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はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

自然エネルギーと社会的合意シンポジウム~「風車と鳥」問題のコンセンサスに向けた公開討議~のお知らせ 

2009-04-28 | 風力発電

2009年4月28日(火曜日)
ない頭をふりしぼって、
いろいろ試行錯誤してみたけれど、
ちっともいうことを聞いてくれないパソコン・ミルク・・・

ひらめいた!!!
パソコン・リトルがあるじゃないか!

そっちの「はるみのちょっとTea-time」の
編集画面・記事一覧から、手直しすればいいんだ!

ハ・ハ・ハ・・・
これで解決だぁ!

さて、今日発売(大都市では月曜日)の週刊現代に
森田知事の記事がデ~ンと2つも載ってました。

前段は、「森田健作氏を告発する会」のお話。
スクープ! と銘打って週刊現代が
つかんだ新事実! の内容が続きます。

新興宗教団体「幸福の科学」が森田知事を
選挙で全面バックアップしたとか、
すでに、教団に入信していた・・・とか。
教団側は教団のおかげで選挙に大勝したとか
いってるらしい・・・

知事と教団、
どちらも利益と利権が一致したんでしょう。

お次の記事は、パチンコ台のキャラクターに
知事が登場するというもの。

「教育日本一」「道徳教育に推進」「生活指導の強化」を
声高にさけぶ森田知事がパチンコを推奨?

パチンコの資金調達による多重債務や
あいつぐパチンコ店・駐車場の車内での
子どもの放置による事故など、社会的な問題も
いっぱい起きているというのに、
自分のキャラクターを台に貼りつける?

ま、個人の宗教の自由、個人の趣味の範囲ならば
新興宗教に入信しようと、パチンコをうとうと
勝手といやぁ、勝手でしょうが、
かりにも千葉県知事!

フ~ン・・・
次から次へと、出てくるもんですねぇ~・・・
千葉県民のみなさんにしたら、
腹立たしいことこの上ないでしょう。

ここからは風力発電関連のお知らせです。

「風車か鳥か」といった素朴な対立図式からの脱却?
推進してる側と反対する側とが
話し合い、議論しておたがいに歩み寄ろう! 
ってこと?

「落とし所を見つける」というやり方は
はっきり言って、大嫌い!!!
結局、弱い立場の住民側とかが泣き寝入りに
なるのが落ち・・・

議員でも、行政と住民の間に入りお得意の
「落とし所」を使って暗躍されている方を
よくお見かけするけれど、
わたしには、ぜったいできない・・・

私って世渡りが下手なんですわ、
生まれつき・・・
ま、わたしのことなんかどうでもいいんですが、
そんな「落とし所」を見つけるための
シンポジュームが開催されるというお知らせです。

http://www.eic.or.jp/event/?act=view&serial=18141&category=

自然エネルギーと社会的合意シンポジウム 
~「風車と鳥」問題のコンセンサスに向けた公開討議~

■開催概要
日時:2009年5月16日(土)
   13:00 - 16:30 (12:30より受付)
主催:環境エネルギー政策研究所(ISEP)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター 
   センター棟 417号室 (東京、参宮橋)
定員:300名(事前予約制)
会費:無料
後援:環境省、経済産業省、東京都、
   風力発電事業者懇話会、日本風力発電協会、
   日本野鳥の会、WWFジャパン、
   グリーンピース・ジャパン(いづれも予定)

■開催趣旨
加速化する地球温暖化への対策として、
CO2排出のない風力発電が世界中で
急速に導入されています。
すでに世界全体で1億2500万kWを超える風力発電所が存在し、
今後も拡大していくと考えられます。
こうしたなか、普及が滞っていた国内でも、
導入は進んでいくと考えられます。

一方、風力発電施設と自然環境や景観の保全との
利害が対立する場合もあります。
特に、希少鳥類などへの影響については、
合意形成が困難な状況にあります。
これに対して行政機関等での検討も行われていますが、
未だに充分な合意や解決のための制度整備に
至っているとは言い難い状況です。

問題は、具体的な方策を見いだすことであり、
「風車か鳥か」といった素朴な対立図式から脱却することです。

今回のシンポジウムでは、自然エネルギー開発側、
鳥類保全の立場の研究者やNGO、
気候変動および持続可能なエネルギー研究者・NGOなどの
関係当事者で積み重ねてきた討議と、その結果である
「鳥類の保全と風力発電に関するコンセンサスに向けた提言」
(風鳥コンセンサス文書)をベースに意見交換を行い、
風力発電と自然保護を巡る問題への
解決の糸口を探ることを目的とします。


■プログラム
12:30 開場

13:00 開会挨拶および問題フレームの提示
    飯田哲也(環境エネルギー政策研究所 所長)
13:20 「鳥類の保全と風力発電に関するコンセンサスに
      向けた提言」の説明
    丸山康司(東京大学教養学部)

13:40 討議1
  1、「リスク認識」を巡って
   「風車と鳥類」を取り巻くさまざまなリスクを巡って、
   さまざまな関係当事者が認識しているリスクの構造や
   大きさなどを提示し、意見交換を行う。
 
  2、「共通認識」を巡って
   「風車と鳥類」を取り巻く問題群のなかで、
   さまざまな関係当事者がどのような共通認識を
      共有すべきか、意見交換を行う。

15:00 休憩

15:15 討議2
  3、解決に向けたアプローチ論
   リスク認識と共通認識の共有を前提として、
   解決に向けてどのような社会的・技術的な
   アプローチがあるかを探る。
 
  4、なお残る課題の整理
   なお合意できない課題、あるいはデータや知見の不足など、
   一定の「コンセンサス」の先に残る課題を整理し、
   次のステップを探る。

16:20 閉会挨拶
    飯田哲也(環境エネルギー政策研究所 所長)

16:30 閉会

* 討議内容の詳細・更新情報等については
 当研究所のHPにて随時更新いたします。
http://www.isep.or.jp/


■登壇者
 ・飯田 哲也 (環境エネルギー政策研究所 所長)
 ・丸山 康司 (東京大学教養学部)
 ・古南 幸弘 (日本野鳥の会 自然保護室)
 ・橋川 小幸里(エコ・パワー株式会社)
 ・谷口 信雄 (東京都環境局再生可能エネルギー担当)
 ・鈴木 亨   (北海道グリーンファンド)
 ・白木 彩子 (東京農業大学生物産業学部)


■お申し込み・お問い合わせ
テーマに関心のある方ならどなたでもご参加いただけます。
タイトルを【5月16日シンポジウム】とし、
以下の内容を事務局(sympo2009@isep.or.jp)までご連絡ください。
------------------------------
・お名前
・ご所属
・連絡先(e-mail等)
-------------------------------

事務局:環境エネルギー政策研究所  仁平
E-mail :sympo2009@isep.or.jp
TEL:03-5318-3331 / FAX:03-3319-0330

*事前申し込みをお願いします(定員 300名)。


■会場
  国立オリンピック記念青少年総合センター
  センター棟 417号室
  〒151-0052東京都渋谷区代々木神園町3-1
小田急「参宮橋駅」より徒歩7分
  http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html
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最近の風力発電関連ニュースから

2009-04-20 | 風力発電

2009年4月20日(月曜日)
突風がほこりを舞いあげ、唸り声をあげるたびに
古い我が家も悲鳴をあげて、ユサユサと揺れ動く。

まるで震度3の地震? と思うぐらいの横揺れが
1日中続いている。

敦賀は風の強いところだ。
しかもころころと風向きが変わる。
台風の時には、西の返しに気をつけろという。

家を揺り動かすぐらいだから、
その風の一瞬のエネルギーはものすごい。

しかし風力発電はこの突風にめっぽう弱いのだ。
風まかせ、風頼みのくせに・・・

自然の力を利用する風力発電は、
国やマスコミがこぞって持ち上げ、
いまやエコ社会の輝けるスター級のおもてなしだ。
エコやCO2削減、何万所帯の電力を賄うといった
美辞麗句にまじめな住民はコロッと
だまされる。

ある人と風力発電について話したとき、
原子力反対、火力反対、風力反対って
あんた! じゃあ日本の電力、なんでまかなうの!
反対するなら、対案をだしてみなさいよ!
と言わんばかりの剣幕でまくしたてられてしまった。

日本は風力じゃ世界から遅れてるんだよ!
はやく世界に追いつけ追い越せ!でしょ・・・ 
などと言われた日にゃ、おいおい! 
競争してどないすんねん・・・と思ってしまった。

国土の面積も気候風土や自然環境も人口密度も
お国の姿かたちは、みなちがう。
それをキロワット数や風車の数で競うこと自体
おかしいって、思わんのかい!

たぶん、思わんのでしょうねぇ・・・

国が補助金まで出して推進しとるんやで。
あんたは、動物やら鳥やら植物のほうが
人様より、大事なんや・・・
フ~ン・・・ヘ~・・・
わたしらの生活がうるおって、
CO2まで、削減できるちゅうのにな~
それでよう、市会議員しとるな・・・

あのね、動植物に影響があるってことは、
ひとさまにも、影響するってことですよ。

風力発電、動かしたかて、原子力も火力もいままでどおり、
出力を減らせないんですよ。

あ~、疲れてしまった・・・わたしです。
クリーンなエネルギー・風力発電といいながら
そのじつ、おいしいお話に群がる
あやしい人たちの経済活動を推進・援助
してるのとおんなじだ!

ひとまかせ、風まかせにしてると
とんでもない痛い目にあいますよ・・・

さて、風力発電のニュースをいくつか紹介します。

石川県輪島市に建設予定のニュースが
北海道新聞に載ってました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090415-00000044-fsi-bus_all
風力発電プロジェクト中止
(4月16日フジサンケイ ビジネスアイ)

四国電力は15日、昨年2月に選定した
風力発電プロジェクトの実施事業者から、
事業中止の申し出を受けたと発表した。
有限責任中間法人「いよ市民風力発電」が
出力2万キロワットの風力発電施設を愛媛県宇和島市に建設し、
四国電力に売電する予定だったが、費用面の問題から、
実施が不可能になったという。
2万キロワットの空き容量が発生するが、追加募集で対応する。

http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090416ddlk46040500000c.html

奄美大島風力発電:12月稼働へ 
最大年間出力550万キロワット /鹿児島
 
奄美市が出資する第三セクター「奄美大島風力発電」が
建設をする風力発電プラントの安全祈願祭がこのほど、
建設地のゴルフ場であった。
奄美群島で最大の風力発電施設で、
12月にも発電を始める予定という。

建設するのは、高さ106メートルで、
直径82メートルの風車1基。
風力25メートル以下で発電し、出力は1990キロワット。
年間550万キロワットの1400世帯分の電力を発電し、
九州電力に売電する計画。
総事業費は6億3700万円。

風力発電建設とともに同市では新エネルギーに対する
啓発を進める方針で、平田隆義市長は
「クリーンエネルギーの島内での確保が実現できる。
奄美が世界自然遺産登録を目指す上で、
風力発電の効果は大きい」と話す。【毎日新聞・神田和明】


http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/159304.html

市民風力発電、石川県で大規模発電所の建設に着手 (04/16 08:10)
 
市民出資型の風力発電事業を手掛ける
市民風力発電(札幌)が、石川県輪島市で
大規模風力発電所(ウインドファーム)の建設を始めた。
風車十基で構成し、総出力は計二万キロワット。
市民出資型のウインドファームは全国初といい、
来年三月の稼働を目指す。

風力発電所は「輪島門前コミュニティウインドファーム」で、
地元の有志からの要望に応えて同市門前町に
高さ約百メートルのドイツ製風車(定格出力二千キロワット)を十基設ける。

同社子会社で特別目的会社(SPC)の
能登コミュニティウインドパワー(札幌)が事業主体となり、
北陸電力に売電する計画。
発電量は一般家庭一万一千-一万二千軒分の
年間消費量に相当するという。

総事業費は約四十八億円。
このうち約三十億円は東京の信託会社がファンドを設立し、
市民から出資を募る。
残りの約十八億円は経済産業省の補助金や自己資金を充てる。
利益が出ればファンドを通じて出資者に配当する仕組みだ。

市民風力発電はNPO法人の北海道グリーンファンド(札幌)が
母体となり、二〇〇一年に設立された
北海道市民風力発電が前身。
同年稼働の「はまかぜちゃん」(宗谷管内浜頓別町)をはじめ、
道内や東北、関東の五道県にある十一基を運営支援している。

これまでは一基ずつの設置だったが、
ウインドファーム建設で、事業規模は二倍になる。
鈴木亨社長は「多くの人に出資してもらい、
風力の利用促進につなげたい」と話している。


http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090415t21010.htm

全国2位の風力発電出力 企業誘致の追い風に 青森県
 
風力発電設備が数多く立地する青森県六ケ所村の二又地区
 
青森県が、東北一の風力発電出力を武器に企業誘致に乗り出した。
地球温暖化対策で二酸化炭素(CO2)の排出抑制が
企業にとって大きな課題となる中、
発電時にCO2を出さない風力から受電するメリットを説き、
誘致に結び付けようという狙い。
県は「青森ならではの優位性を訴え、
企業を引き付けたい」と意気込んでいる。

企業がCO2の排出量を抑える方策としては、
省エネのほかにグリーン電力証書=?=の購入などがあり、
国が温暖化対策として普及を促している。
ただ、証書を購入しても電気料金は別にかかることから、
企業にとってコストは増加する。

青森県は、このコスト増に着目した。
風力発電設備の多い県内に進出して直接受電すれば、
CO2ゼロのエネルギーだから電気料金だけで済む―とPRし、
誘致に際して呼び水の一つにしたい考えだ。

県は本年度、電力の消費量が多い業種の絞り込みなど
基礎調査を行ってビジネスプランを策定し、
来年度以降、企業にアプローチする。

青森県や新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によると、
各都道府県の風力発電導入状況は表の通り。
青森県は東北で1位、全国でも北海道に次ぐ出力を誇る。

風車1基当たりの出力は、
一般家庭約500世帯分の年間消費電力に
相当する約1500キロワット。
青森県内で年間、8万世帯分以上を発電している計算となり、
十分に企業が必要な電力を賄うことができるという。

県エネルギー総合対策局は
「商工労働部が人件費や地代の安さ、
インフラ整備状況を売り込み、進出時の優遇策も提示しているが、
それはどの県もやっている。
青森が得意なエネルギー分野を活用して誘致を図り、
県内の雇用の確保につなげたい」と話している。
2009年04月15日水曜日


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/89230

風力発電 8事業者契約 08年度の九電 五島で国内最大も
2009年4月14日
九州電力(福岡市)は13日、
2008年度受け付け分の風力発電事業者を発表した。
風力発電会社「グリーンパワー」(東京)が
五島列島の宇久島(長崎県佐世保市宇久町)に計画している
国内最大の出力10万キロワットの発電所を
含め計八事業者(出力計約20万6000キロワット)と契約した。

募集枠別では、九州域内の「一般枠」が7事業者の8プロジェクト。
原子力発電所が立地する地域を対象と定めている「地域枠」が
1事業者の1プロジェクト。
いずれも2010年ごろから順次着工し、
11年3月‐13年3月に運転開始する。

このうち、グリーンパワーが同業の日本風力開発(東京)と
計画している発電所は、東京電力グループの
新出雲風力発電所(島根県出雲市、出力7万8000キロワット)を
上回り国内最大になる。
現地に運営会社を設立し、10年度中に着工する。
事業費は250億円超。

地域枠のワットは、鹿児島県薩摩川内市内の電設会社の経営者らが
06年3月に設立した風力発電会社。
同市内の柳山を中心に約80億円かけて発電設備を建設する。

九電は、事業者の採算を考慮して08年度分から
電力購入単価を1キロワット時当たり9円50銭以下から
11円以下に引き上げたほか、
契約期間を15年間から17年間に延ばした。
今回の契約で九電の風力発電の供給力は65万キロワットに拡大し、
今後2‐3年で100万キロワットまで拡大する計画。
しかし、風力発電は風力や天候に出力が左右されるため、
九電全体の供給力1941万キロワット(08年度実績)の
計算に入っていない。
=2009/04/14付 西日本新聞朝刊=

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ダーティ・ウインドファーム暗タッチャブル

2009-04-08 | 風力発電

2009年4月8日(水曜日)
先日、風力発電のアラートに入ってきたニュースによれば
キンデンが、CEFの子会社だった、
CEF白馬ウインドファーム(株)と
CEF白滝山ウインドファーム(株)の2社の株を
100%取得し、キンデンの子会社化したとのことです。

キンデンは、風力発電設備工事を施工する会社、
今後の事業展開を勘案し、株式を取得したと
ありますが、正直、どういうこっちゃねん
はてな のわたしです。

なんでキンデンが買収せなあかんのか?
これからは、CEFやのおて、キンデンがなにもかも
取り仕切って、建設から運営から営業までするってこと?

さて、全国各地で問題になってる風力発電・・・
参考にさせていただいているホームページや
ブログを掲載しました。

風車問題を考える住民の会(東伊豆町)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~yunami/index.html

伊豆熱川(天目地区)風力発電連絡会議
http://blogs.yahoo.co.jp/izuatagawa2007

南豆の和(南伊豆町)
http://nanzumn.web.fc2.com/

風力発電・産廃「お勝手口」(豊橋市)
http://plaza.rakuten.co.jp/sugihana/

CEF南あわじウインドファームについて
http://hatosyogyo.web.infoseek.co.jp/public_html/cgi-bin/gotui/wind2/wind2.cgi

あの雲の 彼方へ(山口県白滝山ウインドファーム)
http://nagm12002.exblog.jp/
http://nagm12002.exblog.jp/8054697/
(再考・風力発電建設ダイジェスト版)

タヌパックスタジオ本館
(たくきよしみつさんのホームページとブログ)
http://takuki.com/index.htm
http://no-windfarm.net/(福島県大津辺山・黒佛木山)
(日本に巨大風車はいらない)

たくきさんのとてもわかりやすい風力発電の記事です。

そうだ! そうだ! そのとおり! と
ここは読んでほしい・・・というところを
はるみが勝手に太字にしました。

http://takuki.com/dsk/005.htm
『日本の風力発電がダーティな発電であるという意味』

風力発電のPRでよく、
「発電能力○○kw。これは○○市全世帯が使う電力の
○%に相当」といった表現にぶつかる。
うっかりすると騙されてしまうが、
よく考えてみるとおかしいことに気づく。

風力発電は人間の意思で発電量を
コントロールできるものではない。
いつ発電できるか予測がつかない上に、
風が吹かなければ発電量はゼロ。
これが火力、水力、地熱などの発電方法との決定的な違いだ。
例えば、日本最大級2500kwの風車はすでに南あわじ市にある。
2500kw×15基で37500kwというふれこみだ。
川内村にそれ以上の規模(26基・65000kw)の
風力発電プラントを計画しているCEF社のものだ。
この「37500kw」は、一般家庭12000世帯が使う電力量であり、
12000世帯は、南あわじ市の全世帯の2/3に
相当するという説明がなされる。
 
しかし、この風力発電プラントで南あわじ市全世帯の
電力消費2/3を「まかなって」いるわけではない。
まず、風力発電は無風なら発電量ゼロである。
2500kwというのは、この風車が設計された
最適風速13mのときの出力であり、これが例えば
風速8mになると、出力はたちまち1/4以下の600kwになる。
この計算でいくと、2500kwという最高出力に対しての
年間発電量は約28%にまで下がる。
これは机上の計算ではなく、実績値だという
(CEF社自身が質疑応答などで答えている数値)。
 
次に、これは24時間稼働していて発電する量であり、
電力消費量が減る夜間8時間を引けば、
実効性のある発電量は20%以下だ。
電気が余っている(いらない)時間帯にいくら発電しても、
そんな電気は意味がないどころか迷惑なのだ。
となると、12000世帯分の電力というのは、
2280世帯分にまで落ちてしまう。
では、2280世帯ならまかなえるのかといえば、そうではない。
なぜなら風力発電は風が吹いていないときは
発電量ゼロなのだから、その時間帯をカバーする
電力は必ず必要になるからだ。
今、風が吹いていないから電力を供給できませんといって
テレビが消えたり、ネットが途切れたり、
手術中の患者を放り出すわけにはいかない。
となると、予測不能に突然訪れる電力供給量ゼロの時間帯を
カバーする電源が他に常時稼働していなければならない
わけだから、風力発電があってもなくても
関係なくなってしまう。
 
つまり、南あわじ市の風力発電プラントは、
年間の出力合計がいくらであっても、「○世帯分の電力」を
まかなっていることにならない。
今まで通り、他の発電施設が動き続けている。

風まかせで発電したりしなかったりする、
その気まぐれな電力を買う義務を法的に負わされた
電力会社としては、仕方なく買うが、
その電気はもともと別の手段(火力や原子力、水力)で
発電していた電気と「まぜて」使うことになる。
風力発電所が発電しているときはその電気を100%使って、
その分、大型火力や原子力をこまめに止めたり出力を落とす
ということは無理なので、他の発電施設の稼働時間や
消費しているエネルギーが大きく減るわけではない。
 
原子力はもともと臨界状態になったら出力調整は
極力したくないシステム
(出力調整棒の抜き差しは危険だから)。
普通は一回発電状態になったら、次の定期点検で
炉を止めるまではフル稼働で動き続ける。
火力も、大規模発電所ほどこまめに出力調整することは難しい。
「何月何日の何時から何時までは風力から○○kw来ます」
と分かっていれば、その時間をスケジュールに入れて
出力を落とすこともできるだろうが、そうはいかない。
まさに風次第なのだから、発電能力がいちばん余っている
深夜の時間帯に風力発電から大量の電気を
買わなければならないという不条理が日常的に起きる。
 
深夜帯は、ただでさえ原発から生じる余剰電力を
消費するために揚水発電所などを稼働させている。
そこに追い打ちをかけるように気まぐれな風力発電所から
電気が送られてきても迷惑なだけだ。
 
このように、常に予想使用量を上回る電力を
準備していなければならない電力供給システム全体にとって、
いつなんどきどれくらいの電力が得られるのか
まったく予想が立たない風力発電は、
ただのお荷物でしかない。
みんなが寝静まっているときに突然予告なく不要な仕事を始め、
必要なときにはパタッと寝てしまう迷惑な助っ人。
その助っ人を「君は本当に偉いね」と言って特別扱いし、
正社員以上の時給を満額で支払っている……
そんな馬鹿な会社があるだろうか。
 
それなのに、PRする上で、風力発電からの買電量を
すべてカウントし、これだけ発電している、
全発電量の○%を風力でまかなっているというのは、
詭弁も甚だしい。
実際には、風力とは無関係に他の発電施設が
計画発電しているところに、風力発電からの
予測不能の電力が加わったり消えたりしているだけだ。
つまり、売電100%保証の風力発電プラントを
止めたところで誰も困らない
(むしろ余計な電気を買わなくていい電力会社は喜ぶ)。
「有効出力」という考え方では、発電量ゼロと同じではないか。
 
そんなことはないというのであれば、
電力会社に押し売り的売電をするのではなく、
発電した現地で自己消費すべきである。
自己消費している電力は、間違いなく
「そこで使われている電気」なのだから。
 
時間が関係なく、発電できたときだけ動かせばいい
機械があったとする。
そこに風力発電装置をつないで、発電できたときだけ
機械を動かすというのであれば意味がある。
なかなか想像しにくい図ではあるが、想定出力より
はるかに大きな揚水発電所を作り、揚水ポンプを
風力発電で動かし、送電は水力に変換してから
需要に合わせて行う、ということであれば、
理論的には可能だろう。
ただし、発電効率はガクンと下がる。
ただでさえ効率の悪い風力発電の電気をさらに減らして
水力に変換したところで使い物になるわけがない。
 
風力発電が生きる状況というのは、小規模な風車で
小規模に発電し、蓄電が低コストでできる環境だろう。
あるいは、小規模風力発電の電気を現地で使い切り、
足りない分を外から補うという図式なら正しい。
 
1年中一定の風が吹く広大な無人地帯があり、
多少の発電量の凸凹は国外も含めた周辺の発電施設と
密に結んだ「配電ネットによるクッション」で
飲み込めるという条件があれば、
ある程度風力発電向きの環境と言える。
ヨーロッパの風力発電はこれに近い。
 
あるいは、僻地で、電力会社が電線を引くのも
嫌がるような場所に
住む人が、自前の小規模風車と発電機、十分な蓄電設備を
持って電力を自給自足するというのなら、
それこそ理想的な風力発電生活かもしれない。
(この場合は太陽光発電のほうがずっと楽だろう。
あるいは併用するか……)
 
電力需要のピーク時とボトム時の差は、
大きければ大きいほど、柔軟に発電量を
コントロールできる施設を増やす必要がある。
その点では、貯水型水力はいちばんの優等生で、
原発は融通のきかない劣等生。
コントロール不能な風力は問題外である。
 
水力で調整できない幅が出てくると、
火力を調整するしかない。
火力は新型のものほど燃費がよく、
より少ない化石燃料で効率よく発電しているが、
巨大火力発電所は短時間に火を入れたり消したりは
できないから、出力調整しているときも、
かなりの燃料が燃やし続けられている。
 
出力調整において「問題外」である風力発電が
巨大化すれば、この事情はどんどん悪化する。
無風状態になり、風力からの供給電力がゼロに
なったときにカバーするために、スタンバイ状態に
しておく火力を増やさなければならず、
石油の利用効率が悪くなる。
 
また、電力需要が大きな大都市ほど、電力需要のピークと
ボトムの差は大きいから、計画発電ができなければ、
石油の無駄遣いも増えてしまう。
 
福島県は首都圏へ電力供給をしている基地だから、
そこに発電時間と発電量の予測がつかない
巨大風力発電所が組み込まれると、
石油の無駄遣いの規模は
それこそとんでもないことになる。

風力発電が化石エネルギーの代替になると
考えている人たちは、
この点をもう一度冷静に見つめてほしいのだ。
 
日本で巨大風車を導入するのは、国の命令でその電力を
電力会社が買い取らなければいけないという不条理な
ルールがあるから初めて商売になるのであって、
効率よくエネルギーを作り出していることにはならない。
補助金は、出力が1万キロワット以上だと補助率が
ぐんと上がるそうだ。
となれば、風力発電業者はより多額の補助金を得るため、
何が何でも大出力の大型風車を設置しようとする。
このように税金を無駄遣いして、本来必要でない、
扱いにくい、予測不能な激しい凸凹のあるエネルギーを
勝手に作っているのである。
 
買わなければいけない電力会社としては、
この風力発電という鬼っ子に、せめて企業イメージを
クリーンにするための役割を担わせようとする。
そこで「ベストミックスの思想」とか
「クリーンなエネルギーを開発しています」とPRする。
また、グリーン電力証書などという詐欺的商売を発明し、
企業に協賛金を求めて、その企業が
「クリーンエネルギーを使っていることにする」。
(実際には風力発電から出ている電気だけを分離して
遠隔の企業に送ることなど物理的に不可能なので、
方便としてそういうことにして、
高いお布施を取っているだけである。
金を出す企業も、自社のイメージアップのために、
方便であることを承知で広告料代わりに割高な金を払う。
これはエネルギー産業ではなく、「広告業」だ。)

最初の命題に戻ろう。
「電力の○%を風力発電でまかなっている」という
PRにおける「○%」や「○kw」という数字は、
風力発電施設から
「買い取った電力量の合計」にすぎない。
実際には、風力発電が発電している時間帯であっても、
それに合わせてリアルタイムで大型火力発電所を
止めたりはできない。
 
風力発電からの電気に合わせて火力発電所の
出力を落とした状態でも、またいつ風力からの
電気がゼロになるか分からないから、
火力側は常にスタンバイ状態になっている。
燃料を燃やしたまま発電機を切り離したり、
効率の悪い低出力運転を強いられる。
これはエネルギーのロス、
石油の無駄遣い以外のなにものでもない。
計画的に火力発電所を運転できれば石油を
効率よく使えるのに、風力発電から予測不能な電力が
送られてくることで、石油を燃やしているのに
発電はしない空運転状態にしたり、
燃費の悪いくすぶり運転状態を強制されるのだから。
 
10の石油を燃やして10の電力を発生させられる火力発電所を、
10の石油を使って5の電力に落とし、減った5の分を
風力が補ったところでなんの意味があるのか。
これがたとえ10の石油を9や8に減らせたとしたところで、
風力発電に費やす石油エネルギーの無駄遣いは
はるかにそれを上回る。
本来火力や水力だけで済んでいたところに無理矢理
風力発電という余計なエネルギーを割り込ませただけだ。
 
風力発電が本当に石油の代替となるのであれば、
風力発電所から発生した電力のおかげで火力発電所の
燃料消費が減ったというデータがなければならないが、
そういうものは見たことがない。
(火力発電所の「発電量」が減った、ではなく、
「燃料消費量が減った」というデータで
なければならないことに注意)
 
各発電所で作った電気を「混ぜて」使う以上、
どの発電施設から発電している電気が有効かと
定義することはできないし、意味もない。
資料の上で、風力発電が発電する電力量だけが便宜上、
あたかもすべて無駄なく使われているかのように
数値発表されているだけのことである。
 
こうした矛盾や問題に対して、
政府はまったくまともな回答をしていない。
百害あって一利なしの実体を隠して、あたかも石油の代替に
なるかのように騙して石油を無駄遣いする。
その金は税金から出されている。
この金で儲けているのは、天下り先を増やせる官僚や、
法律や税金という力強い後押しを得て、
やりたい放題やっている風力発電業者だ。
 
建てた風車がすでに各地で引き起こしている
低周波健康被害や自然破壊は、
一体なんのための代償なのか。
山間地や過疎地で、ささやかに、精一杯暮らしている
人たちの健康と生活基盤を奪い、
官僚たちが自分の余生を有り余る金で贅沢に過ごす。
そこに先兵隊である風力発電業者や巨大風力発電プラントを
仲介する商社が便乗して儲けようとする。
末端では、疲弊しきった過疎地の土建業者や商店主などが、
自分たちの健康が犠牲になり、子供たちが住めなくなる
土地になってしまうこともよく分からず、
とにかく一時的にお金が落ちてくることを求めて受け入れる。
──これほどダーティな商売があるだろうか。
 
地球温暖化を食い物にして、天下り先を増やしている
官僚や、それを利用して儲けている企業へ、
生活基盤を奪われる住民たちが税金を通じて
貢がなければならないとは、あまりにも悲しい。
 
うんざりだ。これ以上、詐欺と押し売りの手法で
石油を無駄遣いするのはやめていただきたい。

★参考 「欧州における風力発電の現状(東京電力サイト
「南あわじCEFウィンドファーム見学会」、
「風力発電の活用」

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敦賀・今庄ウインドファームの環境影響評価書を見てきました

2009-04-03 | 風力発電

2009年4月3日(金曜日)
風が冷たくて、金ヶ崎宮へお花見に行こうという
気にはなれない・・・
こういうときに、花冷えなどという風流なことばを
つかってブログを書ける頭脳がうらやましい。

午後から郵便局で振り込み送金を2件。
ゆう貯の通帳同士の振込だと手数料がかからないと
教えられ、さっそく試みる。
用紙に記入して振り込めば、525円らしいから
こりゃお得!

525円でしあわせ気分にひたれるわたしって
お安くできてるわ~
と、喜んだのもつかの間
残高3千円余りの通帳にびびりまくった。

たしか銀行の預金通帳の残高もこれぐらいのはず。
確定申告した分の還付金が戻ってくるのは
たしか4月中旬・・・
明日は、金沢へ行かなくっちゃならないというのに
ナ~ンタルチィヤァ~歌ってる場合か

ガックリ・・・しながらもしゃぁないわな~
とにかく、今日の最大のお仕事である
風力発電建設の環境影響評価書を閲覧するために
市役所へ向かう。

今回、市役所が気を利かせてくれて、
テーブルとイス付きで閲覧ができます。
しかし、相も変わらず、コピーも写真撮影も不可!

毎日通いに通っても、全文を読んで理解するのは
無理かも知れん!
重要な部分だけでもと、せっせと手書きで
コピーするしかない・・・

今日はとりあえず、ざっと目を通し、
最初の3ページを簡略化して書き写してきた・・・

その間に、数人の方々から体調を気遣っての
お声がかかる・・・ありがたきしあわせにござる!

2時間かけて、A4に3枚・・・か・・・
腕が抜けるように重くて、だるくて、
こりゃもうだめだわ・・・

閲覧期間は4月30日まで
場所は市役所4階、
エレベーターをおりて、左側におすすみください。
政策課フロアーの右手にテーブルとイス、
鎖に繋がれた環境影響評価書と意見書をいれる
ポストがさみしそうに、おかれております。

わたしで3人目・・・
どこに建設されるのかもわかる地図もはいっていたが
如何せん、A4では小さくてよく見えない。
今度はトレーシングペーパーでも持参して
写すしかないんだろうか・・・

ぜひ、多くのみなさんに足を運んでいただき
環境影響評価書を閲覧していただきたい!
日本野鳥の会の会員のかたもよろしく!
ついでに意見書もポストインしてね!

そうそう、風車の羽は敦賀港から国道8号線をとおり、
木ノ本で365号線にはいり、今庄へと運ばれる
ルートとのこと。

気になる生態系への影響に関しての
現状と予測、評価を書いておきます。
*赤字はわたしの突っ込み&独り言

☆哺乳類ではツキノワグマニホンカモシカを確認
 生息環境に与える影響は軽微(予測)
 騒音による生息環境の悪化について
 馴致(じゅんち・馴れること)等により影響は軽微
 騒音による餌資源の逃避・減少について
 騒音に対し馴致するから影響はない←断言できるんかい!
 繁殖・採餌に係わる移動経路の遮断・阻害について
 樹林の改変面積が小規模←どこがぁ!
 周辺には現存の植生が残るから影響はなし

☆鳥類は157種確認、そのうち重要な種は36種
 猛禽類13種、クマタカは5つがいの生息確認
 対象事業実施区域外で営巣地を2箇所確認
 渡り鳥は春に58種3,532例、秋に52種7,197例確認
 春には調査地域の上空を南西から北東方向、
 秋には北から南方向に飛翔する猛禽類を確認
 改変による生息環境の減少・喪失は影響がないか軽微
 騒音による生息環境の悪化は馴致で軽微
 騒音による餌資源の逃避・減少は影響なし
 繁殖・採餌に係わる移動経路の遮断・阻害および
 ブレード・タワー等への接近・接触について

 クマタカの生息域が区域外なので影響は軽微
 渡り鳥も影響は軽微
*既存事例では風力発電機を回避する報告があるんだそうな。
「セオドライトを用いた風力発電所設置前後の渡り鳥の
経路比較」H16年9月日本風力エネルギー協会誌通巻71号
どっちにしろ、推進派の学者さんの報告じゃね~の?
 夜間照明による誘因も影響は軽微

☆環境保全措置
*鳥類からの視認性を高めるため、
 風力発電機に白色閃光灯を設置し、
 構造物への鳥類衝突の回避に務めることとする。
*送電線を地中埋設にすることにより、鳥類の
 接触回避に努めることとする。
裏を返せば、衝突が多いから送電線を地中埋設に
するんじゃないのかい!
*建設に伴う工事用道路に関しては、施工範囲を極力
 小さくすることにより、周辺の森林環境における
 影響のさらなる低減化を図る。
*風力発電機設置や管理用道路の建設の際に掘削される
 土砂等は土砂流出防止柵等を設置して、周辺の
 水域への土砂流入を防止する。

☆評価
 本事業の実施に伴う動物への影響は概ね軽微であると
 予測され、さらに影響を低減するための環境保全措置を
 講じることから、事業による影響は
 回避・低減されていると評価する。
第三者評価じゃなく、自社評価だろ!
そんなん、悪いこと書くわけないわな!
などとボヤッキーしまくりのはるみ・・・でした。

まだ植物だとか、ムカシトンボ・ギフチョウなども
残っているんだけど、もうキーをたたけない・・・
指先まで痛くなってきたので、おしまいにします。

コメント (1)
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風力発電所を一番欲しがってるのは、いったい誰なんだろ?

2009-03-20 | 風力発電

2009年3月20日(金曜日)
友人のKomuさんが言うには、
エネルギー拠点化計画推進事業で連携大学に
補助金が出るのも、
風力発電所建設に補助金がおりるのも、
欲しい! という人がいるからだそうな・・・

それは市民レベルの人ではなく、
権力を持った人が・・・なんだろうと
勝手に解釈しているわたしです。

連携大学のほうは、さしずめ福井県の
ミスター・ビーン(くいだおれ太郎という人もいる)こと
西川知事なのかな~
それともエレキの申し子・河瀬市長?

じゃあ、風力発電所を一番欲しがってるのは、
いったい誰なんだろ?

わたしはCEFだと思ってるんだけど、
Komuさんに言わせると、必ずや地元に
引っ張ってきたいという権力者がいるからだ!
といって、ゆずらない・・・

美浜町・新庄地区にも敦賀&南越前町地区にも
うらんとこに、風力発電所つくってくれんかのう・・・
って言った人がいたってこと?
(ちょっとつらいダジャレですんまへん)

さてその風力発電事業を全国各地で展開しているCEFの
代表取締役の経歴がすごい!

1983年 株式会社トーメンに入社
*トーメンは1987年にアメリカで風力発電事業を開始
1998年 トーメンを退社 
*アメリカのビジネススクールに入る
1999年 1年の短期でMBA取得
2000年 クリーンエナジーファクトリーを設立

彼はひょっとしてトーメンの風力発電事業に
たずさわっていたのかな?

元商社マンだし、お口は達者だろうから
田舎の村で暮らす純朴な区長さんや地区の人に
風力発電を建設しよう! と思い込ませるのも、
朝飯前かもしれないなぁ・・・

今日もまだぼんやりとした頭でツラツラと、
風力発電止めんのに、これからどないしょ?
などと考えながら、ウツラ・ウツラ・・・

そういやぁ、子どものころ、
な~もせんとって、ぼんやりしてると
「へたな考え休むに似たり!」っておこられたっけ・・・
わたしの場合、「休むに似たり」っていうより
ほんまに、な~も考えとらんかったんやけどね・・・

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まやかしの地方分権

2009-03-07 | 風力発電

2009年3月7日(土曜日)
一般質問で取り上げる「風力発電」・・・
5日の福井新聞の論説に
【風力発電の社会的合意 カギを握る国の調整機能】
の記事が掲載されました。

国が調整をして、社会的合意形成を図り
推進しなさいよ~と言ってるのかしら?

「地球に優しい」と注目される風力発電の建設が、
自然に負荷をかけるとして遅滞している皮肉な現状は、
なかなか二元論では割り切れない。

ってことが、言いたかったんだろうか・・・

自然環境を破壊してまでも建設を推進するお題目が
地球にやさしいクリーンエネルギー・風力発電・・・
わたしには、地球にやさしいエコ推進派のエゴ
としか思えない。

日本中の山を切り崩し、海を埋め立てて
風力発電を建設すれば
地球温暖化に貢献すると信じているのだろうか。

とりあえずその論説を載せます。

ごみ処分場問題と同じでやっぱり福井県と国が
許認可権の鍵をにぎるんですね・・・
地元自治体にはなんの規制もできない構図が
またぞろできつつあるというのに・・・
地方分権ってまやかし?

10年後のマスコミをにぎわすのが、
「風力発電問題の責任の行方は?」だったりして・・・
そうならせないためにも、がんばらにゃあ~

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news6/index.php

【風力発電の社会的合意 カギを握る国の調整機能】
 
稼働中に二酸化炭素などを排出せず、
地球温暖化防止のクリーンエネルギーとして
注目される風力発電。
国が導入を促進しているが、各種規制や生態系への影響、
騒音・景観問題などで全国的に、
建設ペースはスローダウンしている。
3件の計画が進む本県でも野鳥保護、保安林解除などの
課題で遅滞し、逆風にさらされている。

本県ではクリーンエナジーファクトリー
(CEF、北海道)が2012年の運転開始を目指し、
敦賀市と南越前町にまたがる山地に風車を10―15基、
美浜町新庄の山地に11年の運転開始予定で、
25基の建設を計画。
しかし両計画とも建設予定地内の水源かん養保安林の
存在が課題となっている。
保安林の解除には農林水産大臣の審査を受けなければならず、
申請に当たっては知事の同意が必要。
ただ風力発電事業に伴う解除は全国でもまれで、
要件のクリアは容易ではない。
CEF社はまず美浜町の計画での解除に向け、
昨年から県と事前協議を行っているものの進み具合は鈍い。

さらに電源開発(東京都)が11年から風車10基で
運転開始を予定している、あわら市北潟地区での計画では、
渡り鳥の衝突死への懸念が浮上。
加賀市と日本野鳥の会から建設場所変更の要請を受けた
電源開発は昨年末、渡り鳥が行き来する10月から
翌3月の間の一定時間、風車を止めるという異例の対策を示した。
電源開発はこの対策を協議するため、
関係団体や第三者を交えた検討委員会を立ち上げようと、
日本野鳥の会と交渉に入っている。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によると、
風力発電の07年度の単年度導入量は
18万5000キロワットで、過去最高を記録した
06年度の40万7000キロワットから大幅にダウンした。
原因としては特に、07年の建築基準法の改正によって
風力発電設備の高さが60メートルを超える場合、
一般の超高層ビルと同じ厳しい耐震審査が課せられたことでの
着工の遅れが大きいとみられている。
国の10年度での風力発電の累計導入量目標は
300万キロワット。
しかしNEDOによれば、07年度の全国の総設備容量は
167万4000キロワットで、
10年度の目標量にはほど遠い。

「地球に優しい」と注目される風力発電の建設が、
自然に負荷をかけるとして遅滞している皮肉な現状は、
なかなか二元論では割り切れない。
導入促進を掲げる国自体も一方で、規制側という側面を持つ。
環境省は風力発電設備の建設と野鳥保護の両立を目指し、
ガイドライン作りに着手した。
昨年12月に検討会を発足し、全国の野鳥集積地や
渡りの経路などを調査。
来年度にガイドラインをまとめ、
環境に配慮した立地選びの参考にしてもらう。
風力発電の普及が社会的合意を得るためには
当事者間の話し合いとともに、どこまで国が
調整役を果たせるかがカギを握っている。

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コメントに感謝してます

2009-02-16 | 風力発電

2009年2月16日(月曜日)
2月8日のわたしのブログ
「風力発電についてお願いがあります」にたいして
http://blog.goo.ne.jp/aran1104/d/20090208
びっくり仰天さん
風のちからさん
donkeyさん
大河さん
割烹着ママさん
コメントをいただき、ありがとうございます。

市民の血税を報酬でもらっているくせに
こんなことするひまがあったら
議員の仕事にせいをだせ!
という叱咤激励までいただきました。

叱咤激励はやさしくないのがあたりまえ・・・
といったのは麻生さんですが。

さて、風のとからさんがコメントで
述べられているように、

北海道の某事業者は全国各地で問題を起こしていますが,
それ以外のまともな事業者が多数あります。
そうした事業者や業界団体など,
能動的に行動すれば対応してもらえる
情報源は存在しています。

敦賀の個別の案件について,
その事業採算性や地域経済への影響などはデータが
示されていないので,ここで論ずることはできません。

まったくそのとおり! なのです。

問題は敦賀・南越前町、新庄地区に建設予定の
風力発電が全国各地で問題を起こしている
北海道の某事業者なのです。

しかも風のちからさんがいうように
その事業採算性や地域経済への影響などのデータが
まったく示されていないのです。

風のちからさんがおっしゃるとおり、
まともな技術者や企業ならば、
いうまでもなく情報をきちんと提供し
市民の疑問に対し説明会なども
開催してくれるはずではないでしょうか。

地球レベルでの風力発電にたちむかうほどの
専門的な知識も力も持ち合わせてはいませんが、
敦賀のわたしたちの住むまちでの
風力発電の建設には、異議あり!
と言い続けるつもりです。

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風力発電についてお願いがあります

2009-02-08 | 風力発電

2009年2月8日(日曜日)
静岡県で最大級の風力発電計画が進行している南伊豆。
そこに住む住民の方が立ち上げられた
『南豆の和』http://nanzumn.web.fc2.com/

   こちらはその風力発電の完成予想図
   

   道路をつけるために削られた山肌は・・・
   
     

このように建設予定地やすでに稼働が始まっている
全国各地では、風力発電だけのホームページが
たくさん立ち上げられています。

で、一昨日のわたしのブログへのコメントに、

風力発電所からは人体に影響のあるような
低周波音は出ません。
そのような話は建設反対のための道具としては
使われていますが,現実の風車で計測された実績では
問題にならないことが確認されています。
谷岡参議院議員の趣意書にも低周波音と
書かれていますが誤解です。

とありましたので、
コメントをくださった「風のちからさん」
あるいは風力発電の推進にかかわっておられる
みなさまがたにお願いがあります。

計測された実績の数値、あるいは建設にこぎつけるまでの
CO₂排出量の測定値、
環境影響評価方法書に対する意見を取りまとめた文書、
またその意見書に対する回答書、
耐用年数に至った場合の風車の処理方法などなど、
お教えいただきたいのです。

推進しているNEDOや建設・管理運営をしている会社の
ホームページなどからは、こういった情報が
どこにも見当たらないのは、
わたしの情報収集能力が劣っているからだと
思っております。

ですから、ぜひともそういった情報を知ることができる
ホームページなども教えてください。
よろしくお願いします。

さてこちらは、
『南豆の和』から
【環境に優しいと思われている風力発電、
                 その問題点とは?】
http://nanzumn.web.fc2.com/fusha/fusha.html

 
          


4.騒音・低周波音健康被害
南伊豆では風車建設予定地から数百mのところに
住んでいる人がいます。
風車が 建設されると、24時間鳴り響く モーター音、
風切り音に悩まされることになります 。
愛媛県伊方町では、風車近隣(200m以上)に住む人は、
騒音、低周波音の影響で眠 れない日々を過ごし、
多数の人が健康被害を訴えています。
地域住民は、その苦しみを「地獄のようだ」と言っています。
愛知県豊橋市の人たちも同じような被害を訴え、
「生殺しの状態」と苦しみを表現しています。
これらは、聴こえる音(騒音)と聴こえにくい音、
あるいは聴こえない音(低周波音・超低周波音)が
入り混じった音による被害です。

症状は、睡眠障害をもとに頭痛、耳鳴り、吐き気、抑うつ、
不安、腹・胸部の圧迫感、肩こり、手足の痺れ、動悸、
顎の痛み、脱毛、ストレス、脱力感など、
自律神経失調症状に似ています。
ただし、風車が止まったり、住んでいる場所から離れると、
これらの症状は消えてしまうのです。
これが風車による騒音、低周波音健康被害の特徴です。
熱川・天目の場合、約3ヶ月の試験運転中
(全10基運転は数日のみ。5~8基運転が中心)に
100名ほどの居住者のうち、
29名から被害の訴えがありました。
血圧障害で倒れる人がいて、
なかには入院した人も4名います。
被害を訴えた人は、風車から350m~700mに
住んでいる人が多かったそうですが、
影響の範囲は半径2kmほどに及ぶと言われています。

ペットの犬や猫にも影響が出ています。
犬は、夜中 吠え続け、室内を駆け回ったり、
壁をかきむしったりするそうです。
犬・猫の嘔吐も見られということです。

http://nanzumn.web.fc2.com/seitai.html

風力発電施設が発生させる超低周波・低周波騒音(ILFN)が
健康に与える影についての研究は2006年以降に
取り組み始められたようである。
論文発表は昨年、フランスのリヨンでの
第2回風車騒音国際会議でのペレイラ・ブランコ両博士の
研究発表が初めてらしい。
しかし、1980年代からの音響振動が生体に
どのような影響を与えるか、「振動音響病」(VAD)の
研究の蓄積があるポルトガルでは今後、
風車の超低周波・低周波騒音の健康への影響が医学的に、
特に病理学的、臨床学的な面から究明されることが期待できる。

ポルトガルにおける「振動音響病」(VAD)の研究内容は、
日本では潜在化していてまったく理解されていない
超低周波・低周波音による慢性的な健康被害の原因について
明らかにするものであり、風車による健康被害についても、
その病理を明らかにし、症状、病状の進行状態や変化の様態を
教えてくれる貴重な資料を提供してくれるものである。

 

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風力発電~さあ、どうする? はるみさん・・・

2009-02-06 | 風力発電

2009年2月6日(金曜日)
朝から、頭痛がひどい・・・
今日の会議、委員会は欠席することになった。

議会事務局へはメールで欠席の連絡。

常任委員会は希望していたとおり、
総務常任委員会に決定したと事務局から連絡が入る。

さて、風力発電に関する情報がメールで届きました。
そのなかで、谷岡郁子参議院議員(民主党)が 
2009年1月5日に提出した質問主意書 をご紹介します。

しかし・・・なんだねぇ・・・
何処も答弁ってのは、ひどいもんだわ。
まっ、質問するほうも逃げられないような
質問をすべきなんでしょうがね・・・

各地でこんな被害が出ていて、
訴訟にまでなっている現状を示したうえで、
国はどんな対応をするのか・・・
とか、
現時点でリスクの説明もなにもされていないんだから
国が把握しているリスクについての文書を提出させる・・・
とか、
風力発電の稼働後のCO₂削減数値とおなじように、
建設までのCO₂排出量の数値を示せ・・・
とかさ・・・

そんなのって、無理? なのかな~

風力発電の設置・建設において
知事や市町村長の意見や判断を聴くってのも
必要なのか、不必要なのかさえ、不透明だし・・・
民間事業者と一握りの地元住民と
NEDOだけで決めてしまうシステム自体が
間違ってるんだけどね・・・

さあ、どうする? はるみさん・・・


http://www.sangiin.go.jp/japanese/frameset/fset_c03_01.htm

【新エネルギーの導入推進と
           リスク管理に関する質問主意書】

二〇〇八年の急激な原油価格高騰は、
日本経済や国民の生活に大きな影響をもたらした。
我が国は石油依存度が高く、ひとたび市場での
価格高騰や、産油国の政情不安、資源枯渇が
発生すると、国民生活に多大な影響を与えることは、
多くの国民が認識しているところである。
それ故に、石油など化石燃料に代わる
新エネルギー開発の推進は、必要不可欠である。
他方、エネルギー開発にはリスクが伴う。
このことは現在、政府が進めている
新エネルギーについても例外ではない。
かつて原子力発電は新エネルギーとして
期待された時期もあるが、放射性物質の使用に
伴うリスクに加え、相次ぐ事故、しかも東海村に
おけるJCOの事故のような人為的な要因による
事故の発生に伴う災害リスクから
中止を求める声が強いのも事実である。
風力、太陽光、地熱、バイオマスといった
新エネルギーは、原子力発電のような放射性物質に伴う
リスクはないものの、風力発電における低周波公害、
地熱発電における温泉への影響など、
既にマイナス面も指摘されはじめている。
ところが、新エネルギーに関しては
「クリーンなエネルギー」であることが強調され、
リスクが無視されているようにも見える。
「クリーンさ」や「安全性」のみを強調するならば、
もしリスクが顕在化した場合に、新エネルギーに対する
国民の信頼喪失を引き起こすおそれがある。
新しい技術には予期せぬリスクがつきものであり、
新エネルギーも例外ではない。
新エネルギー開発にあたっては、リスク管理を
徹底した上での政策推進が求められる。
そして、予期せぬリスクが発生した場合には、
国民の被害を最小限にとどめ、被害に対する回復措置を
とるという、適切な対処が不可欠である。
 よって以下質問する。

一 新エネルギー開発は、国民の福祉の増進のために
行われる政策であるべきと考えるが、
政府も同様に考えているのか確認したい。
また、新エネルギー開発が国民の生活にマイナスの影響を
与えることは避けるべきであると考えるが、
これについても政府の原則を確認したい。
なお、この質問には、イエス、ノーで簡潔に答えられたい。

二 新エネルギー開発にあたって、
リスク管理の体制はどうなっているのか。
指針のような文書がある場合は示されたい。
また、そのような文書がない場合は、
どのような対処を行っているのか示されたい。

三 リスクの存在とその管理については、
特に新エネルギー関連施設の住民に十分説明すべきであり、
とりわけ予期せぬリスク発生時の対処方法について
事前に知らせることは、エネルギー行政の
信頼向上に結びつくと考える。
このような住民へのリスクを含めた十分な説明は
行われているのか。

四 資源エネルギー庁のホームページには、
新エネルギーの普及開発に関するパンフレット等が
掲載されており、エネルギー問題や環境問題への
対応としての新エネルギーへの国民の理解を求める努力が
なされているものと考えるが、より一層の理解促進のために、
リスク情報についても公開すべきと考える。
政府として、リスクの可能性を国民に広く知らせる
必要性があると考えているのか。
また、そのようなリスクに関する情報公開につながる
施策を準備しているのかを問う。

五 新エネルギーの技術については、政府においても
より積極的な技術開発に努めていると認識しているが、
リスクの軽減や安全に結びつくような研究は
行われているのか。

行われている場合、それらの情報はどのように
公開されているのかを具体的に示されたい。

六 新エネルギーを普及させるのは、政府ではなく
電力会社など民間の事業者になるが、これら事業者への
リスクに対する指導はどのようになっているのか。
また、新エネルギー開発を推進するために
補助金が交付されているが、リスクが顕在化し、
事業者がそれを放置した場合に補助金を
打ち切る等の対応はルール化されているのか。

七 新エネルギーに関してもしリスクが発生した場合の、
政府の対応窓口はどこになるのか、示されたい。

八 現在、新エネルギーに関していくつかの被害報告が
なされているが、それらを踏まえた調査や情報収集は
どの程度行っているのか。
行っている場合、その結果は公開されているのか、
若しくは公開される予定であるのかを問う。

これに対する1月13日付答弁書です。
 
http://www.sangiin.go.jp/japanese/frameset/fset_c03_01.htm

内閣総理大臣・麻生太郎から、
参議院議長・江田五月宛です。 

【参議院議員谷岡郁子君提出新エネルギーの
 導入推進とリスク管理に関する質問に対する答弁書】

一について

政府としては、我が国におけるエネルギーの安定的かつ
適切な供給の確保等の観点から、太陽光や風力などの
新エネルギーの開発に国民生活への影響も勘案しつつ
取り組んでいるところであり、これにより、
国民の福祉の増進が図られることが期待される。

二、三、六及び八について

御指摘の「リスク」が何を指すのか必ずしも明らかではないが、
政府としては、新エネルギーを利用する設備の設置及び運転を
行う事業者に関係法令等の遵守を求めるとともに、
問題が発生した際には情報の収集を行い、
当該事業者に適切な対応を求めるなど、
関係法令等に基づき適切に対応している。

四について

政府としては、従来から新エネルギーの普及啓発を目的とした
広報を実施してきており、今後も引き続き、
新エネルギーに対する国民のより一層の理解の
促進に向けて努力してまいりたい。

五について

政府としては、新エネルギーを利用する設備の
安全性を確保するための調査研究を
必要に応じて実施し、その成果をホームページにおいて
公表するなどの対応を行っている。

七について

新エネルギーに関する政策に関する事務については、
経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー
・新エネルギー部新エネルギー対策課が所掌している。

 

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わたしからの警告! 風力発電はあぶない!

2009-01-30 | 風力発電

2009年1月30日(金曜日)
昨日の夜から、おなかの調子がわるい・・・
今朝になっても、治らず声もでない・・・
頭痛もする・・・
腰の痛みはどうも、風邪をひいたときの
痛だるいという感覚・・・

10時からの議会の説明会を欠席することにした。

健さんが写真展のために、墨で書いてくれた
『湿原の風』も仕上がっているというのに、
身動きできないからだが、うらめしい・・・

夕方になってなんとか、布団から抜け出し
『湿原の風』の書を届けた。
なかなかに あじのある字体に
Mさん曰く、
「健ちゃんは、顔に似合わず 字がうまい!」
おいおい!
ほめてんのか、けなしてんのかどっちだい!

さて、わたしがけなし続けている
風力発電所の建設計画をすすめているのが
クリーンエナジーファクトリー株式会社(CEF)
http://www.cef.co.jp/index.html

この会社のホームページのどこにも、
敦賀と南越前町に予定している風力発電のことは
出ていない・・・
新庄地区の計画は、すでに

http://www.cef.co.jp/company/index.html
こちらの会社概要の沿革に載っています。

平成19年04月
CEF内灘ウインドファーム(株)、
CEF美浜新庄ウインドファーム(株)、
CEF弾正原ウインドファーム(株)を設立
(いずれも、資本金10百万円、当社100%)。

なんとおそまつなホームページなんだろ・・・
と見るたび思ってしまいます。

沿革に記載されていた、CEF美浜新庄ウインドファーム・・・
地元区民の方々が、反対を表明されています。

この会社にだまされて、保安林の解除を
しないようにと、わたし宛に警告も
おくっていただいております。
保安林の解除には、地権者全員の同意書が
必要なんだそうです。
ひとりでも、反対する人がいれば、
風車の建設をくいとめることができます。

警告は、新庄地区のみならず、
 CEF南あわじウインドファーム
 CEF伊豆熱川ウインドファーム
 CEF白滝山ウインドファーム
などなど、すでに建設されたところ、あるいは建設中の
各地の住民のかたからも数多く寄せられているのです。
そんな各地の状況もちゃんと知っておく必要があります。

「南豆の和」
http://nanzumn.web.fc2.com/

「伊豆熱川(天目地区)風力発電連絡協議会 」
http://blogs.yahoo.co.jp/izuatagawa2007

「あの雲の 彼方へ・・・」
http://nagm12002.exblog.jp/i18/

こんなふうに、山が削られ大きな道路が
取り付けられ、自然が破壊されていく・・・
というのを、下記のURLをクリックして
ぜひ写真でご覧ください。
工事中は登山道も封鎖になり、立ち入り禁止・・・
地元の人たちでさえ、山がどんなふうに
なっているのか、知る由もなし・・・

http://nagm12002.exblog.jp/8054697/

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風力発電、地元区民が同意・・・

2009-01-26 | 風力発電

2009年1月26日(月曜日)
南越前町と敦賀市の山間部に建設されようとしている
風力発電。
今日の中日新聞に大きな記事が掲載された。

南越前町の建設予定地区が同意するという結論が
もうすぐ出るという。

風力発電が観光の目玉になるなんて
ちょっと考えただけでも、成功するはずがないと
わかりそうなもの・・・

日本各地、いたるところに建設されようとしているのに
ここだけが観光の目玉になるなんて
ありえないことだと、
なぜ気づかないのだろうか・・・

民間会社の話にうまく乗せられているとしか
言いようがない・・・

この不景気で風力発電会社が運用するという
市民ファンドもまるで資金が集まっていないし、
わずかな税収の増加によって、
失われるものがどれほど多いのか、
建設予定地の地元区民のみなさんは、
ちゃんと調べておられるのだろうか・・・

水源涵養のための大切な保安林を伐採、
大きな道路を建設するために、
山をずたずたに切りひらくことを
わかっているのだろうか・・・

地球環境にやさしい風力発電の建設のために
行われる環境破壊のどこが、
地球にやさしい行為なんだろうか・・・

もうすこし元気があれば、各地区を回って
風力発電のデメリットについての説明を
したいところなのに・・・

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090126/CK2009012602000010.html

【守るのは地球か地域か 
      南越前と敦賀境界の風力発電計画】

   
      ゲレンデの向こうで霧に覆われる鉢伏山。
      山の右手の北側の尾根に風車が設置される
          =南越前町の今庄365スキー場で

                   

南越前町と敦賀市の境界で民間会社が
風力発電施設の建設を計画している。
クリーンエネルギーとして注目を集める一方で、
騒音、生態系への影響を懸念する声も。
そんな中、地元住民は建設への大きな一歩となる
同意の意向を近く示す。

「騒音は大丈夫か。
クマやイノシシが里に下りてこないのだろうか。
地元はほとんどが林業。
杉への影響はないのか」。
鹿蒜(かひる)地区長会長の
吉羽(よしば)壮太郎さん(63)
=南越前町新道=は大桐、
二ツ屋など計画地近くの鹿蒜地区5集落の不安を代弁する。

設置するのは風力発電会社
「クリーンエナジーファクトリー」(北海道根室市)。
「海に近く発電に必要な風が得られる。
集落からも離れている」と、2007年12月ごろから
地元への説明を始めた。
鉢伏山以北数キロの尾根伝いで、面積などは未確定という。

建設するのは12基で1基当たり
1時間2500キロワットを発電。
国内では中規模の施設に相当し、関西電力に売電する。
「最寄りの民家から1キロ以上離れ、
基準をクリアしている。
他県の調査ではイノシシなどは増えていない。
送電線を地中に埋め、鳥が衝突しないよう配慮する」
と担当者。
13年の運転開始を目指す。

ハードルはほかにもある。
計画地はほとんどが国の保安林。
建設には指定解除が必要だが、全国的にみても
類似施設設置のための指定解除の例はわずか。
林野庁は「ほかの場所では駄目なのか、
必要最低限の面積かなど精査しなければならない」
と厳しい見解だ。
もう一つは景観。
近くには戦国期の木ノ芽峠の城さい群跡などがあり、
町教育委員会は新旧の建造物が交じる点を懸念する。

ク社が補助金、開発許可を申請するには地元住民、
町などの同意が必要。
1年余り協議した鹿蒜地区は
「税収が増え観光客増加につながるかもしれない。
地球環境も守れる」と2月上旬にも総会で
同意決定する予定だ。
敦賀市側の5地区は昨年1月に合意している。

茨城県つくば市では、小型風力発電機が発電せず、
市などが東京高裁で係争中。
低周波音の健康被害を指摘する声もある。
守るのは地球か、地域の暮らしか。
環境問題は難しい判断を求められる時代を迎えた。
                  (持田則子)

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自然と人間が共に生きられる地球を目指すこと・・・

2009-01-07 | 風力発電

2009年1月7日(水曜日)
昨日、ホントは朝日新聞の記事を
アップするはずだったのに、
12時間爆睡ですっかり忘れておりました・・・

【自然と生きる】の最終版です。
しかも風力発電に「逆風」という表題。

あの敦賀新港に置きっぱなしの風車の羽は
いったいどこに運ばれていくのでしょうか。

新幹線の車両を運ぶほどの巨大なトレーナー
じゃないと運搬できないという風車の羽・・・
そのトレーナーを通すためには、
6メートル幅の道路が必要だそうです。

建設予定地のそばには、その羽を刈り置きする
広大な場所もいります。

山肌は削られ、木々が伐採され、
地肌がむき出しになるのは目に見えています。

これのどこが「環境にやさしい風車」の建設?

じゃあ、これに代わるもっといいエネルギーが
あるなら言ってみろよ!
反対するときにはな、ちゃんとかわりの政策を
提案してからするもんじゃあ!!
新しいことするときにゃ、多少のリスクは
つきもんやろが!

賛成する方の声はいつもきまって、
大きく、さも正論のようにさえ
聞こえてきます。

しかしほんとうに、環境破壊をも上回るだけの
メリットが、とても風力発電にあるとは
思えません。
2月に再度、話し合いがおこなわれるという
新庄地区・・・
どんな結論が待ち受けているのでしょうか・・・

http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000250901060001

【風力発電に「逆風」(5)(終)】
2009年01月06日

    
  
県内で唯一稼働している国見岳風力発電所。
   右下の車と比べると、その巨大さが分かる
        =福井市国見元町
 
福井市の西部、日本海を望む国見岳
(標高656メートル)の山頂。
寒風を受けて、ブオーン、ブオーンと音を立てながら
直径52メートルの風車が回る。
県が02年に運転を始めた県内唯一の風力発電所
(2基、1800キロワット)。
高さ75メートルの風車塔は、
近くで見ると、巨大さに圧倒される。

二酸化炭素(CO2)を出さないエネルギーとして
地球温暖化防止に期待される風力発電。
国は導入目標を10年度までに
300万キロワットとして、
「新エネルギー・産業技術総合開発機構」
(NEDO)を通して建設に補助金を出している。
電力事業者は全国各地で風力発電所を建設し、
06年度末で1314基。
それでも目標の半分ほどだ。

06年夏のある日、美浜町新庄の当時の区長のもとへ、
風力電力事業者「クリーンエナジーファクトリー」
(北海道根室市)の社員が訪ねてきた。
「山に風況調査のポールを立てたいのですが」。
風車を回すのに十分な風が吹くか調べるためだった。
数カ月後、25基の風力発電所建設計画が
同社から提案された。

「工事で木を切り、道を広げる。
山が荒れてしまうのではないか」
「用地の賃料が地区の収入源になる」。
林業の衰退が進む地区で、
住民の間に賛否の議論が起こった。

新庄地区の山は住民208人が共同で保有する入会林。
約6千ヘクタールの森林の一部には
貴重な天然のブナ林も広がる。
地区では何度も集会を開いているが、
結論は出ていない。
「一緒に暮らしてきた自然が変わってしまうのではと
皆に不安はあります」と久保忠志区長(62)。
2月に再び集会を開くことにしている。

あわら市の北潟湖。
澄んだ高い空を、マガンがV字編隊で飛んでいく。
風の通り道は、鳥の通り道。
渡りや生活のために鳥が飛ぶコースは
だいたい決まっている。
規則的に吹く風を利用することが多いからだ。

「なんで鳥が通るあの場所に建てるのか」。
日本野鳥の会自然保護室長の古南幸弘(47)は憤る。
電源開発(東京都)が湖近くで進める
風力発電所の建設計画のことだ。
11年に10基(2万キロワット)の運転開始を目指す。

建設予定地周辺は、石川県の片野鴨池で越冬する
マガンやヒシクイが餌場の坂井平野へ向かう飛行ルート。
同会が05~06年度に朝夕41回調査すると、
群れの約1割が予定地周辺を通ることが分かった。
調査の間だけでも6回。
通過していく群れの規模は、なぜか他のコースより大きく、
二千数百羽を数えたこともあった。

野鳥への影響は避けられないとして、
同会や石川県加賀市は環境省や県などに
建設計画の見直しを求めた。
これに電源開発側は先月中旬、
越冬期間の10~3月に日の出10分前から1時間
日没30分前から70分間、
風車の運転を止める異例の対策を示した。
だが、と古南は言う。
「自分たちも鳥が飛ぶ時間帯は完全に
予測できていない。
本当に効果があるのか確証はない」

岩手県では昨年9月、絶滅危惧種のイヌワシが、
風力発電所の近くで死んでいるのが見つかった。
北里大獣医学部の解剖で、
風車に衝突して死んだとみられた。
北海道では天然記念物オジロワシの死亡例もある。
こうした「バードストライク」の問題から、
計画が中断、縮小を余儀なくされるなど、
環境にやさしいはずの風力発電がいま、
「逆風」にさらされている。

古南は「温暖化防止策も、開発を伴えば自然へ
負荷をかけることになるのではないか」と言う。
温室効果ガスの排出抑制が主目標の
「気候変動枠組み条約」と、
自然と人間の秩序ある共存をうたう「生物多様性条約」。
補完し合うはずの二つの理念が、
風力発電を巡っては、かみ合っていないように見える。

「風力発電は開発できる場所とそうでない場所を
土地利用計画で定めれば、温暖化のリスクと
生物多様性のバランスはとれる。
これからは人間がもっと知恵を絞らなくては」と
環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長は語る。

京都議定書で日本は、90年度と比べ08~12年度に
温室効果ガスを6%削減すると世界に約束した。
本来の目的は数値達成ではなく、
自然と人間が共に生きられる地球を目指すこと、だ。
                    =敬称略。

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敦賀港に風車の羽根?

2008-10-04 | 風力発電

2008年10月04日(土曜日)
一部供用開始になった敦賀港多目的国際ターミナル・・・
そこに風力発電の風車の羽根が野積みになっているらしい。
さっそく出かけていきました。

しかし、工事中の看板と、入り込む隙間もないぐらい
フェンスが張り巡らされていて、風車の羽根のところには
行きつけません・・・

そこで金ヶ崎緑地公園から写真を撮ることにしました。
ぼんやりとしか写っていない・・・
(目が悪くなってからというもの、焦点があわない・・・)



美浜の新庄も敦賀もどちらもまだ工事の認可さえ下りていないはず。
なのになんで、羽根が新港に野積みになってるんだ?

およそ50本(たぶん51本?3枚で一組だから)だとしたら
17基分の羽根ということになります。
すべて「たぶん」の情報であって、確実ではありませんので・・・
(念のため)

月曜日には、県の森づくり課に電話しなきゃ・・・
新庄も敦賀も保安林が建設予定地の大部分を占めていることから
工事の認可が下りないという話もあったし・・・

NEDOの補助金もおりていないとも聞いています。

最近、この風力発電の情報がまったくと言っていいほど
入ってきません・・・
でも水面下では動いているんでしょうね。
じゃなきゃ、風車の羽根が新港にある理由が思いつきません。
 
それとも・・・
どこかよその地域で建設予定の風力発電用なのかな・・・
どうやって行けば、風車の羽根のところに行くことができるのかも
聞いてみなきゃ・・・

その新港のニュースは「非公開」で開催された
多目的国際ターミナル管理運営組織設立準備協議会についてです。
さすがというか、福井県らしいというか
「非公開」の会議が今も、幅を利かせているんですね・・・

フ~ン・・・指定管理者になるんだぁ・・・

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=5259
【敦賀港ターミナル運営 新会社9年間指定管理 準備協初会合】
10月4日午前8時00分 福井新聞

敦賀港鞠山南地区多目的国際ターミナルの管理運営組織設立に
向けた準備協議会が3日発足。
県庁で初会合を開き、来年11月の新会社設立へ3段階に分け、
業務内容、組織形態などを詰めることを確認した。

県によると、新会社は2010年4月から9年間、指定管理者として
県から管理費を受け、港湾使用料を県に支払う。
一定の貨物量が見込める19年度以降は、
港湾使用料を収入とする長期貸付制度に移行する考え。

協議会は港湾運送、物流、船会社など13社と県、
敦賀市の代表者ら計16人で構成。
会長を務める須藤治県産業労働部長は
「ターミナルの発展には民間活力が欠かせない。
より使いやすい、開かれた港へ知恵を出し合いたい」と
あいさつし、非公開で話し合った。

会合後の県の説明によると、新会社の管理区域は
コンテナヤードなどのふ頭用地約18ヘクタール。
施設、設備の維持管理、使用許可業務のほか、航路拡充、
集荷増に向けた企業訪問、説明会などを行う。
形態は複数の民間企業による構成か、第3セクターを検討する。

今後は
1、年内に業務内容、将来ビジョンなどを議論 
2、来年3月までに資本金、出資比率などの検討と参画企業の決定 
3、来年10月までに人事などの決定、会社設立準備
の3段階で協議を進める。

県が策定したターミナル利活用計画では、17年に20フィートコンテナ数を
最大3万6000(昨年実績の約6倍)と見込んでおり、委員からは
「どう増やすのか道筋を示す必要がある」との指摘が出された。
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風力発電のお勉強中

2008-05-04 | 風力発電

2008年5月4日(日曜日)
今日は読書ナリーの1日。
1冊目は
・風の力で町おこし・村おこし
  【風力発電入門(改訂版)】
 ◎地域エネルギー新時代  工学博士 清水幸丸・著

バリバリ推進派の博士の書かれた本です。

なんたって、日本風力エネルギー協会会長(現在は顧問)
だもの・・・

とはいえ、内容のあまりのひどさに、唖然!!!

まぁ、推進派だからしょうがないにしても、こりゃひどい。
ドシロートのわたしでも、目がテン・・・

★風車が製造・建設される過程でCO2排出に責任を負います。
しかし、その量は極めて少ないので無視して考えます。
CO2の排出が抑制されるだけでなく、ほかの有害排出物も抑制できます。

☆おいおい! 無視するなよ! しかもなんの根拠もなく
ただ単に、石炭火力に置き換えて計算しただけの数字で
有害排出物も抑制できるなんて、博士号が泣くぜ!

★騒音・・・現在の風車では基本的に解決されています。

☆だったらなんで訴訟がおきてるの?

★電波障害・・・羽根がFRPで作られているので問題はありません。

☆どこにも電磁波の記述がないのはなぜ???

★生態系への影響・・・風車を建てるために木を切り倒すという
考えは古く、今は通用しません。牧場でも水田でも景観上も
なんら問題はないでしょう。

☆絶句!

★風車と野鳥の関係・・・アメリカで一時期問題になったのは
風車が旧型だったから

☆・・・

★風車の癒し効果・・・ゆっくり回る風車を眺めていると心が
落ち着いてきて心の疲れが癒される癒し効果が出てきます。
檜の香りをかぐと血圧が下がる、α波の音楽を聴くと心が
落ち着くのと同じ癒し効果があります。(大型風車には)

☆そういう人もいるんでしょうねぇ・・・

お次に読んだ本は
・何ゆえロマン風・風車
 【風・風車のQ&A】
◎自然を知り生かす知恵 松本文雄・著

こちらも推進目的なので、わたしの知りたいと思う知恵は
ぜんぜん、載っていません。

・環境問題なぜウソがまかりとおるのか1・2  武田邦彦・著

最近、テレビでもよく見かける武田さん。
ウン! なるほど・・・と理解はできるんですが
なぜかもひとつスッキリしません・・・
でもおもしろい!
森林がCO2を吸収するのは成長するときだけって
みなさん、知ってました?

あ、そう、知ってたんだ・・・
知らなかったのはわたしだけ?
でも、環境省のホームページにも数値をあげて
掲載されているんですって。
こどもたちをだましちゃいけませんよ、ね。

4冊の本は、ざっと斜め読みの流し読み・・・
それなりに勉強になりました。


ハイ! やっと見つけました! 
下のホームページを
ぜひ、クリックして読んでみてください。

【『環境問題』を考える】というホームページです。
管理人の近藤邦明さんの許可をいただきましたので、
ご紹介します。

http://env01.cool.ne.jp/index02.htm 

おすすめその1は、「CO2地球温暖化脅威説を考える」

科学的な根拠に基づいた理論が展開されています。

ずっと心に引っ掛かっていた CO2削減の数値目標や
京都議定書のからくりがよくわかります。
やっぱり政治と金だったんだと納得。

京都議定書やCO2削減、環境にやさしいといった言葉で
市民をだまし続けてきてるんですね。
環境省もNEDOも、マスコミも・・・

風力発電も原子力発電と同じですと
近藤さんはおっしゃっています。
こちらは大分県別府市の風力発電のレポートです。

http://env01.cool.ne.jp/~apu/soukatu.htm

こちらのレポートは物理で赤点取ってたわたしにも
ちゃんと理解できます。

やっぱりわたしの第六感はあたってたんだと
ちょっと、鼻高々!

「おたやん こけても 鼻打たん」と言われた
わたしのひくい鼻も少しは高うなるというもんです・・・
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蛇蝎のごとく嫌がられそうな意見書

2008-04-19 | 風力発電

2008年4月19日(土曜日)
今夜は帰ってこれそうにないので、意見書の全文を
アップして、これから大阪へお出かけです。

そうそう、無人島の話には、
「日常生活の中ではその無神経さで嫌われる確率が高め」のほうが
笑えるんですけどと、わざわざお知らせくださった方がいました。

しかも複数のかたから・・・

おまけに
「あんた、ぜったい死なんわ! 
ナントカは世にはばかるっていうし・・・」と温かい励ましまで・・・

人生「蛇蝎のごとく」嫌われてなんぼじゃぁぁあ・・・
親鸞聖人も「悪性さらにやめがたし、こころは蛇蝎のごとくなり」
って教えさとされてるんですぞ。
深~い意味がこめられてるんですぞ。

おっと、お説教してる暇はないので、出かけることにします。

そのまえに、時事ドットコムのニュースから
【福田内閣「危険水域」に突入=民主にも厳しい視線】

福田さん、支持率下げましたね・・・
もうすぐ、安倍さんに追い付け追い越せの勢い。

http://www.jiji.com/jc/v?p=vcm21201

ここからが、意見書に添付した意見の内容です。
やっぱ、蛇蝎のごとく嫌がられそうかも・・・

【意見の内容】
1.意見は環境影響評価の実施に際して参考にすると書かれています。
これまで貴社が取り組んでこられた各地のウインドファームにおいて、
どのような意見があり、それがどのように参考にされてきたのかを、
知りたい場合にはどうすればいいのでしょうか。
まずそれが、この環境影響評価方法書を見て、疑問に思った点です。

2.法的根拠がないにもかかわらず環境影響評価に率先し、
積極的に取り組まれていらっしゃる貴社の姿勢には、
敬意を表しております。
しかしながら、貴社のホームページを見せていただきましたが、
どこにも環境影響評価の内容についての、
報告あるいはデータなどの情報が載っておりません。
せっかくの先進的な取り組みを、もっと社会に誇るべきです。
環境影響評価のこれまでの経緯や結果、
データなどの情報公開こそ、率先して行うべきです。

3.また、回答を含め、個別には対応をしないとも書かれています。
これまで、貴社が取り組まれてきた各地のウインドファームにおいて、
意見書の集約や参考にした内容等環境影響評価方法書について、
問い合わせは一度もなかったのでしょうか。
 
4.地元地権者への説明会は開催されたとお聞きしておりますが、
敦賀市民としてぜひ、公開の場での
市民向け説明会の開催を強く要望します。
 
5.また、意見書の集約及び内容等についても、
貴社のホームページで公開するよう強く求めます。

6.現在、風力発電の風車に対する、
耐震問題がクローズアップされています。(参考資料1)
風車本体の耐震強度や、地盤あるいは活断層の調査などについての
記載が一切ありませんが、なぜ記載されていないのでしょうか。
あらためて、環境影響評価方法書に記載し、
再度縦覧できるようにしてください。

7.貴社のホームページにおける、
CO2削減に貢献する風力発電のすばらしさは、よく理解できるものです。
しかしながら、風車建設までにかかる道路整備、
森林の伐採、土砂や機器類の搬入・搬出、風車本体の船舶や
超大型トレーラーによる運搬にかかるCO2排出量については、
まったく無視されています。
風車の運転開始までにかかるCO2の排出量について、
詳細な調査は行われているのでしょうか。
またすでに、調査が行われているのならば
そのデータも、公開してください。

8.風車の回転によって起こる気流の流れによって、
(風車がなかった時の)これまでの風向や風量と
どのような変化がみられるのか、
すでに稼働しているウインドファームでの
調査データを公開してください。
また、今回の計画においては、
どのような変化が起こると予測されているのかも公開してください。  

9.愛媛県伊方町の風力発電で問題になっている騒音に関しては、
近くに人家がないからという理由で
環境影響評価方法書では「しない」となっています。
また電磁波についての記述もありません。
確かに人家はありませんが、騒音や電磁波の影響を
受けるのは人間だけではありません。
山中の動植物にも影響は及びます。
とくに、鳥類や動物に対しての影響は多大です。
騒音や電磁波の影響を受け住処を追われた動物が里へ下りてきて、
里人に被害を及ぼすことになることは、想定されていないのでしょうか。
騒音や電磁波が自然環境にあたえる影響についても調査すべきです。

10.動植物などの調査に関しては、専門家その他の環境影響に
知見を有する者から科学的知見の聞き取りをするとなっています。
自然保護協会や日本野鳥の会などが、
それに相当する知見を有する団体であるのは、自明です。
科学的知見の聞き取りは、
自然保護協会並びに日本野鳥の会から行ってください。

11.風車の構造や使用する材料の品目、
使用量などの詳細なデータを公開してください。
加えて、道路建設、作業場、資材置き場、
風車建設のさいの掘削する地面の広さ、および土砂の量、
伐採する樹木の数量などのデータ等の資料も公開してください。
データについては、これまでの貴社のウインドファームでの
実績量と合わせ、当該計画における予定量も公開してください。

12.環境影響評価方法書には、「事業活動に伴う環境に配慮した
環境負荷の低減と環境管理の基盤作り」に努めるとなっていますが、
当該環境影響評価方法書からは、環境負荷の低減も環境管理の
基盤作りも読み取ることはできません。
自然環境に及ぼす影響の負荷をどのように低減させるのか、
自然環境を保護・管理する基盤作りはどのように進めるのか、
これまでの貴社の取り組み、並びに当該計画における取組について
資料・情報を公開してください。
 
13.今回の縦覧において、方法書のコピーは禁止されていました。
閲覧するのは立ったまま、しかも鎖でつながれているため、
非常に勝手が悪い、その場で意見書の記入はしにくいなど、
不親切極まりないと感じました。
これでは、真摯に意見を聴くつもりがあるのかと疑わざるを得ません。
いくら法的な根拠がないとはいえ、方法書の
縦覧・意見の聴取を行うと決めた以上は、市民に縦覧しやすい、
また家でじっくりと方法書を読みながら、
意見が書ける形態をとるべきです。
十分に内容を把握できないままの状態で
意見書を作成しなければなりません。
これでは何のために、意見書を求めているのかと
首をかしげざるを得ません。
形式的に方法書の縦覧をしました、
意見を聴きましたというだけにすぎません。
再度、市民が縦覧しやすい場所を提供し、
コピーも許可した上での縦覧をするよう強く要望します。
コメント (4)
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