「東京タラレバ娘」４話の感想

回が進む度に重くなってきました。

集まってつるんでばかりいる三人娘。それぞれ恋が始まりました。

けれど倫子は金髪と一夜を共にしたけど、まだ付き合っていません。
ドラマの欠点なんだけど、少人数で話を回してるから、あらゆる場面にこの金髪が偶然を装って現れてきます。
倫子がコンビニで雑誌を買えばそこに人気モデルのＫＥＹが載ってる。またおろされたドラマの主役がＫＥＹだったり。
占い師に北北西に運があると聞いてそっちへ進み、入った焼き肉屋にもＫＥＹが現れる。
またか‥。こういうのはコミックなら許されるだろうけど、実写だとげんなりしますね。
いっそＫＥＹが幻なら面白いのにね。

 

他の二人も散々です。小雪は知り合った男といい関係になりますが、何ですか？既婚者だったと。

それでも妻と別居中だからと言われて希望をつないでたのに、フェイスブックを見たら妻が妊娠中です。今は出産の為に里帰りしている。まんまと騙された模様です。

香は、元カレとやけぼっくいに火がついて、付き合うようになります。
それが、現在同居中の彼女の目を盗んでという信じられない付き合い方です。

 

幾ら３０と言ったってまだまだ若いんだし、香はネイルサロンの経営者なんだし、小雪もきれいなんだから、安売りしなくてもいいのにね～。
３０代なんてあと１０年もあるんですよ。２０代卒業したばかりのひよっこじゃないですか、それにしても作者が作中人物を虐めすぎてる気がしないでもないです。

 

ドラマ見てるとテンションが段々落ちてきます。心配なのは倫子もです。
先週通帳に９万しか残高がなかったのに、そして現金収入がほとんどないはずなのに、原宿の裏通りに結構広い部屋を借りて住んでる。
そして相変わらず飲み歩き、食べ歩き、今週は箱根の高級旅館まで行ってる。
どうなってるんだ…。しかも金髪とはまったく進展なし。

今週は「君とは恋愛できない」と言われてしまう。倫子は「タラレバ」言われたことを根に持って、金髪本人の事までは興味が深まっていない。
これじゃ恋愛に進展しませんわ。

 

でも最後の方で倫子は金髪に言います。
「いつも女同志で集まってクダ巻いてタラレバ言ってたけど、自分にとってそういう仲間がいたからこそ、逆境の中でも楽しくやってこれた。私はこれからも友達とつるんでやってきます」

と堂々と宣言。

まぁ確かに、友達って大切だし貴重だけど、今までの思い出をどこかでかなぐり捨てなきゃない時も出て来ますよ。
過去の宝よりも未来が大事な場面があるから。そういう時は存分に切り捨てていいのです。

その時々で一番大事なものに賭けて生きてくのが人生ですもんね。
だからこの人たちはまだまだ甘いと言えましょうが、それでも自分の立場も分かってるし、これからなんだろうな。
頻繁に会ってベタベタ付き合ってると、友人は距離の取り方が難しいですね。
とにかく自信を無くす付き合いを続けていかないようにしないといけません。

自尊感情が低くなるから。気をつけて。

 

一番心配なのは倫子なんですね。
金髪はラストで、「倫子が気になるのは何故か」と告白しています。

が、なんと、結婚していた彼女に似てるからなんですって。
２５歳でバツイチだったとは‥。ウィキで調べておくべきでしたね。