あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

思い残すことなし

2015-09-22 17:38:22 | Weblog
白馬三山縦走、痛む足にむちを打ちながら、連日、座薬を突っ込んで行ってしまいました。
今回は猿倉-白馬鑓温泉小屋泊-白馬槍岳-杓子岳-白馬岳山荘泊-白馬岳-小蓮華岳-白馬大池-白馬乗鞍-栂池ロープウェーで下山の予定!!
3日ともにお天気に恵まれて、これまでの山業ではもっとも天候に恵まれた??かも、最高の登り納めとなりました。
しかしながら、メンバー4人中、実は3人が前日まで、いけるかどうか危うく、直前までハラハラドキドキでありました。
私は座骨神経痛、ガイドのMちゃんは膀胱炎、O先生はご家庭の都合が、、、、結局のところ当日は予定通り全員そろって出発!

初日は東京から始発のあずさに乗ったメンバーを迎えて、いざ白馬駅まで、車は無料駐車場において、11:55のバスで猿倉12:17着、入山届を出して炭水化物を補給して、12:45白馬鑓温泉へ出発、高度が上がるにしたがって草木の紅葉が徐々に増していくのがわかります。この日はひたすら登って、雪渓をちょっとだけトラバースして、雪洞に感動しながら、だんだんと硫黄の香りがプンプンしてきて、途中2度ほど足がつりましたが16時半ごろ無事に白馬槍温泉小屋到着、さっそく夕飯までの小一時間、テント場からかなり丸見えの露天風呂で痛む足を温泉療養、、。
翌日は4時半起床で、再び露天風呂に入りながら朝日を眺めます。いちおう混浴ですので、女性は水着でご一緒に朝日の写真をパシャリ、しかし、昨晩の夕飯で仲良くなったおじさんにシャッターを頼むと、あとから見た写真にはO先生の写ってはいけない一物が、、、。
2日目は7時出発、いざ白馬鑓目指して出発、緑、黄、赤、白のコントラストがすばらしい色合いで涸沢の紅葉にも匹敵するような景色を眺めながら、のぼり3時間で、天狗小屋の見える分岐まで到着、ここから1時間弱で白馬鑓山頂2903mへ、南側にはまず、剣岳が見えてそれに続いて穂高連邦、、、槍ヶ岳まで見えて、頂上からは富士山の頭もお目見え、北にはこれから目指す、杓子に続いて白馬岳までばっちりでありました。今回は双眼鏡を購入してきましたので、遠くの山を登っている人々が見えて、おもろかった。つづいて尾根を降りて登って杓子岳1812mの山頂へ、ここで12時ちょうどでしたので、お店を広げてランチです。今回は直前まで迷っていたため、あまり買出しできておらず、コンビニのウインナー、インスタント麺、おにぎりなどなどで。その後は白馬岳目指して、途中、膀胱炎のMさんのご希望で村営の白馬岳頂上宿舎でおトイレを借りて、15時ごろに白馬山荘に到着、ここは最大1200人収容可能という日本最大の山小屋であり、遠くから見るとまさに要塞のように石垣に守られてまして、、食事もトイレも行列、行列で大変であります。さっそく夕飯までは残った生物をできるだけ消費しようと、みんなで自炊飲み会、、、恒例のワインをいただいて、夕飯のあとは満点の星空を眺めて、いざ就寝使用と思たら、3人で2枚の布団といわれていたのに、同室の隣の方々が一人一枚で寝てまして、、、、、私ら二人に一枚のスペースに追いやられていて、、とほほ、まだ消灯一時間前なのに、、、O先生が山小屋の方に相談してくれて、ラッキーなことにガラガラの2階を使用して良いと、、、結果的に一人一枚で眠れた。
翌日も4時半起床で山頂近くまで行きまして日の出を鑑賞、かなりガスと風が強かったのですが、日が出るとガスがサーと晴れて、後ろを振り向くと、なんと初めて見ました、、、ブロッケンブロー現象、2回目になんとか写真におさめてしめしめ。
この日も7時過ぎに出発、まずは白馬岳2932mの山頂へ、ここにはあの新田次郎先生のデビュー作、強力伝のモデルとなった羅針盤が置かれていて、重さは確か50貫、200kg弱だとか、、、。
あとは楽しい稜線歩き、少し行くと三国境(長野、富山、新潟の分岐点)を通過、曲がればごはんのおいしい清水ゆかりさんの朝日岳へ向かうルートです。私らはそのまま、まっすぐ小蓮華山2766mへ、この山頂からは、今降りてきた白馬岳が立派に見えて、北側には黒部の街並みが、双眼鏡でのぞくと新幹線の線路が、、、数分眺めましたが新幹線には遭遇できませんでしたが、目的地方向には白馬大池とその小屋が見えて、一気に白馬大池まで下って、ここで11時と少し早目のランチタイム、三日前のコンビニおにぎり、、みんなに大丈夫なのと心配されたが、前回は4日目に食べたけど何か??、、大池からは大きな岩がごろごろと続くなか白馬乗鞍岳2436mでセメントで固められた巨大なケルンがモニュメントのように立ってました。あとは下って下って天狗原まで来てダケカンバやナナカマドが赤く染まったのを眺めながら一休み、今回は天気が良かったこともあり、ライチョウには出会えなかった。14:20無事下山、ここでなぜか病棟の看護師さん親子に遭遇、栂池ロープウェイ、ゴンドラと乗り継いで、冬にお世話になっている栂池スキー場を眺めて下山、最後は八方の湯で汗を流して、坐骨神経をあっためてやりました。
しかし、何とか私の坐骨神経もMちゃんの膀胱も3日間耐えてくれました。
これで、剣岳以外は北アルプスの主要なルートはなんとなく連れていってもらい、満足、、、。
これで思い残すことなく、10月からの新生活、頑張れそうです。

まずい

2015-09-18 09:25:20 | Weblog
さびしいことでありますが、この病院での実働も本日で終わりになります。
三年半という短い間でしたが、未熟であった私を一人前にしてくれた病院であり、大変感謝であります。
これからは、外から支援して恩返しをしていかなくてはいけません。

明日から待ちに待ったシルバーウイークですが、なんと先日から座骨神経痛が、、、。
すぐに針を30本ほど打ち込んでもらって、歩けるようにはなりましたが、まだまだしびれと痛みが残っております。
明日から白馬縦走3日間の予定なのに、ここで無理はいけないですかね。山は逃げないとは、よく言われますが、しばらくはこれなくなるのでねー。なんとか登り納めしたいところであります。

霧の独標

2015-09-15 16:30:22 | Weblog
先週末は十数年ぶりの西穂高です。
完全なる初心者2人を連れてですので、今回はロープウェーにて一期に上がらせてもらいました。そんでも山荘までは60分程度で、この分なら上高地から登っても良かったんではないかと、ちょっと物足りなく、、、、、でもその日は、これでもかとここ最近ないぐらい、雲一つない抜群なお天気で、丸山まで足を延ばせば北アルプス南部が全部見えた。出だしが遅めでしたので、小屋で遅めのお昼を作りまして、今回は山形出身者を連れており、名物いもにを作りまして、みんなでつつきました。あとは定番のウインナー、ベーコンステーキ、α米、チーズ、生ハム、セブンのスモークビーフ、などなど昼食べ過ぎた。夕飯のあとはのんびりを漫画を読んで終了。イカロスの山??だったかな山の漫画で一気に10巻読んでしまった。残念ながら夕方から雲が増えて、星は心の目で数個見えたのみ。
二日目も良い天気のふれこみでしたが、なんと、予想が外れて大荒れ、雨こそやられませんでしたが、風速10mでガス、気温は2-3度ということで、西穂山頂は断念、とりあえず独標まで行ってみましたが、途中で引き返す方々が多く、私らも独標で滞在数分、やむなく引き返しました。
しかしながら、下界へ降りて、いつのも平湯の森で汗を流していると、いつの間にか天候も回復していて、なんだかなー。
来週は、未開のシロウマ行ってきます。2泊三日で雪渓&温泉だよー、あー、でも、アイゼン12本づめ、東京においてきてしまってる、4本ぐらいでもいいのでレンタルかな。
たぶん、これで数年は山登りは断念かね、都会へ行ったら、そうそうこちらへは来れないものね。

逃げ切った

2015-09-09 19:14:41 | Weblog
今年の八ヶ岳は、なんとか雨から逃げ切りました。
初日は曇り&晴れで7時に美濃戸をスタートして、北沢周りでちょこちょこ休憩取りながら進みました。
今回は私が先頭を務めさせていただきましたが、いつも人の後ろばかりついていて、ほんと先頭はなかなか大変ですね。
みんなの顔色見ながらペースや休憩のタイミング、すれ違いや何やかんやとても気を使いました。
また、3-4回は違った道に迷い込んでしまい道案内の難しさを痛感。
それでもお天気がいいので、今年は爆裂火口もよーく見えて、みえると逆に怖い。
お昼には硫黄岳山荘に到着、小屋でお店を開いて宴会です。
今回もアヒージョ、ラーメン、ウインナーにベーコン、ワインと定番のお料理で初心者かつ新婚さん二人を歓迎です。
夕飯までは次回のシルバーウイークの予定を相談、まだ行ったことない白馬に行くことに決定です!!
硫黄岳山荘はなんたって設備がいいです。200人収容可能、温水シャワーに、温水シャワートイレ付ですから、初心者の登山入門には抵抗がなくていいのではと思っています。
翌日は午後からお天気崩れるとのことで6時半出発、横岳、赤岳とクサリ場、はしごを楽しんで赤岳登頂、天気が怪しいのでとっとと文三郎街道を下って、予定通り南沢コースで行者小屋に11時着、ここでお店開いて、残った食材でお昼です。そうこうしてるうちに、雨がぽつぽつと。
最後の美濃戸まで2時間ほど、小雨にはやられましたが、木々が守ってくれてほとんど被害なし。
今年も八ヶ岳ありがとー

今週末も天気はよさそー。十数年ぶりに西穂高行っちゃいます。さすがに母校の診療所はもうこの時期は閉店してますが、懐かしの独標、できれば頂上行きたいところですが、初心者2人連れなので、無理はしないようにします。
何度かいってはいるが、いつも診療所でしたので、西穂の小屋に泊まるのは今回が初めて!!



一年ぶり

2015-09-04 12:19:23 | Weblog
さあー、週末は一年ぶりの八ヶ岳です。
コースは昨年と同じ美濃戸から赤岳鉱泉、硫黄岳と登って、硫黄岳山荘で一泊、翌日は横岳、赤岳と回って行者小屋周りで下山です。
今年も6人の参加。
お天気がやや心配だけど、なんとかなるべ。