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2015年10月31日公開 フランス 105分
フランスの田舎町に住むベリエ一家は、仲睦まじく暮らしている。両親(カリン・ビアール、フランソワ・ダミアン)と弟が聴覚に障害を持っており、高校生の長女ポーラ(ルアンヌ・エメラ)は通訳のように外部とのコミュニケーションの橋渡しをしていた。ある日、ポーラの歌声に才能を感じた音楽教師トマソン(エリック・エルモスニーノ)は、彼女にパリにある音楽学校のオーディションを勧める。しかしポーラの歌を聴けず才能を知ることができない家族の大反対に遭い、また一家にとってポーラは不可欠な存在であるため、彼女は葛藤の末に夢を諦めようとしてしまう。そんな中、彼女の歌の力が家族にも伝わる出来事が起こる。(Movie Walkerより)
フランス映画ですが、あちらの10代って皆あんなに積極的なの?
学校のコーラス曲に情熱的な愛の歌を選曲って日本じゃあり得ない気がしますが、これもお国柄の違いということかしら?
ポーラは歌の練習をするために、親友のマチルダ(ロクサーヌ・デュラン)に家族の通訳を頼むのですが、手話をマチルダに教える役を買って出たポーラの弟と付き合い出し・・そこまでは良いけど、ゴムアレルギーの弟がアナフィラキシーを起こすエピソードは笑いとしては微妙に感じるのも日本人的感覚だから?![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
聴覚健常者であるポーラを失うことは家族の生活に多大な支障を来すことなので、「家族はひとつ」が合言葉のベリエ家にとっては大問題。それでも娘の幸せを考えたら笑って送り出すのが親だと思ってしまいますが、彼らにはポーラの才能を「聴くことができない」のだからその才能を信じきれないのもまたわかります。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif)
ポーラがオーディションで選んだ曲は、家を離れて行く気持ちを歌い上げたもので、会場にいる家族に向けて手話を加えて歌う姿を見て家族がポーラの才能に気付く場面がとても感動的でした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
以前、パリ行きに反対し泣き崩れる母が、自分は良い母親じゃないと言ったのに対してポーラは最高の母親よ!と返すのですが、「あなたの歌が聞こえないのに?」と言われて絶句するという出来事があったのですが、手話付きで歌うのはポーラなりの家族への伝え方だったのね。聴覚障害のある家族にとってポーラの歌う姿は見えてもその歌声は届きません。それを象徴するのが発表会で歌っている時に無音になるシーンです。でも生き生きと歌う姿や、デュオ曲の後で観客が総立ちとなって拍手をする様子に、娘の才能を感じ取ることができます。そして手話・・・ここで家族はポーラの気持ちを理解することができたのね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
ポーラの母がとても陽気でいつも笑顔の可愛い女性です。夫婦仲も良過ぎるくらいに熱々で、子供の前でそんな「音」聞かせていいのかよ~ってくらい開放的
父親は頑固な家父長という感じですが、ポーラの真剣な思いを知ると、彼女が諦めていたオーディションへ連れて行きます。彼が娘の才能に気付くきっかけの一つに、娘の歌を喉に手を当てて聴くシーンがあるのですが、家族の絆が感じられてここも良かったなぁ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_orange.gif)
おませな弟も案外しっかりしていて、これならポーラがいなくなっても大丈夫だと思わせてくれます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
ポーラがコーラスを始めたのは密かに憧れていた男子生徒に近づくためで歌は二の次だったのですが、この出会いがポーラの運命を変えたわけですね。声替わりで音楽学校行きを諦めた彼は一時は全てを投げ出してしまうのですが、ポーラの姿勢に態度を改め、彼女に協力するようになります。こちらも恋の進展がありそうな結末でした
フランスの田舎町に住むベリエ一家は、仲睦まじく暮らしている。両親(カリン・ビアール、フランソワ・ダミアン)と弟が聴覚に障害を持っており、高校生の長女ポーラ(ルアンヌ・エメラ)は通訳のように外部とのコミュニケーションの橋渡しをしていた。ある日、ポーラの歌声に才能を感じた音楽教師トマソン(エリック・エルモスニーノ)は、彼女にパリにある音楽学校のオーディションを勧める。しかしポーラの歌を聴けず才能を知ることができない家族の大反対に遭い、また一家にとってポーラは不可欠な存在であるため、彼女は葛藤の末に夢を諦めようとしてしまう。そんな中、彼女の歌の力が家族にも伝わる出来事が起こる。(Movie Walkerより)
フランス映画ですが、あちらの10代って皆あんなに積極的なの?
学校のコーラス曲に情熱的な愛の歌を選曲って日本じゃあり得ない気がしますが、これもお国柄の違いということかしら?
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
聴覚健常者であるポーラを失うことは家族の生活に多大な支障を来すことなので、「家族はひとつ」が合言葉のベリエ家にとっては大問題。それでも娘の幸せを考えたら笑って送り出すのが親だと思ってしまいますが、彼らにはポーラの才能を「聴くことができない」のだからその才能を信じきれないのもまたわかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif)
ポーラがオーディションで選んだ曲は、家を離れて行く気持ちを歌い上げたもので、会場にいる家族に向けて手話を加えて歌う姿を見て家族がポーラの才能に気付く場面がとても感動的でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
以前、パリ行きに反対し泣き崩れる母が、自分は良い母親じゃないと言ったのに対してポーラは最高の母親よ!と返すのですが、「あなたの歌が聞こえないのに?」と言われて絶句するという出来事があったのですが、手話付きで歌うのはポーラなりの家族への伝え方だったのね。聴覚障害のある家族にとってポーラの歌う姿は見えてもその歌声は届きません。それを象徴するのが発表会で歌っている時に無音になるシーンです。でも生き生きと歌う姿や、デュオ曲の後で観客が総立ちとなって拍手をする様子に、娘の才能を感じ取ることができます。そして手話・・・ここで家族はポーラの気持ちを理解することができたのね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
ポーラの母がとても陽気でいつも笑顔の可愛い女性です。夫婦仲も良過ぎるくらいに熱々で、子供の前でそんな「音」聞かせていいのかよ~ってくらい開放的
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おませな弟も案外しっかりしていて、これならポーラがいなくなっても大丈夫だと思わせてくれます。
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ポーラがコーラスを始めたのは密かに憧れていた男子生徒に近づくためで歌は二の次だったのですが、この出会いがポーラの運命を変えたわけですね。声替わりで音楽学校行きを諦めた彼は一時は全てを投げ出してしまうのですが、ポーラの姿勢に態度を改め、彼女に協力するようになります。こちらも恋の進展がありそうな結末でした
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