今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「あなたには帰る家がある」1話の感想

2018-04-15 11:22:34 | ドラマ
まだ始まったばかりで何とも言えないのですが、一回目は人物紹介も兼ねての主人公と回りの人たちの環境でした。
にしても、初めからとげとげしたシーンばかりで、思わず引きました。
まず主人公の家です。新しい家を買ったばかりの佐藤家。娘は中学に進学したばかり。一応幸福な一家に見えますが、内情は別です。

夫婦の真弓と英明は二人とも考えていることが全然違うのです。
妻の真弓は子育ても一段落したから、と以前の会社に再就職を決めます。
しかし以前とは何から何まで勝手が違います。書類の仕様や伝達の仕方など。その他もろもろ。
まだ若い女子社員に真弓は迷惑をかけっぱなしです。焦る真弓でした。
 
さらにこの夫婦、見るからに反りが合いません。
真弓は体育会系で大雑把、物事をはっきり言うタイプなのに、英明は正反対。
細かいところにシビアです。真弓がガンガン何かを言ってきても反論できずうやむやにしてしまいます。
本当に頼りなくて、はっきりしない。手ごたえのなさに真弓はイライラしっぱなし。
だからつい友達や行きつけの店で愚痴ってしまうのです。
 
ああ、こういう夫婦っているなーと思いました。
根本的に性格が合わないのです。暮らすことがストレスになっている。
年を重ねるごとに疲労が溜まり、爆発寸前になってしまう。不毛なのです。
それが判りすぎるから、見ているのが辛くなってきます。
一話では二人の趣味や感じ方の違いがはっきり表れてました。一つの映画を見ても感じ方がまったく違います。
しかし、何となく相手を誤解して受け止めていて、誤解した部分で好きになっているようです。
 
何だかなー、初めから合わない夫婦の破綻を延々と描いていくのか~。これは脱落しそう…
それもこれも原因は出来ちゃった婚です。出来てしまったから仕方なく結婚した、妥協して結婚したのが良くなかった気がします。出来ちゃった婚で破たんしたカップルの話を、私も時々聞きます。
 
でもこのドラマは初めから飛ばします。
そんなモヤモヤの塊のような夫が、顧客の人妻に魅力を感じ、二人はあっという間に惹かれ合ってしまうのでした。
 
とんでもないですね、住宅販売の仕事をしていて、客の一人に手を出すなんて。しかもまだ商談中でしょ?
英明の頭の中がさっぱり分からない。
でも、結局そういう男なんでしょうね。ここぞという時に妻に言い返せず、家の外でうっぷんを晴らすチャランポランな男。
綾子(木村多江)は、古風な家で教師の夫にこき使われながら耐え忍ぶ妻です。
触れなば落ちる何とかのように、英明になびいて簡単に落とされてしまいました。
今週はホテルでベッドインしちゃいましたよ。おやおや…
 
なんか、あまり気持ちのいいドラマではないようです。
今シーズン、いいドラマがないですよね。一応見てはみたけど、感想を積極的に書きたくなるものはないです…
原作が小説らしいので、この後何捻りもありそう。何話かは見てみることにします。