「コルと白ぶた」(17分)
ロイド・アリグザンダー:作
エバリン・ネス:絵
神宮輝夫:訳
復刊ドットコム:発行
2016.2初版(2000円)
遠いプリデインという国に住む、元軍人のコルと、白ぶたヘン・ウェンの勇ましいお話。
お話の最後の方になると心に響く言葉がいくつも出てくる。
『ものごとは大もとを見なくてはならん。そうすれば、ほんとうに大切なものが、力強いうでではなくて、しんせつな心だとわかる。大切なのは、人をなぐるげんこつではない。人をたすける手だ。』
『ものを、うちこわすより、そだてる方がいいってこと。その方が、おだやかにくらせるものなあ。』