一つの病院の医者たちが仕事をしていく中で、同時進行的に恋愛もありちょっとしたすれ違いや、医療の課題、困難も超えて上手く行くという
忙しいドラマです。
これと言ってあざとい場面もないし、淡々と全てが進み、物足りないようだけど、まぁなんとなくまとまっています。
サラッと見るにはいいです。
あんまり視聴率も良くないようですね。評判もそれなりですが…。
私は割と好きです。
でもとにかく恋愛も仕事も進めなきゃならないので、深みがない。進行優先なので、どんどん煽って行き、進むこと。
不自然に色んな事が露わになります。
今週は仁志先生の不倫の子を妊娠をしてしまった友子が、同僚との会話でたった数分で妊娠がバレてしまいます。
聞いてて「そりゃないわ~」と思いました。こんな大事な事、普通は他人に漏らさないでしょー。独身ならいざ知らず、既婚者ですよ。
今回は身内や大事な人の手術を感情抜きでやれるか?というのがテーマのようでした。
近藤先生は元婚約者の手術を、なんと言うことか、手術室の中で突如中止してしまいます。
こんな事ってあるの?しかしそれでは終わりません。
春樹は親が入院してきましたが、彼だけは上部の者が身内の執刀を許さないというのです。
それはこの大学に入ってきた時の条件なんだそう。(良く分からない…)
春樹は他の医師との連携で無事手術を成功させました。
春樹の母は近藤先生が執刀しました。
春樹はなかなか大人です。近藤先生を側面から上手くカバーして、しかも自分の気持ちも表現しています。
こういう助け合いが見ていて気持ちいいです。
工くんはアクのない役柄で、昼顔の時の変な生物教師より好感が持てます。
でも今の人たちは刺激的な筋書きになれてるからこういうのは物足りないんでしょうね、きっと。
近藤先生役の石田さんは適役だったと思います。
バリバリの自信家ではないし、地味で弱い所もあって、こういうのが普通の医者なのかな、と親近感が沸きます。年の割には可愛いし。
私も段々薄味が好きになってきたみたいです。いいのか悪いのか。