杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ブラザーサンタ 

2009年01月09日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2007年12月1日公開 アメリカ

サンタクロースことニコラス(ポール・ジアマッティ)の兄フレッド(ヴィンス・ヴォーン)は、弟とは大違いのダメ人間。努力はしたもの弟のような善人にはなれず、詐欺まがいの行為で留置所入りする始末。兄思いのニコラスは「北極でクリスマス用のおもちゃ作りを手伝うこと」を条件に、フレッドの保釈金を立て替えるが……。

クリスマスシーズンには毎年のように作られるサンタ関連作品。
今回は善人サンタの出来の悪い兄を主役に描かれている。

何をしても出来の良い弟と比べられ、すっかり臍を曲げいじけて育った兄フレッド。彼の立場で見ると、けっこう聖人の兄というのも大変なんだな~と思わせてしまう。恋人との仲を修復しようと起業を考えるが資金不足で店舗を借りられず、つい詐欺まがいの寄付金集めをして捕まってしまうというエピソードは相手が寄付集めのサンタ集団というのがブラック入って面白かった。

留置所の保釈金+起業資金を立て替えてもらうために、弟のサンタ工場を手伝いエルフたちと仕事をすることになったフレッドだが、楽をしようとエルフをおだてたりたきつけたりして、工場の仕事は捗らないばかりか、経費節減のため査定に来たクライド(ケビン・スペイシー)から早速失点を貰う始末。

実はこの先の記憶が・・ない(^^;
レンタル返却前夜に眠い目をこすりながら観たせいです。お気に入りの俳優が出てないってことも微妙に影響したかな(汗)

どうもこの後、クライドの陰謀もあって兄弟喧嘩しちゃってNYに帰ってきちゃうらしい。そして同じように兄弟が有名なせいで悩みを持つ人のセラピーに参加して再び北極に戻る・・・ここまでがすっぽり抜けちゃってました。

腰痛の弟に代わりに苦手なトナカイのそりに乗って子供たちにプレゼントを届けるために大奮闘するフレッド。昔悪い子評定をしたクライドに、その時の願いのスーパーマンのマントを贈り謝罪して、彼の気持ちを変えたニコラス。弟ばかり褒める母との確執も解け、恋人ワンダ(レイチェル・ワイズ)ともうまくいって、物語はめでたしめでたしの結末を迎えるのでありました。

クリスマスのハートウォーミング作品ではあるけれど、母親による兄弟一方だけの贔屓や子供を良い子・悪い子に分けてしまう基準など、ドキリとさせられる視点もあります。

抜けた途中のストーリーを確認するためにも、後日リベンジしなきゃ

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