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あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

消防庁消防長殿

2006-02-23 23:03:04 | 学会活動
先ほど、消防庁に情報提供の依頼書を書いた。最近、いわゆる気候病とか気象病といわれる病気(喘息とか、腰痛とか、いろいろあるが)のリサーチに関心を持ち、ある疾患についてちょと調べているが、当院だけでは症例数が限られているので、この市のデータを解析しようと思い、先日患者の転送の際に一緒に同乗していた救急隊のSさんに頼んで救急要請の記録を閲覧させてもらえないかとお願いしていたところ、先日返事が来て、とりあえず消防長に依頼書を書いてくださいとのこと。無事受領されデータをいただけると良いのだが、最近は個人情報うんたらかんたらで、なかなか簡単にはいかないかもしれない。
ちょっと臨床とは離れたいわゆる疫学、公衆衛生に近いかもしれない。
公衆衛生といえば、大学の時、夏休みに公衆衛生の自由研究と言うのがあって、いくつかお題が決まっていて、僕らはせっかくだから一番遠くに行こうといって、青森県の一戸に水質調査と言うのを選んだ。先生同伴で2泊3日で、そこではいまだ上水道も下水道もなくみんな井戸水で生活しており、ウンコは垂れ流しと言う村?、いや町だったかもしれないが、、、。とにかく村長?町長?とかも出てきて流しそうめん、ジンギスカンなどの接待を受けた記憶がある。
水質調査の結果はどうだったか今となっては覚えていないが、いい思い出だった。

オペ室看護部リーダー再び倒れる。

2006-02-23 16:19:39 | Weblog
先週のブログで手術制限されていて、暇だとか言ってたら、甘かった。
週明けにオペ室リーダーが再び病に倒れ一週間休養を取るとのこと。
もともと2人なので、これでオペ室の看護婦さん1人になってまった。
まあ、手術も1日1件で少ないので、みんなで交代で機械出ししたりすることとなったが、こんなときに限って緊急はやってくる。
火曜日に予定手術のあと、マルファンの上行解離をやってたら、VSP来ちゃって、さらに腹の破裂まで登場、VSPはIABP入れて何とかオペまでもたせたが、破裂はやばそうなので、今回はお断りして他の施設へ送っていただいた。

そんなこんなで今週は解離の止血閉胸とVSPと機械出し係でした。
オペ室の掃除機やモップがけなどの後片付けから、次の手術の準備とか機械の滅菌とかもみんなでやらなくてはいけない。しかも今日なんかは物品が品切れのものばかりでバタバタであり、しまいにはオートクレーブの機械はぶっ壊れるし、ほんとにリーダーさんの偉大さを感じた。
もっといたわらなければいけません。
リーダーさんのありがたみをあらためて自覚する良い機会になったかもしれない。
上層部の方々もこれで少しオペ室のことを考えて人員増やしたりしてくれるといいんだが、、、、。

そんでもって、今週はあれ以来、走ってねー、ていうか全身筋肉痛であります。