あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

外回り

2008-11-26 19:12:26 | Weblog
今日は弁形成の一例のみで、特に問題なくあっさりと終了。
私の出番はなく、外回りに徹していました。
とはいっても、あまりやることがないので、ステントグラフトの文献を1つ読んでぶらぶらして一日が終わりました。
やはり、オペに入れない日はなんだかさびしいのである。ポンプオンや閉胸だけでも入りたいものである。
明日は外勤ですので、また文献を一つ読んでこようと思います。
という事で、そろそろ帰宅します。
帰って、久々に寅さんのDVDでもみようっと、あと20巻ぐらい見てないのがあるからね。

高位大動脈閉塞

2008-11-25 20:33:25 | Weblog
2週間ほど前に高位大動脈閉塞の担当をさせてもらって以来、トンと術者が回ってこず、毎日助手ばかり、時々グラフト取りで楽しむぐらい、ややさびしい思いをしていたのだが、ようやく来週に、またまた続くもので高位大動脈閉塞の方が、予定に入りました。

ココ最近、気分は上々で、これまであんまり手術も積極的にやりたいという気持ちがなかったのだが、何故かここのところ、また以前のような、やる気が沸いてきている。
あまり、頑張りすぎると、キットいつか反動が来るので、こういうときは、あせらないようにしなくてはいけないが、、。
今はたまたま、気分が上向きなだけかもしれないが、こういった気持ちに慣れたのは仕事復帰してから初めてかもしれない。思えば、職場復帰してようやく半年が過ぎました。みんなに支えられてなんとか、ココまできた、ちょっとづつ、取り戻してきているようです。
与えていただいた症例を1つ1つ確実に大切にこなしていきたいと思います。

LIQR

2008-11-23 21:14:39 | Weblog
先月に阪神弁膜症セミナーというので大阪医大まで一泊行ってきまして、けっこう濃い内容のセミナーで下手な学会行って遊んでくるよりよっぽど勉強になりました。
帰りに、上司の先生と話していたのですが、うちの病院でももう少し新しいことをみんなで勉強しないといけないなーということになり、今月から抄録会を週一回開催することになりました。三人しか居ませんので、おのずと3週に一回まわってくるわけで、先週は私がしたので、また再来週には順番が回ってきてしまいます。なんかネタ探さないといけません。
先週はLIQRといって日大の秦先生が提言した解離の手術方法についての論文を読ませていただきました。
LIQRとはless invasive quick replacementの略で、簡単に言って、A型解離の手術を平均2-3時間でやってしまうというものです。
その秘密は、体温は直腸温で28度と中等度の低体温で、20度まで持っていかないこと、もうひとつは循環停止(平均18分)にしたとたんに、頭意外は加温を開始して、さらにその間に心肺回路を40度まで上げておいて、末梢吻合が終わったとたんに、40度の血液で循環させ急速復温させるというものである。
症例数は20例程度だったと思うが、死亡も重篤な合併症もほとんど無くすばらしい成績だった。
手術時間の最短が確か118分ぐらいだったかなー、とにかくすごい。
いま、ちょっと話題になっていて、うちの病院でもやりましょうという話になっている。しかし末梢吻合20分以内という壁を越えられないといけないのである。

28度前後の中等度低体温でやるというのは結構、今、世の中ではやられていて、スタンダードに行っている施設も増えてきているようで、もうすぐ、そういう時代が来るのでしょう。
しかし、解離が2時間で終わるのなら夜中きても、一度家帰って寝れるなー、いいなー、すごいなー。
あとはうわさでは千葉にある大動脈センターでも、かなり早いらしく、やはり解離を2時間台で終わらせるらしい、心肺のHtを50にまで持っていくというのを聞いたことアルなー、みんなすごい。
俺もはやく解離をやらせてもらえる立場になりたいもんです、まー当分無理だろうなー、今の感じでは、お上が飽きてくれないと、まわってこんからねー。

減俸?

2008-11-23 20:38:50 | Weblog
先月から山奥の病院へバイトに出るように言われて、僻地医療を体感しているが、
バイトに出ることで手取り40万円upと喜んでいたら、先月の給料明細みたらなぜか、基本給が20万円ほど減っている、、、、なんだこりゃと思い、すぐに事務長室へ駆け込むと、うちの病院ではバイトに出た先生は給料減らすとのこと、あわせてこれまでよりupしているのでいいでしょうだと、、、あいた口がふさがらなかった、、なんて、なんてケチクセー病院なんだ。
反論する気にもならんかった。
確かにプラスマイナスすれば20万ほどのupであるが、それとこれとはべつだろー、ふつう。
こんなに昼夜無く休日も返上して働いているのに、それに対する対価が、基本給たったの25万である。ぶっちゃけ中堅どこの看護婦さんより少ないのである、泣けてくる、はっきりいって、この病院のために頑張る気が無くなる、あほクセー。
俺って月25万の仕事しかしてねーのか?、別に居なくてもいいのか?
そのくせ、月の半分も病院にいない、名前ばっかの変な役職のお偉い先生がたに、大金払っている、偉くならなきゃいけねーのか。
もっと、現場のスタッフに還元しろっつーの。
あんまりお金のことで言いたくは無かったが、こっちも家庭をもつ身となりまして、黙ってられん。
今度、忘年会のときにでもボスにいってやりたい。

アルファちゃん納車

2008-11-23 20:21:28 | Weblog
先月、ようやくうちの妻が半年かかりましたが車の免許を取得いたしまして、いよいよもう一台車を購入することになりまして、とーぜん、私のパーソナルユースとしての車ですが。
前々から、いろいろと見に行ってはいたのですが、ミニクーパー、アウディーTT、ポルシェ、アルファロメオと考えていまして、うちの病院で誰も乗っていないのにしたかったので、アルファロメオになりまして、新車では800万とちょっとお高いので、中古で探してもらっていまして、3000KMで400万でいいのが出てきたので先週納車していただきました。
車種は黒のブレラで3.2L、V6エンジンだけあってノーマルマフラーなのに、ちょっとヤンキー車みたいな音がします。
調子に乗って左ハンドル、マニュアル車を選んでしまい、楽しいけど、毎日エンストしまくり、前も後ろもぜんぜん見えなくて、えれー乗りにくいけど、そんなのかんけーねー、カッコがすべての車である。
イタリア車ですから故障は覚悟のうえだ、そんなのわかってる、いちおう4人乗りだけど、どうみても二人しか乗れない、それでもいい、燃費は5KMいかないけど、仕方ない。
どうせパーソナルユースだ、遊びの車である、かっこよければ、気持ちよければそれでよし。

ステントグラフト

2008-11-23 20:06:40 | Weblog
先週の週末もステントグラフトの講習に行ってきました。今度はゴアテックス社のexcluderという製品で、前回のzenithよりも非常にシンプルで操作性はよさそうで楽しみである。
今回は愛知医大にお邪魔してきましたが、講習に来ている先生方の半分ぐらいが放射線科の先生方と残りが血管外科の先生方で、ちょっと驚きました。
こちらのほうではけっこう、放射線科の先生方が積極的に中心になってやっているようです。
愛知医大では2例の症例を見学しましたが、やはり中心となっているのは放射線科の先生方でありました。
2例とも局所麻酔で2時間半程度できれいにきまっていましていい経験となりました。
うちでも早く取り掛かりたいものです。
うちの施設では内科の先生との兼ね合いもありますが、やはりカテーテル操作に関しては内科の先生のほうが断然上ですので、最初の10例は術者は内科の先生に譲ることといたしました。
来年早々にでも一例目が出来ればと思っていますが、、、。

1千年の時を越えて

2008-11-23 19:55:39 | Weblog
先月に呼吸理学療法のセミナーで京都まで行っていたのだが、その際にちょっと観光もしてきましたが、源氏物語博物館みたいなのがあってよってみたら、何でも源氏物語が書かれて今年でちょうど1千年ということで、世間ではちょっとしたブームらしい。歴史が全くだめな私としては、これまで全く 興味を持ったことが無かったが、博物館いって源氏物語のあらすじを知ったら、なんだか面白そうで、最近マイブームになりつつある。
つい先日もNHKで特集をやっていて、漫画でもあるというのでちょっと呼んでみたくなり、有名なのは少女漫画で1979年にスタートした「あさきゆめみし」というのがあり、これは今の30代の女性が学生の頃は大ブームになった漫画らしい。しかし少女漫画ということでとりあえずパス、もうひとつ有名なのが江川達也の漫画で、こちらは江川達也らしくちょっとエッチなタッチで描かれているらしく、こちらをインターネットで全巻大人買い、本日届きました。

インターネットで見ていたら、なんでも来年の一月からフジテレビ系列の深夜アニメで源氏物語が放送されるらしく、こちらも楽しみである。しかし夜中なのがちょっとね。
あとは、小説としてもいろいろな方が書かれている、田辺聖子とか瀬戸内じゃくしょうさんとか、、、最近では林真理子が書いているのがあるらしく、面白そうなのでそちらも読んでみたいのである。

たまねぎとイチゴ

2008-11-23 19:41:41 | Weblog
ここのところ、週末にあまり時間が取れなくて、畑のほうをサボりがちでありましたが、ちょぼちょぼ暇を見つけては手入れをしてまして、今日ようやく玉ねぎとイチゴの苗を植えつけることが出来ました。なんとか本格的に冬が来る前に間に合いました。
うちの畑は荒れまくっていて、砂利が多くて、恥ずかしいものでしたので、今回はきちんと土の手入れをいたしまして、土を一度全部ふるいにかけて、小石やごみを取り除いて、やわらかい土壌にしました。
来年の春には甘いイチゴが取れることを楽しみにしているのである。
そういえば、庭の柿とゆず大量になりまして、食べ切れませんがちょっとづついただいています。
ほとんどは鳥のえさになってしまいそうですが、、、。
ちなみにナスとピーマンはもう食べれるような代物ではありませんがまだ、生っているのでほってあります。いい加減にそろそろ片付けなければなりません。