日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
人生を大いに楽しむために言いたい放題、書きたい放題!!
読者のコメント歓迎いたします。

塩茹での馬鈴薯を喰ひ腹みたす

2024年08月10日 12時14分03秒 | 日記

塩茹での馬鈴薯を喰ひ腹みたす   白兎
しほゆでのじやがいものをくひはらみたす
馬鈴薯(じゃがいも)は初秋の季語。子季語に、じやがたらいも、ばれいしよ、男爵、メークイン。
馬鈴薯は、ナス科ナス属の多年草の植物。
ジャガイモは、南アメリカアンデス中南部、ペルー南部に位置するチチカカ湖畔が発祥とされる。標高3,000~4,000メートルの高地で、西暦500年ごろに栽培されたと考えられている。
世界中で栽培され、デンプンが多く蓄えられる地下茎が芋の一種として食用される。早春に種薯を植え、夏から秋にかけて収穫する。
17世紀初めにオランダ船によってジャワ島のジャガトラ(ジャカルタの旧名)から日本に伝来し、「ジャガタライモ」と呼ばれていたものが転じて「ジャガイモ」になった。日本へ伝来した当初は、観賞用とされていた。ジャガイモの中国植物名である「馬鈴薯」(ばれいしょ)という呼び名もよく用いられる。画像出典:語源由来辞典。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

餓死はせぬ貧乏かづら喰ふて生く 

2024年08月10日 11時43分47秒 | 日記

餓死はせぬ貧乏かづら喰ふて生く  白兎
がしはせぬ びんばうかづら くふていく
藪枯(やぶからし)は初秋の季語。子季語に、貧乏蔓。
ブドウ科ヤブカラシ属の多年生蔓性植物。山野から市街地にいたるまでいたるところに自生する。花は粒状で淡緑色。藪を枯らして繁茂することからこの名がついた。地下茎を伸ばして増える。
藪枯の花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。多くの花が咲くが、他家受粉でしか結実出来ないため、種は少ない。花序は花弁が落ちるとピンク色になる。伸び始めたつる先のやわらかい若芽、葉や巻きひげを取り去った茎の部分は食用にできる。アクが強いのでアク抜きには留意を要す。採取時期は4~7月ごろが適期とされる。漢名は「烏歛苺(ウレンボ)」で、根は利尿・解毒・鎮痛などに薬効のある生薬として利用している。写真はFBフレンド満森傑さん撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする