今日の考え事〈applemint1104〉

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「天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-」7話の感想

2015-05-23 22:00:59 | ドラマ

今回は色んな要素を入れた複雑な話でした。
連続保険金殺人事件にバーのママという題材だけである事件が浮かび、頭から消えません。
調べてみたら、実際にあったのは福岡の事件でした。
その事件は、女性が次々に再婚し相手二人を殺して一人を脅迫しています。
この人はスナックを経営している美人ママでした。完全に自分勝手な理由の犯行で、無期懲役の判決が下ったようです。
あまりにドラマ的で忘れられません。

今回は「魔性の毒婦」と呼ばれるバーのママの夫が次々に亡くなり、疑惑を持たれていましたが不起訴になりました。
その再調査を茶島たちが始めたのです。
ママだけじゃなく、次々に疑わしい人が出て来て話が長々と続きます。
犯人はシスターコンプレックスの弟かと思いきや、意外にも弁護士でした。
それも最後は泣きながら「あの人(森口)は苦労もせずに楽々と男を手玉に取って生きている。私は猛勉強して弁護士になって毎日必死なのに」と言います。
弁護士たる者、バーのママに嫉妬とは~
仕事に誇りはないんですかな?
男の事となると別なの?
ママに夫を奪われた憎しみで元夫を毒殺し、相手の弟をたぶらかして二人殺人。…モラルはどこ行った?
まぁでも人間ですもんね、憎悪ってこんなに強いのかと…。
どこかで人間くささが出るのでしょう。

このドラマも中盤にかかり、変化球になって来たようです。
茶島は体を張ってママに近づき、あやうく事件に巻き込まれそうになります。かなり危なかったです。
しかし弟が典型的なダメ人間ですもんね。
ママは女手一つで弟を育ててきたのに、まともな人間に育っていないのが何とも、残念な感じです。
それを思うとママもそれほど幸せじゃないみたいですね。「隣の芝生はよく見える」ですね。

茶島は司法取引がバレてやばい雰囲気です。
検察からは「司法取引は我々は一切関知していない」と突き放されてしまいました。
今まで割合楽に未解決事件を解決してきましたが、来週からは難しくなりそうです。
そして茶島も訳ありな様子。過去も徐々に明かされそうです。