あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

over the 9ツアー高崎

2023-02-03 23:06:00 | スーパースターども
昨日早く寝たせいか、夜中に起きて寝れなくなり、やや寝不足。
朝は小1時間ヨガして出勤

外はどんより雲

今日は午後から出かけますので、午前中にEVAR一件のみ、サクッと終わらせて。

午後から有休、MEの科長の車で高崎まで向かいます。

今日は吉川晃司のアルバムツアー、高崎のコンサート行きます。

途中、中間地点の佐久平で1休憩

高崎について駅前のホテル1-2-3にチェックイン。

会場は歩いて10分ほど、まだ1時間ちょいあります。

お昼は食べて無いので、会場に1番近いと思われた居酒屋へ。
まだ5時だというのにほぼ満席、客層を見ると、いかにもそれっぽい人達も多い。

店のおすすめ自家製レモンサワーで乾杯!
周りから聞こえてくる会話は吉川晃司の話ばかりで、みんなそうか。

とろたく

肉豆腐

ホルモン焼き

カレー味のポテサラ

最後に卵かけご飯で締めていると、みんなゾロゾロいなくなり8割がたは出発された。

本日の会場

まだ出来て数年みたいで、綺麗なところです。

2階

いよいよ

5分前に入場です。

一階席の1番後ろでしたが、31列目ですのでまずまず。
客層はやはり中高年。
開演したら撮影は禁止
今回のアルバム、over the 9の曲を中心に若かりし頃の曲やcomplex時代の曲を交え19曲、アンコールは2曲、最後は当たり、刹那さを殺さないで終了。
数年前に見た時より、身体の動きが少なくなって。あのくねくねダンスが減りましたが。それでもシンバルキックは健在4回やって2回成功!
50代後半で大したもんです。
あっぱれ。


打ち上げは近くの居酒屋

上品な感じの店です。

私は紫蘇サワー、科長はいつものレモンサワー。

冷奴

漬物

牛タン

群馬といえば、この時期は下仁田ネギ、天ぷらでトロトロ。

からーい麻婆豆腐

隣に座ったご夫婦も、どうやらコンサート帰りのようで、途中から意気投合!
地元の方らしくて、布袋や氷室の若かりし頃の話、地元しか知らない話をたくさん聞かせてもらいました。
しかし、吉川晃司は不思議な男の色気があるのよね。

締めは冷やしうどん、水沢うどん系かな。

帰ってからは、お風呂へ

この後、部屋に戻っても、興奮冷めやらず、夜中まで話し込むのである。




もうすぐ

2023-01-23 21:42:00 | スーパースターども
来週末にコンサート行ってきます。
お隣の群馬高崎にて開催。群馬といえば、BOWY、布袋つながりのcomplexかね。
新しいアルバムをダウンロードして聴いてます。

今日はOPCAB、コロナで本日からの予定入院はストップですが、この方はすでに入院してるとのことで、オペはやっても良いとのこと。
若い方で血管の性状も良いです。
ようやく若手の先生のLITA取りが安定してきたかな、とは言ってもまだ1時間以上かかるのであるが、こちらとしてはSVG取って閉鎖して、RITA取りまでに昼飯食べる時間を取れるので、まー、良いけど。

ということで、若手も頑張ってますので、SVGの中枢と末梢の吻合をやってもらいました。
ここ最近は心停止での冠動脈吻合をやってもらってたので、だいぶ慣れてきたかなと。

巻き巻き

2022-06-17 22:58:00 | スーパースターども
今日は昼から豊橋へTAVIの見学です。
午前中に足のバイパス入れてしまったので、入室朝イチにしてもらって、急いでスタート、ぱっぱっぱーと1時間ほどで終わらせて、お土産と駅弁買って、11時台の特急へ。




時間も余裕あり、特急まちの間にホームの立ち食いで、朝飯代わりの蕎麦。ここの蕎麦はいつ食べても美味い。


3時間の長旅であるので、途中で買っておいた駅弁。


今日はこれから見学なのでノンアルです。
山賊焼弁当、1番人気!


かつての後輩に、駅まで迎えに来てもらい、半年ぶりの豊橋ハート、15時過ぎに到着です。

ちょうど一例目がスタートするところでした。
SHDの責任者。山本先生にご挨拶して見学です。
今日は局麻、穿刺のTF2件とダイレクトアオルタ1件です。いつもは5件縦でやったりするとのことで、やはりすごい。

ハイブリッドオペ室



途中、院長が顔を出して、ご挨拶、歳はとられましたが、相変わらずの口調でお元気そうで何より。

昔の仲間と挨拶したり、懐かしんだりしてたら、あれよあれよと終わってしまい、18時前には3件終了です。見学どころではなく、ただただ圧巻!

昔の行きつけ越後屋、店の大将に挨拶がてら、心外のドクターたちと軽く一杯。



みんな家庭があるので、1時間ほどで解散です。

ホテルに送ってもらい、駅ビルのラーメン屋にて夕飯。

食べるラー油餃子。まずまず。


唐揚げはちょっと残念、硬くて、臭くて、一切れ食べて終了。

気を取り直して、愛知といえば台湾混ぜそば!

こちらも残念ながら、めちゃ、しょっぱい、名古屋で食べてるのと、全然ちがう。
見た目は美味そうだけど、ダメでした。
まー、豊橋は駅周辺のラーメンは高くて、ハズレが多い。
まー、こんなもんだ。

症例検討会

2011-07-07 12:22:48 | スーパースターども
先日、当院で症例検討会を行いました、毎年、ライブをやっていましたが、今は何かと厳しいご時勢ですので、このたびは症例検討会と講演などなどで、私は外来と緊急手術が入ってしまい残念ならがほとんど参加せず、打ち上げのみの参加となりました。
県内の先生方が30人ほど参加してくださり、なかなか盛況のようでした。
講演は今年もまた、大動脈ネタでしたが、関西方面のとある病院の先生で、私も全く存じ上げていなかったのですが、緊急手術が半分を占めるという野戦病院的なところであります。
今回の講演のテーマは意識障害を伴う急性大動脈解離ということで、通常は意識障害があると手術適応から除外されることも多いと思うんですが、そこでは比較的積極的に手術をされていまして、脳のむくみの状態によっては積極的に開頭手術も行って救命しているという激しい先生でした。ポイントとしてはやはり、ゴールデンタイムがあり、発症から手術までの時間が大事とおっしゃっていました。たしか4時間ぐらいまでであれば、血流を再開すれば回復の見込みがあると。また、有意でないほうの片側の大脳の障害であれば、高次障害も少ないケースもあると。あと、頭のCTをこまめにとって、正常の脳を圧迫する所見があるときは減圧が必要だと、減圧しないと、脳障害はドンドン進行していくとのことでした。脳外の先生からしたらあたり前の事かもしれませんが、なかなか普通はそこまで積極的にやるのは色々な条件がそろわないと難しいかもしれません。術後も長期化しますので、管理がしっかりできる施設でないと。
打ち上げでも、お酒をいただきながら色々とお話を聞かせていただきましたが、とにかく、救命に対するその執念というか根性はすごいと感じました。
まだまだ世の中には学会には出てこられませんが、現場で頑張っておられるすごい先生が沢山いるのですね。

okabay先生おめでとう

2006-11-25 23:44:42 | スーパースターども
先日なんかの学会のページ見てたら、okabay先生の所属が岩手医大に変わっていた。
川副先生が辞める事が決まり、次の教授は誰だ?なんて噂が流れていた時期があったが、たぶんokabay先生に決まったのですね。
しかし京都、倉敷、九州と流れて最後は東北で花を飾りましたか、おめでとうございます。
ところで、川副先生はどこ行ったかというと、生まれ故郷の病院で部長?かと思いきやホームページみたら院長に就任しておりました、さすがです。川副先生の「僕と同じ手術は誰でもできるんですよ、つまりはですね頭の中のイメージをいかに指先で再現できるかなんですよ」というお話、最初に聞いたときには、そんなん天才が言うことだと思ったけど、3回ぐらいその話を聞いて、その後、時がたって、ふとある時、自分にもちょっと理解できました。

お二人と今後もますますの活躍を期待しております。

バチスタ

2006-10-08 11:47:30 | スーパースターども
昨日、とある方と夕食をご一緒する機会があり、その方の経歴を聞かせていただいたが、なかなか楽しかった。彼は自分のことを変人だと、揶揄していたが話を聞くと僕らアウトローの鏡のような方であった。弱冠30歳の若さで大学で日本をすて、当時まだ日本でもほとんど知られていなかったと思われる、かのバチスタ手術で有名なブラジルのバチスタのもとへ飛び込んで何千例とバチスタ手術に立ち会ったという。話によると最初バチスタは人間で切って、成功したので動物で実験を始めたと、。また、当時バチスタはとにかくデカイ心臓は何でもかんでも切ってしまっていたらしい。なぜ切るか、それはそこに山があるから登ると言った登山家がいたが、それと一緒で、心臓がデカイから切るんだ、と。大動脈も似てるかな、そこにこぶがあるから切るんだ!。それを何千と重ねて、その中から個々の症例において本当に必要であったか否かがはっきりしてきて、今現在のバチスタの手術適応が生まれたのだと、、、なんとも、、、すごいお国がらである。病院も最初はものすごいぼろくて、挿管チューブだとか、NGチューブだとか血液感染の可能性の低いものはすべてリユースしていたと、さすがにインドのように人工心肺回路までは使いまわしていなかったらしいが。そのころから、心臓手術はだんだんとエスカレートしてきて複合手術でなければ手術でないみたいな風潮があったらしく、単純なCABGやVALVEは彼に降りてくるようになり、300例近く執刀してきたとの事。
そして3年後、日本に帰ってきた彼を待っていたのは、居場所のない大学、、、弱冠33歳で海外で何百例とやってきたかは知らないが、手術はできても日本では年功序列だから、順番をまてと、、、、。バチスタのもとにいるときに、スロベニアから見学に来ていて、滞在中、彼がいろいろと面倒を見てあげた外科医というのがいるのだが、その外科医から連絡が来て、日本に帰って満足した生活を送っているのかという話になり、うだつの上がらず、居場所のない日々を送っていた彼は、そのままスロベニアに飛んで、再び母国日本を離れ、その後フランスへとび、今日本に帰ってきている。
須磨先生や南淵先生、福島先生たちが持っていたジレンマと同じなんだろう、海外で学んできた技術で母国の日本で困っている人を助けたいという思いで、帰ってきてもこの国の悪い点で、そういった人たちに対する尊敬と敬意の念がなく、そして受け入れ場がないためみんな再び海外へ飛びだってしまう。
なんとも、小さな国である。自分を守ることしか考えていない、良いもの良いことを素直に良いと認めて、尊敬し受け入れてほしい。
まー、とにかくこの先生はやってくれてます、みんながやりたくてもできないようなことを。
一番最初、この世界に入るときに南淵先生に、世の中で一番信用できる奴とは、自分のことを真剣に考えて、自分のために行動する奴だ。だからといって目先のつまらない利益に奔走すべきというのではなくむしろその反対で、自分や自分の人生が本当の意味で光り輝くよう、がんばる奴だといわれた。
まさに彼は自分の人生が輝くよう頑張っているのでしょう。
respect!!

またまたスーパー同級生

2006-10-06 01:10:03 | スーパースターども
今日は夜、AAA破裂が某大学病院から搬送されてきて緊急手術となったが、術者として選ばれたのはスーパー同級生のA君、彼がまたまたやってくれた、破裂のぐちょぐちょの症例だったが見事2時間15分で、予定手術とほとんど変わらない時間で、しかも16cmぐらいの傷で終了。同伴してきた大学の先生が手術を見学していったのだが、見事に決めてくれました。
私は鈎引きで、最後皮膚縫っている時、腕がプルプルしてしまいました。運動不足もいいところであります。
さあ、明日は弓部置換後の胸腹部なので、ちょと大変かな。今日はこの辺で帰ります。

awake AAA replacement

2006-09-21 19:33:49 | スーパースターども
同じ緊急というのは不思議と続くもので、昨日外勤から帰るとAAA破裂が来ていてちょうど手術が始まるところだった。手洗いしようと思ったところで病棟に呼ばれたので、ついでに1時間ほど病棟回りしていたら、そろそろ手を洗えとの連絡、急いでオペ室戻って手を洗ってみればなんとこの一時間の間にほとんど終わっており閉創が始まるところだった。オペ時間2時間という予定手術並みの速さで終わらせてしまうw先生はすごい。
さらにドレープ外してもっと驚いたのは、なんと挿管されておらずawakeでepiと静脈麻酔のみでやられていた。何でもCOPDがひどいらしく、緊急のため詳しい情報がわからずawakeにいどんだらしいが、術者いわくまったく遜色なかったとのこと。
もちろんおかしな事あればすぐに挿管したのだろうが、手術も出血せず早かったこともあり、そのまま手術終了までいった。これはすごい、改めて思うがここの麻酔の先生は相当レベル高い。まー適応は限られるが有効な手段であることは確かである。

自分なりの Philosophy をもて

2006-06-10 22:55:49 | スーパースターども
今日は次の勤務先である川崎へいって、新しいボスにチャレンジャーズライブのことを報告し決勝に出させてもらえるようお願いに行った、スケジュールの都合さえつければOKであり、人脈を広げてきなさいとのこと。ついでにボスの夢や野望や思想、人生観といったものをトクトクと聞かされ、もうすぐで洗脳されそうになった。アブねー、でもこの人に人生預けてみようと思った。

その内容、忘れないうちにかいつまんでメモしておく。

手術は手先でするものではなく頭でするものである、でも誰でもトレーニングすれば遅かれ早かれ手技的なことはできるようになると。診断から術式の選択、術後までトータル的なマネージメントができて初めて自分で手術ができると言えるのだと。
そして何より大事なのは、手術に対する自分なりのフィロソフィを持つこと、←ところでフィロソフィって何だっけ
このボスはテキサスのコセリのところへ留学して、毎日50cmの距離から見学して一挙手一投足すべてを頭に叩き込んできたのだと、そして、毎日コセリと会話して彼の大動脈外科に対する哲学をたたきこまれたこと。日本に帰る直前にコセリは手洗いしながらこう言ったらしい「君には何もさせなかったけど、日本に帰ったら君はきっと大動脈の手術ができるようになっているよ」
それまで日本では下行置換1例ぐらいしかやったことなかったらしいのだが、日本に帰って新しい病院へ挨拶に行ったらその日に解離が来て、まだ就職してもいないのに内科部長からやってみなさいといわれ、やったら第一例目1人でできてしまったという伝説を話してくれた。
それから、手術、術後管理はできて当たり前であり、惰性でもできると、多少寝不足でもできると、でもそういった日々の忙しい生活の中で、データを整理して発表して論文にまとめるのは、惰性ではできない。つまり、いくら手術や術後管理ができても、それは評価の対象にはならないと、その先、もう一分張りして論文にしなさいとのこと、うるさいことはあまりいわないようにするが、努力しているかどうか、しっかりと個人評価するのでそのつもりでやりなさいと言われた。
あと365日24時間携帯電話に出れる状態にしておきなさいと、電話に出なかったら次からはかかってこないと思いなさいと。

そして、外勤として行く病院から根こそぎ大動脈症例を集めてきなさいと、ただ○淵先生とこの近くであり、これまですべて○淵先生のところに症例を流していた病院なので、けんかしないようにうまく症例を選んでシェアしなさいと。
なんとも恐ろしい、しょっぱなから大きな課題である、でもやるしかねー。

ついでに新しい住まいを今日決めてきた、病院に一番近い部屋をお願いしたところ、2箇所ほど候補が上がり本日内見して、駐車場つき40平米、病院の隣が公園であるが、その公園をはさんだ向かい側で、徒歩1分、毎朝公園を通ってすがすがしく通勤?できるというのがポイントである。でも後から思ったが夏とか虫とかが多そう、まー寝るだけだろう。

僕の財産

2006-06-08 07:44:06 | スーパースターども
ここの施設で僕がいただいたものは、いくつかあるが、一番大事にしているのが、ボスの名を通じて知り合った、同世代のライバル達、そしてトップサージャンといわれる方々である。
外科の研修をしている頃、メスを輝けという漫画があって、その著者である高山路爛(本名、大鐘稔彦)氏にあこがれていた。
大鐘先生は当時としては珍しく医局を離れアウトローの道を進み、臨床を支えてきた方の1人である。彼の著書に「私の出合った外科医たち」という本があるのだが、30年間の外科道とその中で彼が関わった外科医を紹介しており、僕がアウトローの道で生きていこうと決心したきっかけの1つである。もう1人は南淵先生であるが、、、。

「僕の出合った心臓外科医たち」ってタイトルで出版社つかないかなー、なんか書けそうな気がする。なんて。

ヤヌスの鏡

2006-05-29 01:36:52 | スーパースターども
今日はお昼にスッポン料理をご馳走になった。これは亀
時々、行くスナックのママにかわいがっていただき、最近、休みの日など食事に連れて行っていただく。
ちなみにこのママとは、別に変な関係ではなく、もちろん旦那さんや他の常連さんも一緒に行くのである。
次回は松阪牛の老舗か、もしくは自家用車ならぬ自家用船でその辺の島に行ってバーベキューでもするかといわれている。

このママというのが実は大物?
まー正体はいまだ不明なのであるが、この町に飲食店を何軒ももっており、若い人に店を出させているという、いわゆるスポンサーみたいな人である。
昔、杉浦美幸という俳優が、ヤヌスの鏡という昼と夜で人格が変わってしまう女子高生のドラマを演じていたが、このママも夜はスナックで酔っ払い相手に自分も酔っ払っているが、昼間はまた別の顔を持っており、日本最大の自動車メーカーである T社関係で従業員を何百人と扱っている立場にいるらしい。
いったい何者なんだかわからんが、とにかく話のスケールは大きく、いろいろな大物と知り合いでなようで、なかなか面白いのである。
ちなみに車はAMG、これまで何度かのせてもらっていたが、いつも夜で気づかず、ただのベンツだと思っていた。今日はじめて昼間に乗って、気づいたのだが、中身もスゲー凝っていて、本物である。
土地もたくさんもっているようで、病院建てるなら使っていいわよなんて言ってくれるが、いつもあと10年待っててと返している。ほんとか嘘かわからんが、まー、いつかほんとに金が必要になったら、助けてもらおうかと思っている。
仕事以外のところに目を向けてみるのも、いろいろと可能性が見えるものであり、人と人とのつながりに感謝する今日この頃なのである。


事件発生

2006-04-16 11:35:53 | スーパースターども
盛岡の学会から帰ってくると早速、事件発生。
二週間前ぐらいに、緊急でCABGになった方、縦隔から汁が出てきた。もともとDMコントロールPoorで、術後も咳がひどくて胸骨割れまくってて、SVG創もつき悪いし、なんかすっきりしなかったのだが、、、、。
早速、昨日からVAC開始とした、後は培養の結果次第で、早めに大網入れて閉じてしまいたいところである。

盛岡の学会では、いろいろな方々と再会できてうれしかった。
いつもながら、勉強と言うより、情報交換を楽しんできた感じである。
驚いたのは、学生時代ヨット部の同期が3人ほど心臓外科の道に進んでいたこと、1人は慶応、もう1人は日大で南先生のもとで、来年からドイツのバドに行くとのこと、そしてもう1人は驚くことに、東大からハーバードに行ったやつで、僕がいつもブログを拝見しているやつであった。さらに驚くことにこの3人学生時代、全員同じ女と付き合っていたというなんとも不思議な縁であり、いわゆるあげマン?俺もあやかりてー。
あとは、うちにライブをしに来た歴代の先生方をはじめいろいろな方の話しを聞けた。
しかし、どこも人が足りないようで、小倉記念、静岡市立、名古屋第二日赤、倉敷中央、などなど大学から人員がストップして困っているとのこと。ひとむかし前だったら俺も飛びつくところだが、、、。
だれか若い人で、行きたい人いませんかねー。

和田移植

2005-08-08 23:32:07 | スーパースターども
今日、8月8日は何の日かというと、昭和43年、日本で始めての心臓移植が行われた日であります。僕は何の偶然か先日、本屋で和田壽郎先生の自伝(神から与えられたメス)を見つけまして、
今日読んでたのだが、ふと気づくと今日8月8日が和田移植のまさにその日であった。
この本を読むまではなんとなく和田移植に対してあまり良い印象は無かった、それは以前に渡辺淳一のダブルハートを読んでいたせいかもしれない。今回この本を読んでいて、実はものすごい人物であり、心臓外科の世界にものすごい貢献をしていることを知った。
正直、ぼくもこの人が現役のときに教わりたかったなーと思った。
そしてますます、日本の医療システムと政府にたいして失望。
ほんとに合理的なシステムの下で仕事がしたい。

今週もなんか知んないけど、盛りだくさん、お一人夏休みでいないのになぜか9件、とほほ、しかしチャンスのはず、今週終われば来週はオペ室お盆休みでーす、がんばるのだ。

wonderful world

2005-07-10 21:31:07 | スーパースターども
昨日お薬の説明会、その後、ちょいと隣町で懇親会があるとのことで、当然、飯だけ食いに懇親会から参加。なんか料亭風の鮨屋でありましておいしい魚をつまみに、ビールから始まり日本酒、焼酎といつもの調子でついつい飲んでしまいました。
そこで、盛り上がった話が、トルコの心臓外科医の話で、うちのボスが金沢の剛先生から聞いたらしいんだが、小生ちょっと目からウンコ落ちまくった。
金沢の剛先生といえば最近、意識化のバイパスとかガンバておられるが、なんかもともとねトルコでそういうのをやっている医者がいるらしく、
そんで剛先生、そこの病院に見学に行ってるらしいのだが、
そこは、いろいろ経済的事情とからかわからんが、局麻でねバイパスやってるらしく、それで即退院みたいな、、、
しかもねスタビライザーとかそんな近代的なもんなくて、心膜をおもっくそ吊り上げて心臓を肋骨に押し付ける、そしてなんと肋骨をスタビライザーにして肋間の隙間で吻合するみたいなこと言ってた。
なんか、すごい、てぇしたもんだよ蛙の小便、見上げたもんだよ屋根屋のふんどし、ってやつですよ。
さらにさらにね、AVRとBentallのオペも見たらしいのだがAoのクランプ時間がねAVRで11分、Bentallで35分だって、なんか自分でやったことねーから感覚的にわかんねーけど、むちゃんこ速えー?ぜんぜん想像つかん、たぶん弁も連続でだーって縫って、Aoも一層でがーって縫ってるんだろうってみんなは言ってたが、、、
そういえばトロントのタイロン・デービットも若かりしころはAAAのSkin to Skinは45分で彼の手袋以外には血がつかないって聞いたことある、そしてオレゴンのスターさんのとこに行ってたうちの先生曰く、いまから6、7年前の話らしいがOn-Pumpの3枝Skin to Skin、その先生の見た中で一番早い人は1時間って言ってた。
とまー、眉唾みたいな話ばかりだが、たぶんどれもほんとなんだよ。
まさに世界はwonderful worldだ、すげー、あらためて思う、やはり脱日本計画だ。
小生、今年の夏休みはイスタンブールにでも行ってみようかと思ってしまう今日この頃、、、、であります。