あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

駅伝部、ひさしぶりに集合

2006-02-19 23:34:23 | マラソン、駅伝部
今日は久しぶりに10kmぐらい走った。それと言うのもちょうど一ヵ月後の3月18日に駅伝出でるからだ。多摩川リバーサイド駅伝と言うやつで、第一回開催のときから参加している、確かあの時は、東邦心臓救急隊と言うチーム名で出場し、女はナース姿で、男はオペガウンで走ってなんと仮装賞をもらいました。今回で5回目ぐらいになりますでしょうか、昨年は参加できなかったけど、今年は行きます。
3,5,10kmとあるけど、どこに当てられるかはまだ未定。さすがに10kmは無理ですよ。おい、大会幹事読んでるか、10kmは辞めてよ。
メンバーはだいたい大学病院の医者とナース、多いときは3チームぐらい参加したけど、だんだんみんな大学辞めたり(俺がそうか)、結婚したり(医局長、お前のことだ)妊娠したり(Mちゃん、あんただよ)、年だったり?(これはTさん←うそです)で年々、参加者が減っていると思われる。
最初の3年ぐらいは、多摩川、荒川、昭和記念公園と年に三回駅伝に参加していた。あと、夏には長崎の五島列島で夕焼けマラソンと言う、くそ暑い中せめても夕方涼しくなって走るマラソン(しかもハーフ)に何度か参加した。極めつけはホノルルだが。

まー、よい機会である。外科医は何がなくても体力勝負、また次の施設に移るまで、体を鍛えることを目標の一つにすることにした。
これから、できるだけ毎朝走ります、手術も少ないし、、、、ね。

オペ室看護部リーダーぶちきれる

2006-02-19 15:32:35 | Weblog
前回、オペ室のリーダーが倒れ僕が直介をやった話をしたが、週明け病を乗り越え出勤したリーダーがそれを知りぶちきれた。手術部2人でいつもギリギリでやっている中、1人が倒れれば当然、手術は進行しなくなる。そういった場合、そもそもオペ室に人員を増員してくれない看護部が責任もって、病棟なりカテ室なりからオペ室経験者をヘルプに出すのが常識?、それをどうにもなら無いから医者にやらせるなんてもってのほかというのが、彼の考えである。彼の言うことはもっともである、なぜなら、逆に手術が一件で5時前に終わった日などは、必ずと言っていいほど毎回、病棟かカテ室に手伝いにもってかれてしまう。

昨日、彼とジンギスカンを食いに行ったが、完全にぶちきれて、手がつけられない状態であった。ここへ来て8年、開院当初は病院を何とか軌道に乗せることにみんなで一致団結してがんばってきたが、ある程度軌道に乗った頃には中身はガタガタ、みんなその場しのぎで、手術部のことを考えてくれる人もおらず、部下ももらえず、50才を超えた現在も、24時間365日呼び出し体制でこの8年間、家族旅行も行けず、ナイター見に行っても、いつ呼び出されるか携帯の着信を常に見ながらで、試合なんか楽しめたもんじゃないと言っていた。一言、報われないといっていた、何のためにがんばってきたのか、と。
このまま部下ももらえないようなら、残念ながら後任を育てることもなく彼は去っていくだろう。

看護婦さんっていうのは、医者と違って少なくとも、勤務が終わったらあとは次の勤務までは自由、そして休みだけはしっかり保障されていると思っていたが、ここの手術部は医者並みもしくはそれ以上かもしれない、その上、誰もそれを評価してくれるものがおらず、何の見返りもなく部下ももらえずである。

院長は裸の王様、看護部長はその犬、事務長はやり手だが、金儲けと病院を大きくすることと対外的な面しか見ておらず、院内のことは副事務長にまかせっきりで状況は何もわかっていない。客観的にみて今の状況はかなりまずい、めっきがはがれたら、一気に崩れると思う。
外科チームだけはそんな危機的な状況から関係ないと思っていたが、大間違いで、最近、その危機が及んできたようだ。
ここのところ、いろいろな事情から、手術は一日一件までと制限されている。
すこしのんびりはできるが、ちょっと悲しい。
今のうちに、1.遊びまくる、2.論文を書く、3.体を鍛える、以上