アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2021-11-30 10:22:51 | 絵本
「ゴムブタボート」(3分半)
中川ひろたか:作
日隈みさき:絵
岩崎書店:発行
2021.5第1刷(1400円)

この春に入手された絵本とは思えないほど、読まれた感満載の傷み具合(^^;
ピンクの大きなブタが空を飛んでいる絵なんて、子どもたちには面白く映るんだろうな~。
中川ひろたかさんの絵本は常に人気。
ただ、元に戻らないのが私的にはちと不満。

今日の絵本

2021-11-29 11:02:05 | 絵本
「わたしのバイソン」(3分半)
ガヤ・ヴィズニウスキ:作
清岡秀哉:訳
偕成社:発行
2021.10初版第1刷(1600円)

寒い地方らしい。
子どもの頃から冬の間だけ出会えるバイソン。
小さな女の子もいつしか年を取り・・・そしてバイソンも。
不思議な物語で温かみも哀しさもある。
バイソンは本当に動物?
私には父親に思えて仕方ない。

今日の絵本

2021-11-28 13:50:51 | 絵本
「森のあかちゃん」(4分半)
コゼッタ・ザノッティ:文
ルチア・スクデーリ:絵
佐藤まどか:訳
BL出版:発行
2019.6第1刷(1600円)

お月様が明るい夜。
森に住むクマの夫婦に赤ちゃんがやってきた。
ふたりは大喜び。
赤ちゃんのために一番良いことを考えた。

不思議な物語で、個人的には好きな絵本。
ただ綺麗なままに図書館の棚にあるということは、あまり読まれてないようだ。
子どもの手には少し大きすぎる。
大人的にも、もう少し小さな方が・・・と思うのだが、このサイズだからこその世界観なのかも。

今日の絵本

2021-11-27 16:09:56 | 絵本
「森のおはなし」(2分)
マーク・マーティン:作
おびただす:訳
六耀社:発行
2017.8初版第1刷(1500円)

むかし、むかし、あるところに林がありました。
それから、何千年もの年月がすぎさったころ、林はふかくおいしげった森に育ちました。
ある日のこと、人間たちが森の木を切りはじめました。
・・・ここまで読むと、この話の展開がよめる。
一度破壊したものを元に戻すには、さらに倍以上の歳月が必要なのだ。

今日の絵本

2021-11-26 15:31:05 | 絵本
「トモダチ」(5分半)
あいはらひろゆき:作
DomDom:絵
サニーサイド:発行
2021.10初版(2000円)

ベトナムは美しい国です。
そんなベトナムの人たちと「トモダチ」になりたいと思いました。
ベトナムの自然の中を一緒に旅してみたいと思いました。
それが、ぼくがこのお話を書いた理由です。
ぼくの想いを画家のドムドムさんが素晴らしい絵で表現してくれました。
ぼくは彼女の絵が大好きです。
(作者あとがきより抜粋)
くまのガウと黒猫のムン、そして少しだけ登場する人間のマイ。
さんにんの素敵な物語。

※本日の京都『永観堂』放生池と紅葉。
こちらは日本の美しい風景。



今日の絵本

2021-11-25 10:11:25 | 絵本
「おそばおばけ」(1分)
谷川俊太郎:文
しりあがり寿:絵
クレヨンハウス:発行
2009.10初版(1200円)

読めばすぐに終わる絵本だけど、見ていると飽きない。
何度もその可愛いイラストと言葉に吸い寄せられる。
赤と黒のシンプルな色使いもお洒落だ。

今日の絵本

2021-11-24 15:54:16 | 絵本
「ぼくの ともだち」(2分)
とねさとえ:作
学研パブリッシング:発行
2015.9第1刷(1400円)

赤い大きなリンゴの家に住む、うさぎさん。
ひとりぼっちで寂しいと感じていた時に、見つけた1個のたまご。
それから、たまごとのふたりの生活が始まる。
だけどある日、お母さんが迎えに来た!
またひとりぼっちになってしまった、うさぎ・・・。

最後は素敵な光景が!!!

今日の絵本

2021-11-23 15:08:58 | 絵本
「ぼくは ひとりで」(2分半)
フン・グエン・クアン/フイン・キム・リエン:作・絵
ダフネ・リー:原書編集
はっとりこまこ:訳
冨山房インターナショナル:発行
2021.4第1刷(2000円)

ベトナムの南にあるメコンデルタという地方では、雨の季節になるとメコン川の水があふれてしまいます。
少年アンやその友だちは、ボートをこいで学校に行かなければなりません。
アンは今日、はじめてひとりで出発します。
雨がざあざあふりだし、メラレウカの森には、えたいのしれないものが、ひそんでいそうです。
暗い水の中にかくれているものはなに・・・?
でも、きっとだいじょうぶ。
ひとりたびのおしまいには、友だちがまっていてくれるから。

綺麗なイラストに可愛い男の子が描かれていて、悲惨な様子は感じられない。
あとがきを読み、生活の違いや文化の違いを知り、その過酷さに気づく。
今、自分がいる世界・・・何て温室なんだろう、と思ってしまう。


今日の絵本

2021-11-22 10:30:19 | 絵本
「チビねずくんの なが~いよる」(5分)
ダイアナ・ヘンドリー:作
ジェーン・チャップマン:絵
くぼしまりお:訳
ポプラ社:発行
2000.10第1刷(1200円)

誰もが寝ている真夜中のこと。
チビねずくんは、眠れません。
何か、物音がするたびに、怖くなって、オオねずくんを起こしますが・・・。
何度も起こされて、結局眠れないオオねずくんもかわいそう(^^;
ふたりはその後、ちゃんと眠れたのかな!?

今日の絵本

2021-11-21 17:44:22 | 絵本
「お、しりませんでした」(6分半)
あわたのぶこ:作
ただはるよし:絵
フレーベル館:発行
2019.2初版第1刷(1300円)

お風呂屋さんに行ったら、湯船につかる前にお尻をきれいにあらうんだよ、と、お父さん。
ゆうくんの前には色んなお尻がいっぱい!
さあ、お尻のことをもっと学びましょう・・・という絵本です(^^;