今日の考え事〈applemint1104〉

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「フランケンシュタインの恋」1話の感想

2017-04-24 14:23:07 | ドラマ
なんかまた胡散臭い題名だなと思いながら見てみました。
主役は綾野剛さん。二階堂ふみさんや柳楽さん、柄本さんなど、脇役もベテランぞろいです。
一話は、セクハラみたいな事件があって山へ迷い込んだ二階堂さんが、見知らぬ男に助けられます。
後日再び山へ入り、その男と再会します。
この男が120年も生きているという謎の男です。
地下には骨となった父親のガイコツが横たわっているのでした。
この男は、医師であった父親によって死から蘇った息子なのでした。しかし、どことなくボサーッとして、おっとりしています。
謎と言いつつオーラがない。嗣実のいいなりです。
 
嗣実は大学で菌類の研究をしています。
とりあえずこの研と名付けた男を、自分のアパートや研究室に連れて行くのですが、隠したりごまかしたリ、いかにも安直です。
そして研は研で長年生きて来たのに怪物的な所もなく、ただのでくの坊のような感じです。
研は嗣実と稲庭の計らいで、大工の見習いとして、稲庭家へ住み込むことになります。
 
出て来る人たちがこれまた濃いキャラで、なぜこんなにキャラを立たせる必要があるのかと思って見ていました。
まあしかし、これから何かが起きるのでしょう。文句を言うのは時期尚早です。
一時間も経ってから、なにか研の様子が変わり始めました。
感情的になったり興奮したりすると体のあちこちに異変が起こります。
ムクムクと恐ろしい速さで体が変わります。
菌糸が宙に飛び散り、腕に這い、手には泡のような白い物体がこんもりと盛り上がります。
頬にも白いカビのようなものが現れます。なにこれは…
まるで妖怪人間ベムみたい。更に、あの時の音楽と瓜二つのBGМが流れます。
なるほど、あれがコンセプトか。腑に落ちました。
(亀梨さん主演のドラマから早5年も経つことに驚き)
しかしあの時の妖怪人間には彼らなりの信念があった気がします。
フランケンの研はまったくの無垢で、周りになされるがままです。

そして、これが気になったんだけど、怪物と言う、人間でないものをどうやって表現するのでしょうか。見てる分には人間。でもそうでないと言う。
えっ…?
これは演技が大変です。
 
一話だけ見ただけでは分かりませんが、あまり華のないドラマでした。
ですが、これからなのです。これから何かが始まるのでしょう。
日曜の夜にふさわしい、元気とやる気をチャージしてくれるようなお話であることを期待しましょう。(かなり苦しい)