチャーキャピタル、08年投資6億円超す】
というのを見つけました。

実はこの記事も探したんだけど
半年も前だし出てこない・・・

教えてくれた人もいて、わたしもさっそく
北海道ベンチャーキャピタルをNETで検索。

北海道ベンチャーキャピタルHVCって
けっこう、有名なんですって・・・
こういうものに、まったく縁のないわたしは
ベンチャー企業なるものさえ
どういうことやってるのか見当もつかない有様・・・

さてこのHVCを設立した松田一敬氏・・・
まぁ、いろいろと肩書が多いのですが、
なんと!
NEDOの技術委員なる肩書もあるんですね・・・

やっぱり勘ぐってしまいますよね・・・
補助金出す側の委員だもの。
NEDOのホームページもお粗末です。
委員の名簿とか探せども探せども出てこないし・・・

しかもCEF社はこのHVCの
投資先一覧の未公開企業欄にちゃんと載ってました。

こちらがその投資先一覧
http://www.hokkaido-vc.com/invest/index02.html

環境・エネルギー分野です、CEF社は・・・

で、HVCがCEFに投資してるってことですか?
未公開企業ってなんのこと?
検索すればするほど、頭がコングラッチュレーション
じゃなくて、こんぐらがってグ~ラグラ・・・
マザーズなるもんまで、調べましたよ。

説明できないんだけどね・・・

こちらは松田一敬氏の略歴
http://www.hokkaido-vc.com/activity/venture.html

松田 一敬 ( MATSUDA, Ikkei )
(株)HVC 代表取締役社長
北海道ベンチャーキャピタル(株)代表取締役社長
(株)HVCグローバルインベストメント取締役投資責任者
(株)HVC戦略研究所 代表取締役社長

慶応大学経済学部卒業後、山一證券(株)証券引受を経て、
同社ロンドン現地法人にて中東、アフリカ、
東欧諸国等を担当する。
(社)北海道未来総合研究所にて
ニュービジネス相談室を開設し、経営指導を実践。
その後、国内初の地域密着型ベンチャーキャピタルである
北海道ベンチャーキャピタル(株)を設立。
2000年6月に札幌Biz Cafeを設立、
サッポロバレーのICTベンチャーを支援。
(株)オープンループや(株)ソフトフロントの
ナスダック・ジャパン(現大阪証券取引所ヘラクレス)
上場に繋げる。
2000年9月、国立大学発ベンチャー第1号である
(株)ジェネティックラボの設立に関与し、
大学発ベンチャーのインキュベーションや
テクノロジーインキュベーションの国内の草分け。
大学発バイオベンチャーのアンジェスMG(株)や
(株)総合医科学研究所に投資するとともに
東京証券取引所マザーズ上場に貢献。
関西バイオクラスターとの連携を図る。
その他、NEDO技術委員
フジサンケイビジネスアイ
「日本バイオベンチャー大賞」審査委員、
北海道大学先端科学技術共同研究センター
企業家育成講座講師、
小樽商科大学ビジネススクール
アントレプレナーシップ専攻兼任教官等を務める。
首相表彰「地域産業起こしに燃える人」に選出される。
INSEADにてMBA取得。
北海道大学大学院医学研究科博士課程修了(博士(医学))。

で、日本で最大の風力発電事業を展開している
ユーラスエナジーって会社は
なんと、株主は
東京電力株式会社: 60% / 豊田通商株式会社: 40%
となっています。
この豊田通商にはCEF社の鎌田社長が勤めていたんですね。

ほかの風力発電事業者とEF社を比べてみてください。
どこの企業も株主がちゃんと掲載されている・・・
ホームページも充実していて、
安心感を覚えるほど・・・ですよ、このわたしでさえ。

CEF社の株主さ~ん! 名乗り出てくださ~い!
もしかして、外国の資本とか入ってる?
CEF社には、ほんと! 不安がつきまとうんだわ。

(株)ユーラスエナジーホールディングス
http://www.eurus-energy.com/index.html

J-POWER・電源開発株式会社
http://www.jpower.co.jp/index.html

日本風力開発(株)
http://www.jwd.co.jp/

エコ・パワー(株)
http://www.eco-power.co.jp/index.html

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速報!なりふり構わぬCEF社・・・敦賀市を無視してNEDOに補助金申請

2009-06-04 | 風力発電

2009年6月4日(木曜日)
ハ~・・・やっぱり!
一昨日、敦賀市の政策推進課でCEF社の
補助金申請について、話してきたところだった。

5月28日にCEF社が敦賀市へ、
意見書だけでも今すぐ欲しいといいにきたらしいが
同意はできないし、意見書もまだだせないとの
意向を伝えたとのことだった。

申請に必要な地元同意を区長のみの同意書で
押し通し、なりふり構わず申請するとは!

しかも環境影響評価書案の縦覧の後、
申請に必要な環境影響評価書を作成したとは
到底思えないし・・・

まさに敦賀市を無視したうえ、侮辱してるよ。

こりゃ、よっぽど資金繰りに行き詰ってるとしか
思えませんな・・・

ひょっとして、この申請が通らず
資金の調達ができなければ、
CEF社は破綻?

こんな申請書で、許可するようなら
NEDOの体制も体質も腐りきってるということだ。

こんな天下り独立行政法人はぶっつぶせ! だわ・・・

敦賀市は意見書もださないことにするほうが
得策ですよ。
きっと、補助金もらって、経営者はドロンを
するかもしれないし・・・

でもこのCEF社が破綻したら、これまでに建設された
風力発電所はどうなるんだろ?
電力会社に押し付け?

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=7346

風力発電、事業者が国補助申請 市町の建設同意なし
 (福井新聞・6月4日午前7時31分)

福井県敦賀市と南越前町にまたがる山地で
計画されている風力発電について、事業者の
クリーンエナジーファクトリー(CEF、北海道)が、
国の関係機関に建設費の補助金を申請したことが
3日までに分かった。
両市町の建設同意が得られていない中での強行策で、
採択に至るかは微妙な状況。

同社の計画では、標高760メートルの山中に
高さ85メートル、出力2500キロワットの
大型風車12基を建設。
2013年運転開始を目指している。

国は、新エネルギー導入推進策として、建設費などの
3分の1程度を補助する施策を打ち出している。
CEFは環境影響評価や地元集落、自治体、
水源かん養保安林の解除に関して県などとの協議を進めており、
5月末の締め切りまでに申請を行う意向を示していた。

採択の条件に必要な「地元調整」の一環として、
CEFから5月末までに同意書の提出を求められていた
敦賀市は、有識者や市民代表でつくる
環境審議会に意見集約を諮問。
同月上旬に開かれた会議では、専門家らを交えた
議論がさらに必要として2回目を開くことにし、
人選や日程の調整を行っている。
市は審議会から答申が出ていないことや
情報不足を理由に、同意には応じていない。
南越前町も「議会に諮ってから」として同様の立場だ。

地元自治体の同意なしに補助金を申請したことについて
CEFは「一刻も早く資金を得て、体制を整えたかった」
としている。
一方で「採択に十分な条件を満たしているとはいえず、
採択してもらえるかは難しい状況にあると認識している」
とも話している。

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風力発電のブレードやナセルの性能はほんとに基準をクリアしてる?

2009-05-29 | 風力発電

2009年5月29日(金曜日)
昨日ほどではないが、
あいかわらずの体調不良・・・

おなかがすいた~と感じるぐらいには
回復し、食欲も出てきたから、
まあ、よしとしよう。

さて、今日は風力発電の耐震について
お勉強しました。

先日の環境審議会で委員のみなさんからの
質疑に対し、
ほとんど答えられなかったCEF社の情けない対応・・・

ひょっとして、環境審議会のこと、
甘くみていたんじゃないのかな?
こんな質問が出てくるとは思っていなかった?
それこそ、思い上がりもはなはだしいよ、CEFは・・・

7か月以上も敦賀港に放置されている風車の
ブレード(羽根)やナセル(発電機の収納部分)は
欧州製のはず。
いったい、いつ製造されたものなんだろ?

欧州では台風がこないから、ボルトなどの設計基準は
台風並みの強い風を考慮していないとのこと。

昨日のブレードが折れてしまった事故なども
ブレードの設計が台風などの強い風を
考慮していないからじゃないかと、
ド・シロートのわたしでも勘ぐってしまう。

はたして、国の指定性能評価期間による
評価と大臣認定、ちゃんとクリアしてるのかな?

ただ、日本の甘いところは、海外規格が
JIS規格と完全に一致していなくても
使ってる材料の試験データが
JIS規格の範囲に入っていれば
JIS規格に適合しているとみなすんだそうな。

こちらはお勉強させてもらった
『建築基準法と風力発電設備支持物の性能評価』
石原 孟・東京大学大学院工学系研究科・教授の
論文です。
7ページもあるので、一部抜粋して
載せました。

ところどころに、風力発電を推進しているな~
と思わせる記述もあって、
なんだかな~・・・と思ってしまいました・・・

http://windeng.t.u-tokyo.ac.jp/TCWRDWT/performance_evaluation.pdf


建築基準法と風力発電設備支持物の性能評価


昨年6 月20 日の建築基準法の改正に伴い,
風力発電設備支持物が該当する工作物の確認申請の手続きが
変更され,高さが60m を超える風力発電設備は
支持構造の安全性を確認するために
指定性能評価機関による評価と大臣認定を
受けることが必要となった。
建築基準法の改正は風力発電設備支持物の安全性と
信頼性の向上に貢献する一方,
今年4 月2 日の朝日新聞)に指摘されたように,
耐震基準の厳格化により6 割以上の
風力発電の計画が遅れている事態も発生している。

  *********

現在欧州で広く使われている風車タワー接合部の
ボルト設計では離間を認め,疲労耐力と
終局耐力を別々に照査している。
疲労耐力の照査をクリアできれば,ボルトの
短期許容引張力を初期導入張力より
高く設定することを認めている。
ただし,ボルトの疲労耐力を照査する際の
風速の最大値は風車の設計風速の0.7倍としており,
高風速による疲労損傷を無視している。

欧州には台風がないため,
風速の確率分布はワイブル分布に従う。
そのため,高風速の出現頻度が極めて低く,
高風速による疲労損傷を無視できる。
一方,わが国では台風の影響により,
風速の確率分布は高風速側において
ワイブル分布に従わず,
台風により高風速の出現頻度が高くなる。
現状では設計風速までの強風を含めた疲労耐力評価を
行っておらず,台風に起因する高風速が
ボルトの疲労強度にどのような影響を与えるかは不明である。
また離間を認めた場合には極めて稀に発生する
地震力に対して,風車タワーのフランジ接合部を
剛結と仮定することができず,離間による非線形効果を
考慮した時刻歴応答解析の手法および離間を模擬する
非線形ばねモデルを確立する必要がある。
さらに,風力発電設備支持物の大臣認定を受ける際
には1機ずつ受けるのが現状である。

    *********

昨年6 月20 日の建築基準法の改正に伴い,
高さが60m を超える風力発電設備は
支持構造の安全性を確認するためには,
指定性能評価機関による評価と大臣認定を
受けることが必要となった。
本稿は,建築基準法の考え方および
風力発電設備支持物の性能評価と安全性照査の現状に
ついて紹介するとともに,風力発電設備支持物構造設計に
関わる技術課題を明らかにした。
風力発電設備支持物構造設計指針に関しては,
現在土木学会構造工学委員・風力発電設備の動的解析と
構造設計小委員会においてその改定を行っている。
極めて稀に発生する地震力に対する構造設計手法の
提案やタワーの接合部分に関する新しい設計手法の
導入を行うと共に,風力発電設備支持物の一般認証に
関する技術問題の検討を行う予定である。
これらの活動を通じて,風力発電設備支持物の
安全性向上や風力発電のさらなる導入拡大に
貢献できることを願っている。

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風車が回らなくなって、会社もまわらなくなったら、だれが面倒みるの?

2009-05-28 | 風力発電

2009年5月28日(木曜日)
頭の中に、心臓があってドクン・ドクンと
血液を送り出してるのかと想像してしまうぐらい
ひどい頭痛が朝からおさまらない・・・

しかもそのドクン・ドクンと波長を合わせるかのように
ズキン・ズキンが増幅するのだ。

吐き気がともなうこの手の頭痛は
ひたすら、痛み止めを飲んで横になって
痛みが遠のくのを待つしかない・・・

午前中に強い痛み止めを1錠服用。
少し眠る。

目が覚めてトイレに行こうと起き上がると
とたんに、ズキン・ズキンが始まる。

6時間以上、間をあけないと痛み止めは服用できない。

まだ2時間もある・・・

血圧は135-85、脈拍が90と少しはやい。
熱は36.5度。

腕の痛みを忘れるぐらい、頭痛のほうがまさってる。

水分を補給しては吐き、
吐くたびに頭痛がひどくなる・・・

今度は、座薬を使うことにした。

なんとか頭痛は治まりかけてきたあたりで
ぐっすり眠ってしまった。

気がついたら、午後9時・・・

今度は起き上がっても、
ひどい頭痛はおそってこなかった。

それから、消化のいいおでんをみつくろってもらい
今日初めての食いもんを口にした。

やっとパソコンの前に座り、メールをチェック。
286通・・・
迷惑メールを削除して、
ざっと目を通しただけで、疲れてしまった。

さて、CEF社の風力発電の羽がまた折れたというニュースが
飛び込んできた。

風速7~8メートルの風ぐらいで壊れる風車!
敦賀はしょっちゅう、風速20メートルの風が
吹くんだよ!

あまり強い風のときには、
風車を止めるって話だから
敦賀じゃ、止めてばかりになっちまう。

これだけ、事故が多発するってことは
そもそも不良品? 粗悪品? 

風車が回らなくなって、いまに会社も
まわらなくなったら、あとの面倒は
いったい誰がみるんだろ?

http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/05/28/4327601

東伊豆のCEF風車、また壊れる

    

本日(5月28日)夕方16時半頃、
伊豆熱川の天目地区にある
「伊豆熱川ウィンドファーム」(CEF)の8号機が
風でへし折れたという情報が入ってきました。

ここは2008年1月に試験運転を始めた直後の4月に
2基の風車のブレードが根本から折れて落下するという
事故を起こし、その後しばらく修理と点検のために
止まっていたのですが、運転再開後は
付近住民が次々に頭痛や不眠、ペットの異常行動などなどの
ひどい健康被害を訴え、伊豆半島の中でも
目下いちばん悲惨な被害地区になっています。

今日の東伊豆の天気を見ると、午後の風速は7~8mで、
強い風とはいえ、日常的にいくらでも吹く程度の風です。
突発的に強い風が吹いたか、ブレードの上と下で違う方向に
吹いたなどが考えられますが、いずれにせよ、
この程度の風で、あるいはこれほどの頻度で
羽根が折れていたのでは使い物になりません。
一部情報では、ブレードが不良品の山で、
設計強度をえていないらしいということです。

なにからなにまでひどすぎる話。
もういい加減諦めたらどうですかね>CEF。

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敦賀・今庄ウインドファーム・環境影響評価書(案)に対する意見書

2009-05-21 | 風力発電

2009年5月21日(木曜日)
今日は先日(15日)に提出した風力発電建設の
環境影響評価書(案)に対する意見書を
全文アップします。

って、な~んにもブログに書くことないんやろ?

いえいえ、書きたいことは山ほどあるんですが
どれを選ぼうやら、わたしは悩める子羊ちゃん・・・

インフルエンザ・・・
森田千葉県知事の剣道2段は自称だった・・・
裁判員制度・・・
よくない体調のこと・・・
風力発電・16日のシンポのこと・・・
環境保全対策特別委員会のこと・・・エトセトラ・・・

そうそう、朝日新聞のアスパラクラブで
見つけた朝日・大学パートナーズシンポジウムのことも・・・

https://aspara.asahi.com/top/portal/?comId=1
6月20日(土)に龍谷大学で開かれる、
このジンポジウムにアスパラクラブ会員100人を
特別にご招待いたします。ふるってご応募ください。
ってんで、さっそく応募しましたよ・・・

介護現場のいま
 Who Cares? 誰が私たちの面倒を見るの
ということで、国際化を視野に
介護の将来を考えるシンポだそうです。

基調講演はもちろん上野千鶴子さん
「介護労働者は本当に足りないのか?
       グローバリゼーションとケア」

どうか当たりますように・・・

さて、ここからが、意見書です。
今回はとてもやさしく、おだやかに意見を
書きました・・・(わたし本来の性格そのままに)

***************************

環境影響評価書(案)によれば、何も問題はなく、
つつがなく事業をすすめていきますと
いうふうに、読み取れます。
これまで計画・建設されてきた実績に基づいての
貴社の自信なのでしょう。
しかしながら、貴社が建設・稼働している各地域での
住民の方々からの被害や反対運動を聴くにつけ、
なんの対応もされていないことが不可解でなりません。

我が国における風力発電の先駆的役割を果たしていると
自負なさっておられる企業として、あるべき姿とは
到底思えないというのが正直な感想です。

一番近い民家からは1キロメートル以上離れているから、
騒音の調査はする必要がないとのことですが、
現実に1.5キロメートル以上、離れた場所での
騒音や低周波による被害を訴える地区住民に対し、
言いがかりをつけるほうがおかしいというような
貴社の反論は、傲慢と言っても過言ではありません。

 また、保坂展人議員による質問主意書によれば
本来、環境影響評価書に基づいておこなわれるべき
地元説明会を開催せず、建設予定地周辺住民への周知さえ
欠いたまま、環境影響評価書(案)の縦覧前に首長の事業への
同意印を取り付けて補助金交付申請をすることは
不適切と思うが、いかに考えるか(CEF、電源開発等)。
とありますが、今回の縦覧、そして意見書等を踏まえた上での
環境影響評価書の作成、および地元住民への
説明会の開催については、
計画フォロー図には記載されていません。
フォロー図によれば2009年5月末にNEDOに
申請されるようですが、敦賀市環境審議会の答申や
敦賀市の意見、あるいは市民の意見は、いつどのように
環境影響評価書に反映されるのでしょうか。
少なくとも環境審議会の答申が出るまでは、
環境影響評価書の作成はできないはずです。

加えて、建設予定地の70%を占める保安林の
解除については、全地権者の同意が必要ですが、
すでに全地権者の同意は得られているのでしょうか。
地区内の区長など代表者のみの同意書では申請が不可能です。

耐震の基準値改定により、耐震に対する対応がより厳しく
なりましたが、風車の耐震に対する判断があいまいです。
断層が走る地形である以上、より明確な風車の耐震の
数値や構造を記載してください。

生態系に対する調査結果と環境保全措置、評価は
専門家の意見を聴いたとは思えない記載です。
敦賀市環境審議会でも専門家の意見を聴いて再度、
審議を行うことになっています。
方法書への意見で述べたことが全く反映されていない
ことにほかなりません。
自然保護協会や日本野鳥の会などの専門家を
ご紹介しますので、ぜひ専門家の意見を聴いた上で、
環境影響評価書を作成しその評価書を公開するよう
強く要望します。
(ご連絡いただければすぐに専門家を手配できます。)

風車の耐用年数は17年と聞いていますが、
敦賀新港に野積みされている風車はすでに
1年近くも放置されたままです。
あの風車はどこの計画地で使用されるものなのでしょうか。
いますぐ羽を取り付けたところで、風車が産業廃棄物に
なるまでには16年しかありません。
耐用年数が過ぎた風車は建て替えるのでしょうか。
そのさいの撤去やごみ処理の費用、
立て替えるための経費は、どのぐらいかかるのでしょうか。
補助金はないので貴社が負担することになりますが、
(いらぬお世話かもしれませんが)採算はとれますか。

最近のニュースで、白馬と白滝山のウインドファームを
キンデンが100%買収したというのがありました。
貴社が進めている計画では各予定地に1000万円の
出資金(100%CEF社)で子会社を設立、
すべての事業を地元子会社が行うとなっています。
なぜ子会社を手放すのかが、理解できません。
明確な説明をお聞かせください。

今回の敦賀・今庄ウインドファームを建設しようとしている
鉢伏山近辺は深坂古道・木の芽古道・北国街道などの
遺跡や文化財が数多く分布する地域です。
文化財保護・景観の立場からすれば、
風車が立ち並ぶ景観はまったく合致しませんので、
計画は断念してください。

また林道を利用するので、作業・運搬用道路のための
山肌の掘削等は軽減されるとのことですが、
さきの環境審議会では季節の林道はごくわずかで
道路をつけるほうが多いことも判明しました。
貴社にとってデメリットとなりかねない環境影響評価は
記載していないということにほかなりません。
つまり今回の環境影響評価書は貴社のメリットのみが強調され、
デメリットの部分については口をつぐんでいるということです。
補助金申請のための体裁を整えるためだけの
書類としての環境影響評価書、
風力発電建設推進のための方便、
アリバイ作りのための環境影響評価書だということです。

このような環境影響評価書は信頼に値しません。
早急に計画を断念し、福井県の風力発電建設は
諦めていただくほかはありません。

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福島県の風力発電建設に対して自然保護協会が要望書提出のニュース

2009-05-13 | 風力発電

2009年5月13日(水曜日)
今日は少し肌寒い。
ストーブも電気式毛布もまだわたしには
必需品・・・
寒いと、肩こりがいっそうひどくなります。

縮こまってる血管が
怒りでふくれあがるんじゃないかと思ったニュースです。

CEFが福島県で計画・建設中の風力発電がらみです。

福島県の自然保護協会が風力発電建設に対して
要望書を県に提出・・・
しかしその対応はひどいもんだった・・・という
ニュースです。

都道府県てのは、どこもかしこもほんと
情けない対応しかしないもんだと
あらためて痛感。

県民のことなど、まったく無視!
県民を守ろうなんて気はまったくないも同然。

国を挙げて地球レベルでの環境保護に
取り組んでるはずなのに、
風力発電事業は経産省だから環境のことで
要望されてもし~らないっと・・・
と縦割り行政をいいことに、しらばっくれるなんて
ほんと、情けない・・・

まっ、もとをただせば、
CO2削減などと言うお題目のために
はじまった風力発電事業の推進、
しかもNEDOなどという、天下り独立行政法人が
経産省からの補助金をばらまくという構図なんだから
お国が一番悪い!

これだけ全国各地で問題が続出している風力発電なのに
事後評価もなにもないまま、次から次へと
提出される事業計画にたいし、
ホイホイといとも簡単に補助金を出し続けるのは
なぜなんだろ?

しかも詐欺まがいの手続きで申請している業者を
野放しにしているのも解せない・・・

いちばんおいしい思いをしているのは
いったい誰なんだ?

CEFってひょっとして自転車操業?
とにかく新しく事業をどんどん計画・建設していかないと
会社がなりたたないんじゃないのかな?
などと、余計なお世話と言われそうなことまで
深読みしてしまったわたしです。

http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090513ddlk07040133000c.html

県自然保護協:風力発電に伴う健康被害対策を
          --県に要望書 /福島
 
県自然保護協会(星一彰会長)は12日、
大型風力発電に伴う健康被害などの対策を求める
要望書を県に提出した。
県環境評価景観室は「環境影響評価はできるが、
風力発電所の管理者は経済産業省なので
事業者の指導は難しい」としている。

同協会によると、風力発電の風車が発する低周波音による
耳鳴りや吐き気、血圧上昇などの周辺住民の
健康被害(通称風車病)が、愛知県田原市や
静岡県東伊豆町などで問題になっている。
県内では現在、田村市といわき市、田村市と川内村に
またがる計2カ所で風力発電所が着工しており、
楢葉町など3カ所で計画中だという。

要望書では、
▽健康被害が起きない根拠が示されるまで計画の中断や
中止を事業者に指導
▽風車の低周波音による健康被害の調査や法整備を政府へ要請
▽健康被害者の医療や住宅保障などの体制整備--
などを求めている。【毎日新聞・松本惇】

福島民友5月13日

「風力発電事業への対策充実県に要望」県自然保護協会

県自然保護協会(星一影会長)は12日、
県に「大型風力発電事業に伴う健康被害や
自然破壊への対策の充実」を要望した。
同協会によると、県外の風力発電実施地域の中には、
風車から出る低周波が原因とみられる不眠などの
健康被害が報告されているという。
同協会は、県内で着工中の二カ所、建設予定の
三カ所の風力発電施設周辺には民家があることから、
県に対し、国に低周波被害の実態調査を働きかけることと、
健康被害の恐れがなくなるまでの
建設計画中止の指導などを求めた。
----------------------------------------------------
福島民報5月13日

「県に風力発電事業の対策要望」県自然保護協会

県自然保護協会は12日、大型風力発電事業に伴う
健康被害や自然破壊の対策を求める要望書を県にだした。
要望は風車が発する低周波音による住民の健康被害が
全国で問題になっていると指摘。
健康被害が予想される区域での建設計画や
工事の中断をするよう事業所への指導などを求めた。
同協会の星一影会長、事業計画がある川内村の有志らが
県庁を訪れた。
県は「事業者に計画などの中断や中止を求めることは困難」
との見解を示した。
----------------------------------------------------

コメント
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敦賀市環境審議会でのじたばたCEF社 でも油断は禁物

2009-05-09 | 風力発電

2009年5月9日(土曜日)
昨日の環境審議会の報告です。

まずはCEF側の説明からはじまりました。
貴様、何様? 
ちゃんと名乗ってから説明に入れよ!
と、のっけから毒づくわたし・・・
(ついつい育ちがいいもんですから、ホホホ・・・)

のっけから、風力発電を12基建設すれば
杉の木260万本分に相当するCO2を削減できる
地元に貢献できる
子どもたちの学習の場に利用できる
などなどおいしい話がずらりと並ぶ・・・

説明の大半は、ビデオによる
いかにわが社(CEF)のドイツ製クレーンが
素晴らしい働きをするのか、
日本に1台しかなく、他社にも貸し出すほどなんだそうな
誰もそんな話、聞きに来てんじゃねぇよ・・・
(またまた、地金が・・・)

環境影響評価書案の説明だって、おざなりもいいとこ。

こんな胡散臭い説明でよくも全国の津々浦々の
町や村が受け入れたもんだわ・・・

さて、説明の後、質疑応答になったのですが
とある委員のかたから、もうすでに
建設が決まってるかのごとく
地元への工事などの受注がどのくらいあるのか、
はたまた、敦賀市に対しては
ちゃんと事業者に地元での受注をするように
申し入れているのかなどと、
傍聴の市民の失笑を買う質問がとびだしました・・・

市の部長は、おごかそかに
まだ、敦賀市は白紙状態ですと一言。

傍聴席からはあの人ほんとに環境審議会委員?
恥ずかしいわ~との声まで上がる始末。
敦賀市の意見をまとめるために、今日の審議会が
開かれてんでしょうが!

それでもって、こういう人に限り、
実に数えきれないぐらいの市の各種審議会や
協議会、委員会に大手を振って
委員でござい・・・といつまでも居座ってらっしゃる。
後進に道を譲れよ!
(話がずれてきましたね・・・)

そうそう、今回の傍聴には、議会からも
環境対策特別委員会の正副委員長はじめ事務局や
委員も参加しておりました。
さすが、敦賀市議会!

さて、環境への負荷を低減するために
極力、山肌などを削らないように既設の林道を
使うんだという説明にたいし、
委員の方から、建設予定の12基すべての場所に
林道がついているのかと質問が出れば、
何のことはない、林道があるのはごくわずか・・・
やっぱり、道路つけるんじゃないか!

風車は震度がどのくらいまでたえられるのか
と聞かれても、答えられない・・・
数年ごとに風車を塗り替えるさいの塗料は
何を使うのかにも答えられない・・・

担当者が答えられなくなるときまって
マイクを取り上げしゃべりだすご仁がきっと
CEFの社長なのだろう・・・

CEFの風力発電が建設され、いろんな被害が出ている
地域の方々に聞いていたとおりの
社長の受け答えに、ほんとだ! と感心してしまう。

審議会委員のみなさんもしっかり
事前に調べていらっしゃって
各地での低周波の被害のことや
バードストライクなどにも言及。

いちばん、相手をおびやかした質問は
これまで全国各地で建設してきたあとで、
判明した風力発電のネガティブなところはどこか・・・

これには、まさにしどろもどろの回答。

このあと、CEFには退席してもらい
審議会のメンバーだけによる討議がはじまりました。

CEFの対応に対し、かなり辛らつな意見が続出。
 おざなりな対応におどろいた
 胡散臭い会社だ
 こちらの質問にもまともに答えられない
 自然保護や野鳥の会など専門家の意見を聴く必要がある
 すぐに答申はできない
などなど、敦賀市の環境審議会は風力発電建設の問題に
かなりきびしい眼で審査をされています。

答申は専門家や市民のの意見聴取などを行ったあと
再度、審議会を開催して決定することになりました。

よかった、よかった・・・

しかし、気をつけていないと
CEFは5月中に、NEDOへ補助金の申請をするつもりでいます。

やはり環境影響評価書案の「案」をはずしただけの
評価書で申請してたんでしょうね・・・これまでは・・・

敦賀市は市や市民からの意見を反映した
正式な環境影響評価書を提出するように、
ぜひともCEFに注文をつけてほしいもんです。

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エコ・アレルギーのアレルゲンは風力発電

2009-05-07 | 風力発電

2009年5月7日(木曜日)
ETCだと、1000円! がきいたのか、
車でお出かけする人が多くなっている。
さも、いいことそうに、宣伝してるけど
なんだかなぁ・・・と、思ってしまう今日この頃。

CO2削減をお国をあげて、推奨してるはずなのに、
排気ガスまきちらして、
走れ! 走れ! コータローでいいのかなぁ?

エコポイントだって、なんだかなぁ・・・
新しい省エネの電化製品買うと、ポイントが
たまるんだって?

じゃあ、いままでの電化製品はぜんぶ、
廃棄物になっちゃうのに・・・

ゴミを減らしましょう
リサイクルしましょう
ってのも、結局はお題目だけなんですかねぇ・・・

ETCにしろ、エコポイントにしろ
甘くておいしい蜜の味をこっそり堪能できる方々が
アッ、ソレ! アッ、ホレ!
と、笛吹き、鉦・太鼓を打ち鳴らし、
踊らんやソン! ソン! と掛け声も勇ましく
善良な小市民を踊らせているのである。

いまや、世界中あげて、エコで金もうけ。

テレビCM見てるときまって、木が何本分だとかが出てくる。

エコ・エコ・エコの嵐がこれでもか! ちゅうぐらい
画面から押し寄せてくるのをみてるだけで、
わたしは気分がわるくなるのである。

ひょっとして、わたしの身体は
エコ・アレルギー?

とくに風力発電なんか
何百本も木を切り倒して建設しておきながら、
何百本もの木に相当する効果があるなんて、
矛盾もはなはだしい記事やCMには
過剰に反応してしまうのである。

さて、あしたはそのアレルゲンのひとつである
「CEF敦賀・今庄ウインドファーム事業」について
敦賀市環境審議会が開催されます。

CEFから、営業マンが出張ってきて
説明するんだろうか?

審議会委員じゃないので、
質問や発言させてもらえんだろうな・・・

敦賀市環境審議会
 5月8日 19:00~
敦賀市東郷コミュニティーセンター(東郷公民館)

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