あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

2006-03-31 12:41:27 | Weblog
昨日の朝、当直先から帰ってくる時にところどころ桜が咲いており、もう花見の時期であることを実感した。
大学病院にいた頃、近くの公園でよく花見?宴会?をした覚えがある。呼吸器外科のカトちゃんがいつも率先してやっていた。カトちゃんは何故か自家発電の機械(よく祭りのときに的屋さんが使ってる、あのうるさいやつ)やBBQセットを車に常備していていつどこでも、明かりとかホットプレートとかBBQとか、、、大変まめな先生でした。今年もまた元気に自家発電しながら花見でもされていることでしょう。

今日は馬蹄腎のAAAの予定であったが、昨日のMDCTで腎動脈が左右3本づつあることが判明して、どういう戦略で行くか、いろいろ意見が別れたため、今日は延期として、またボスのいる日にやることとなった。ボスなら上から順々に再建していっても3時間以内にはできるとは思うが、腎峡部もあり、相当視野は悪いと思われるなかで、5~7本の血管を再建するのに、3時間でやる自信は俺には無い。俺がやるならAxillo-Femoralで外シャントでも建てておいて足の血流を確保しといて、腎動脈の再建をゆっくりとやるか、もしくは逆に腎動脈からcoldの腎保護液を間欠的にでも流して先に足をつなぐかすれば安全だと思ったが、どうなんだろう。
まー、たぶん、上からclamp&sawでやるのだろう。

今日は暇になったので来週のOPE前後の指示出してたら半日終わった、来週は6~7件とまずまず、でも弁ばっかりで、ほんとCABGはねーなー。

夕方はしだれ桜というのを見に行った、いわゆるソメイヨシノとは違い、柳のような桜で樹齢300年という大層高齢の方でした。

目標10本

2006-03-30 19:33:04 | 術者、勉強になった症例
今日は、人間で2本目のIMAのチャンス到来、DMの痩せたカリカリの男性、SVGには最高だがIMAは胸骨にひっついて難しいタイプと予想されたが、やはり。くっついており、左をBB先生が取ったが1時間近くかかっており、これは俺はすぐにギブアップかと思ったが、BBの指導のもとギブアップせず何とか、完遂、1時間15分とだいぶ時間はかかったが最後までやらせてもらってラッキーだった。
だいたいはつかんだ気はするが、ここを出るまでのあと2ヶ月で10本ぐらいは取らせてもらいたい、10本取ればだいぶ見えてくる気がするんだがなー。

明日はなんと、馬蹄腎のAAA、これは複数の腎動脈が出てるものが6割近くあること、腎峡部がAAAの前面をまたいでいること、尿管の以上走行の可能性があることなど、いくつか手術手技上問題となることがある。しかも、馬蹄腎は3割ぐらいで尿路感染を呈しているとのことで、峡部を利断する方法もあるが人工血管感染を懸念して現在ではあまりやられておらず、温存するのがはやりらしい。ちなみに米国での報告は180例、わが国では20数例と非常にまれな合併である。
今回の症例も瘤の前で左右の腎臓がくっついており、しかも腎動脈が左右とも3本ずつ全部で6本あり、そのうち4本が瘤から出てるので、再建しなくてはいけないかもしれない。文献によると小さな腎動脈(2mm未満)は再建しなくとも、術後の腎機能に影響は無いとのことであるが、もうすこしよく検討してからのほうが良さそうである。しかも明日はボスが神戸の高橋病院で夜久先生のライブがあって遊びに行ってしまうので、さー大変、延期にしようかどうか検討中である。

飲み会イベントと心血管イベントは相関あり?

2006-03-28 00:35:10 | Weblog
今日は月曜日、外勤の日であるが、夜に手術室NSのSさんの送別会があり、そのため、いつも外勤帰りに行っている英会話を昼休みにずらした。しかも髪の毛も切りたかったので、昼休みを最大限に使った。基本的に昼休みは1時間30分ぐらいなので(外来の状況によりあいまいだが)まずは30分でカット・髭剃り・シャンプーを1850円でやってくれる駅前のバーバーにて春バージョンに髪の毛をカット(できあがったら、ただのスポーツ刈りだったが、そんなもんだろう)、そのまま英会話スクールで50分しゃべりまくり、その後、最近お気に入りのY食堂でとんてき定職+納豆を10分速攻で食べ病院へ戻るという強行スケジュールを追行した。
短時間にいろいろやるのは気持ちいいものだ。
今日の英会話の先生は日本人だけどちょっとしゃべりが外人っぽく、とてもスレンダーで初対面から憧れてたRB先生(ちょっとほめすぎか)であったので、話も軽快にすすみ楽しかった。
最近通っているY食堂は、じつは大学時代のヨット部のマネージャーで今はマラソン仲間のTの親父の実家であることが先日、駅伝に出たときに判明した。ただ、Tのい両親は離婚しており(Tごめん、ばらした)、今はあまり音沙汰無いとのことだが、びっくり、でも今日も平然と、これがTの伯母と祖母かーと心の中で思いながら、とんてきを喰らってしまう私はどう?。

送別会は創作料理?の店で、またまたついつい飲んでしまったが、今日も、緊急CABGが入りそうで送別会お流れになるところだったらしい。
ただ、患者本人が拒否し続けたため、結局説得させるのに時間がかかり、IABP入れたら症状も安定したので明日の2例目に準急でやることとなった。それはよかったらしいのだが、夕方にFogartyが一件入ったらしくBB先生とMEのI君はずいぶんと遅れてきた。
なぜかいつも、こういうイベントの日に限って、緊急オペがちらつく、なんでだろう。
でもまー、とりあえず今日は開催できたのでよかった。

今日は酒も入っていることだし、明日に備えてもう寝よう、お休みなさい。

GEA⇒SVG

2006-03-25 19:24:08 | 術者、勉強になった症例
さっきのオペはGEA腐ってたので結局SVGとなってしまい残念、しかもボスが元気で6本もつないでくれて、夜勤明けとしては眠くて眠くて大変でした、でも、ボスからグッドニュースあり、今日はご機嫌だったのか、今後、ルーチンでIMA採取をまかせてもらえることとなった。
ただし、ミスしたら、それなりのペナルティを与えるとのこと。
以前、北海道の大野病院に見学行ったときは、道井先生は厳しい方で、ミスをしたレジデントはしばらくの間、手術室に入れないというペナルティを課せられてたとのを思い出した、唯一、手術室に入れるのは、閉胸の助手として呼ばれるのみで、それまでは手術も見ることも許されない、ふてくされてるレジデントもいた。←この人反省の色無し。
道井先生よくわかってらっしゃる、なぜなら、意気揚々と修行に来ているレジデントにとって、手術室に入れてもらえないというのは一番つらいペナルティだと思う。そのことをうちのボスに言ったら、手術室に入れないなんて、そんなんは仕事無くて楽できるだけや無いか、ペナルティにはならへんとのこと。うちみたいに猫の手でも借りたいぐらいの施設は、ミスしても手術室入れないということはなさそうである。

今は、前へ出る時期のようだ、出れるだけ出てやろう。またすぐ、じっと堪える時期がやってくるのだろうから、今を楽しんでやるぞ。

GEA

2006-03-25 10:47:38 | Weblog
今日の準急のCABGはやはり若いので動脈でと言うことで両側IMAとGEAで5~6枝つなぐとのこと、なんかボス気合入ってるなー。
そんでもって俺はGEAを取らせてもらうことになった、やはりなにかしら出番があるのと無いのとでは、手術に対するモチベーションが違うものである。
それではそろそろ取りにいってきまーす。

拾い物

2006-03-25 06:28:51 | 緊急
昨日今日と連続して当直であるが、昨夜の当直ではUAPがきてカテしたら右とCXのトータル、LADは99%の二段締めであった。トロポニンもCKMBも動いてたので、たぶん一度つまっておりリーセントAMIと思われる。
一般的には緊急CABGの適応であるが、うちの施設ではこんな症例でも外科に回ってくることはまず無い、そのままPTCAかと思いきや、なんと外科に回ってきた。
昼間のルーチンで見つかった症例であればPTCAやってしまうが、症状あって夜間に来ていること、それなりに難しそうだと言う理由からめずらしく外科に回ってきた。
もっともらしい理由であり、内科のK先生なんて素敵な方なんでしょうと思ったが、あとで下々の者にきいたところ、いつもならやってる、今日外科に回した最大の理由は明日自分が学会発表があるからだと、、、、。なんだ、だまされるところだった、偽善、いつでも目が笑っていないK先生、おそろしや。でもまー、少ないやりやりのバイパスゲットできたので良いのだが。結局、IABPいれて今日の朝一で準急でやることとなったが、ただいま不安とIABPのためか早速不穏になり、看護婦さんからどうにかしてくれとのコールコールで、あんまり眠れなかった。
週末ですが、火曜日休みだった分と考えればOK、しかも俺はどうせ当直だったのでラッキーか?今日も静脈の一本でも取らせてもらえるとよいのだが、65歳重度DMなので静脈はないかなー。

取ったー

2006-03-23 19:08:37 | 術者、勉強になった症例
今日は、ついに待ちに待ったあの日がやってきた。朝、CABG患者の麻酔かけているとBB先生がニヤニヤしながらグッドニュースを運んできてくれた。
「聞いたか?、今日はお前の童貞卒業の日やー」とのお言葉、もしやと思ったらやはり、ついに内胸動脈採取のチャンスがきた。今月の初めに許可をいただいてはいたが、なかなか両側内胸のCABGも無く見送り状態であったが、今日の方は小太りのおばあちゃん、脂肪のなかにIMAが浮かんでいて、ビギナーには最高の症例である。うちの上司いわく、IMAとSVGの取りやすさは相反するとのこと、SVGは脂肪が無いほうが取りやすいが、IMAは脂肪が無いと胸骨にひっついて取りにくいのである。BB先生のご指導を受けながら何とか採取、気がつけば一時間近くたっており、タイムリミットギリギリであった。樋上先生のDVDを何べんも見てイメージは抜群であったが、樋上先生のように中枢側までハーモニックでは出来ず、電メスのお世話になった。ついでにCABGの前立ちもやらせてもらったが、CXの助手はむずかしかった。
BB先生の最初のアドバイスは、なんと、、、自分がIMAとるときはIMA取るほうの胸骨を厚めに切ると取りやすいと、ただし反対側は開胸器に近くて取りづらくなるが、アメリカにいたときは、やつらは平気でそういうことをしてたらしい。自分がとりやすければそれでいい、相手は関係なし、しかもライバルを落とし込めるといった、非常にシビアな世界である。やっぱアメリカって、こえー。
今日の反省点は末梢の分岐のあとで事なきを得たが、少し焼けどさせてしまったと思われる、調子に乗ってハーモニック当てすぎたかもしれない。
とりあえず今日は合格?ということにさせてもらい、また、次も失敗しないようがんばるのである。また樋上先生のDVD見よおっと。

多摩川リバーサイド駅伝

2006-03-19 23:01:18 | マラソン、駅伝部
今日は大学病院時代の仲間と駅伝に出場、5kmなんとか完走したが、もうぼろぼろ明後日ぐらいに筋肉が悲鳴をあげるだろう。風が強くて、走った後のバーベキューも早々に引き上げ解散となった。今回は10人+赤ちゃん2人の2チーム参加、みんなバラバラになりましたが色々と近況を聞けて楽しかった。大学病院でがんばっているF先生、F先生に熱い思いをぶつけるW先生、婚約解消して今はストイックに体を鍛えるほうにエネルギーを注ぎ、去年のホノルルマラソンにこっそり出場し4時間20分で完走したT、ぷー太郎生活に終わりを告げるA、フラダンスを本格的に開始した第一バカ専属ナースN、開業コンサルタントを始めた薬剤師のIさん、4月から本院へ戻る医局長、みんなそれぞれだ。次回は荒川駅伝フェスティバルが5月ぐらいにあるはず。

ドンと来い

2006-03-17 15:25:17 | 緊急
今日は2本バイパス、順調に3時間で終わって、午後はのんびりして、夕方はオペ室の看護婦さんと焼肉食いに行こうと約束してたのだが、一例目の閉胸してるころ、上行の解離登場、86歳のおばあさんであるが、元気なので手術へ。
ARもあるとのふれこみでベントールかと思われたが、トータルパーヒュージョンにしても、たいした圧は出なかったし見た目も解離によるARと言うよりは弁尖の合いが悪い器質的な変化でⅠ°程度と判断し、ヘミアーチのみで終わった。中枢も末梢も解離していたのでフェルトでサンドウィッチの断端形成で鉄板でやったところ大きな出血無く7時間ぐらいで終了。この手術、俺と同期のHは平均5時間でやってのけると言うのだからすげえと思う。俺も近いうちに必ずそうなる。
結局、焼肉はお流れ、医局で缶ビールとなった。

でも解離ってやっぱ、おもろい。もっとドンと来ないかなー。

松阪牛の秘密

2006-03-16 22:49:19 | 飲み、食いもん
今日はM病院でASD+MAZEの麻酔やった、最初MRとTRもやるとか言ってて、なんだよと思ったが麻酔かけてTEEみたらMRⅠ°でTRなし、ASDも5mm程度で、Qp/Qsは1.3でASDもやる必要あるのかってかんじでありました。NYHA2-3ってなってたけど、たぶんAFのせいだろう。つまるところAF取れれば症状は改善する、MAZE主体の手術と言うことになる。
確かにこの先生、遅いが血が出ない。とりあえず5時間ぐらいで終わってくれたので、計画通り帰りに松坂牛を食ってきた。いちおう老舗と言われる店に行ったのだが2人で食べて飲んで4万ぐらいであった。仲居さんの話では松坂牛はすべて3歳で雄と交わる前の牝牛で、人間で言うと年のころは17、18の生娘とのこと。俺としては5、6歳のほうがいいかな。

一安心

2006-03-15 22:23:09 | Weblog
昨日のASDの人は順調で朝、抜管。夕方には元気にご飯食べており一安心、明日にはドレーンも抜けて離床してくれることをねがう。
またMVRの人は朝方、出血も止まりましたが全部で1500ぐらいは出たかな、止血部隊としてごめんなさい。
AAA破裂は腎動脈の遮断が一時間近くなったので、術直後は無尿が続いたが、今は出まくって止まらない。いわゆる急性腎不全のあとの利尿期という時期に入ったのだろう、少し追っかけなくてはならないが、とりあえずここも一安心である、あとは腸管の浮腫が引いてくれるのを待つのみ、結構無理やり閉めたのでコンパートメント症候群にならないかどうかやや心配ではある。

明日はベテランのASDである、何か学んでこよう。

喜び

2006-03-15 08:21:18 | 術者、勉強になった症例
昨日はうれしかった、なぜなら1年ぶりにASDの手術が回ってきた。しかも前立ちはN先生という下々だけのコンビでやらせてもらった。久しぶりの開心術であったが、TAPもついでにやっちゃって遮断40分、ポンプ90分、トータル3時間弱といったところ、でもボスだったら2時間コースだろうな。1時間の差は簡単には埋まらない。ストレス無く大変気持ちよくやらせてもらった気がする。ほんとすべては周りのスタッフの無駄の無い的確なフォローのおかげであり、感謝感謝であります。外科医って言うのは自分の腕を磨くのは当然として、もう一つコメディカルスタッフとのチーム作りが手術を円滑に問題なく終わらせるためには大切であると言うことが、今日改めて実感した。
外科いたるもの腕だけでは生きてはいけない、自分がいつか独立する時にはそういったことを優先的に考えなくてはいけないと感じたのである。
昨日は先にM弁形成があったがそちらはMR残って、re-pumpでMVRとなってしまった。人工検索の一本が緩んでおりそれを閉めれば形成でいけたとは思うが、次が無いのでMVRとなった。難しい判断である。それはPump-onと止血閉胸やったが、上のものなしで自分の判断で閉胸したのはたぶん初めてであり、良いかと思って閉めたが縦隔から結構でまくって再開胸レベルだった、ただ縦隔なのでPEEPおもっくそかけて、FFP入れまくってとめたが、、、。閉胸もなめちゃいけないが、止まってよかったです。
さらに昨日はAAAの破裂が2つ来て、1つは手術室が空かないため断わったが、もう一つはちょうど2例目が終わったときに着たので、そのまま12時ぐらいから手術になって、さっき終わった。さすがに眠たい。しかし破裂はやっぱり重なる気がするな、ここのところ数日また急に寒くなったことが原因かな?

明日は当院はTAAであるが、僕はM県M市でこちらもASD+mazeがあるので、N先生と一緒に前立ちと麻酔をやりに行く予定、早く終わりそうなので帰りに松坂牛でも食ってきてー。
そういえば来月もASDの予定が入っていた。次はもっと的確にかつ早く終わるようがんばりたい、どうか簡単でありますように。
今回の反省点は、パッチを大きく切り過ぎたこと、パッチとRAと細かく縫いすぎたことである、これで10分は短縮、でも血は出なかったからよしとする。あとはT弁を触るときは前尖~後尖までは曲がりセッシで中隔尖は直セッシのほうが扱いやすかった。リングの糸は全部順針でOK、そんなとこ。
今日は外科チーム休業です。おやすみなさい。

賃貸って

2006-03-12 03:33:36 | Weblog
今日は午後から次の住むとこ探そうと思い、あっちへ行って不動産屋さんめぐりした。
現在は2LDKで家賃ただという最高の物件である、ただし病院から徒歩0分のため緊急事態には誰よりも早く駆けつけることという恐ろしくストレスフルな条件付である。おかげで2年分家賃浮いたので、今度はその分贅沢できるといえば出来るが、病院の前に住むというのもあまりにもプライベートは無いが、あまりにも便利すぎてもう病院からあまり遠いとこには住めなくなってしまったかも。
希望としては病院から徒歩5分以内、40平米ぐらいの1R、バストイレ別、出来ればウォシュレット付き(なぜなら僕のお尻ちゃんデリケートなので)で探してもらうと、病院の近くにいろいろ物件あるみたいだが、さすがに40平米の1Rとなるとあんまり無い。40平米というとだいたい部屋は12~14畳ぐらいになるけど、2部屋とかはやだ、出来れば仕切りが無く何でも見えて手の届く、いわゆるかゆいところに手が届くような部屋がいい。
苦労の末、12畳の1Kでバストイレ別、エアコン付き、ガスコンロ、広めのバルコニー付き、オートロック、築2年、病院から徒歩5分、込みこみで10万弱というのが見つかり、早速お部屋を見に行って一目ぼれ、そっこー決めたろと思ったら、賃貸は2,3週間先ぐらいから契約しなくてはいけないのだと、、、、そうなのか。そういえば俺、引っ越すのまだ3ヶ月以上先だった
キープするために三か月分払うのはばかばかしいし、あきらめて3ヵ月後に出直すことにした。きっとあの物件は3ヵ月後にはなくなっているだろうな。

内視鏡下SVG採取

2006-03-10 22:17:33 | 術者、勉強になった症例
先日、ボスから内視鏡下のSVG採取の新しいデバイスがテルモから出るので講習うけて、うちの病院でもやれとのこと。
そのため今月末に神奈川の秦野にあるテルモの研究所にいって、豚で練習させてもらえることとなった。メイヨーベインストリッパーよりよっぽど安全ではあるが、めんどくさそうである。

昨日今日と続けて、急性動脈閉塞がきて、fogartyやらせてもらった。
今日の症例は、右総腸骨でつまっておりいわゆるサドルエンボリズムっていうの?
fogartyやったら左の足に血栓とんでっちゃって、左もfogartyする羽目になってしまいました。しかも調子に乗ってやってたら小さな枝をエキストラバゼーッションしてしまった。一粒で二度おいしいというか、ごめんなさい。
ちょっとつかれた。
最近、毎日pump-onや前立ちなどが回ってくるので、それなりにしんどいが充実しており大満足であります。

がっかり

2006-03-05 21:53:29 | 飲み、食いもん
今週は金曜日の手術がキャンセルになったので木曜の夜にN先生と内科のD子先生としこたま飲んだ。4時まで飲んで俺は朝起きたら10時だった、あとで聞いたらN先生もやや遅刻したらしいが、ちょっと浮かれすぎかもしれない。しかも二件目のスナックで店員に絡んで絡んで、しまいにはママに店の外に追い出されトクトクと説教された、、、、、そんなとこは良く覚えている、、、反省。

今週末は回診番、飯食うのとジョギングした以外は、ほとんど病院にいた。やはり手術無いとはいえ一人の回診番は気づくと一日が終わってる。ただ来週末はOFFと思ってがんばってやろうと思ったら、当直表がでてて来週末は病院当直だった、、、、がっくし、、当直だったら回診番のほうがまだ100倍はまし。
一度楽をすると人間ドンドン贅沢になるが、電話を気にせず病院を離れられる日が時々はほしいと思う。まあ、病院移ったらしばらくはそんなこと言ってられないだろうが。