アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2017-07-31 23:25:00 | 絵本
「ぐずりっこフンガくん」(6分半)
国松エリカ:作
小学館:発行
2016.10初版第1刷(1300円)

お墓参りにやってきたフンガくん。
「虫に刺されちゃったよぉ~。はやく帰りたいよぉ~。」
ぐずぐず機嫌が悪くなるばかり。
すると・・・。

こぶたのフンガくんシリーズの1冊。
ショートストーリーがいくつか収められている。

今日の絵本

2017-07-30 22:57:57 | 絵本
「ピゾンカさんのたまご」(4分)
ジュリー・パシュキス:作・絵
かまちゆか:訳
ワールドライブラリー:発行
2016.12第1刷(1500円)

ウクライナに3000年以上も伝わる、装飾された卵をピサンカといいます。
卵の殻に蜜ろうで模様を描き、染めつけを繰り返して作られます。
描かれるモチーフや色のそれぞれに意味が込められています。
今では、世界中でたくさんの人たちがピサンキ(ピサンカの複数形)を作っています。
作者ジュリーの姉ジャンと夫のグレッグは毎年、隣人と家族みんなで盛大なパーティーを開き、ピサンキを作りごちそうを食べます。
この素晴らしい体験から、本書は生まれました。
(あとがきより)

マイペースなニワトリのピゾンカさんがすごい。
独特な女性(ニワトリ)社会における革命かも(^^;

今日の絵本

2017-07-29 23:00:55 | 絵本
「3日ずつのおくりもの」(4分半)
レミ・クルジョン:作
こだましおり:訳
文溪堂:発行
2016.12初版第1刷(1500円)

ウサギのリトルのひいおじいさんのホープは、とても年をとっています。
なぜなら、毎年誕生日のプレゼントに、みんなが「3日ずつ余分に長生きして欲しい」と願ってくれているからです。
ところがある年の誕生日、ホープじいさんは長生きのお願いのかわりに別のものが欲しいとリトルに伝えました。

すごいロウソクの数だなぁ~(^^;
みんなに思われてホープじいさんは幸せな人生だったでしょうね。

今日の絵本

2017-07-28 22:52:10 | 絵本
「この本をかくして」(5分)
マーガレット・ワイルド:文
フレヤ・ブラックウッド:絵
アーサー・ビナード:訳
岩崎書店:発行
2017.6第1刷(1500円)

みんながピーターに言った。
「これからもっと歩かなきゃいけないから、鉄の箱を諦めて置いていったほうがいいよ。」
でも、ピーターは自分のカバンを諦めて、大事な箱をしっかり運んでいった。

戦争で誰も得をするものはいない。
そんな思いを強くさせてくれる絵本。

今日の絵本

2017-07-27 17:09:25 | 絵本
「手おけのふくろう」(6分)
ひらののぶあき:文
あべ弘士:絵
福音館書店:発行
2017.6(1400円)

古い桜の木のウロの中で、毎年子育てをするふくろうの夫婦。
その桜の木が倒れてしまい、新しい巣を探すことになった。
農家の軒先にかかった手おけを見つけて、新生活開始。
主がやさしい人で良かったこと。

今日の絵本

2017-07-26 10:49:58 | 絵本
「ゆっくのどこどこかくれんぼ」
さこももみ:絵
たかてらかよ:文
ひかりのくに:発行
2008.10初版(880円)

全部のページに「てんとうむし」と「ゆっく」が登場。
他に“おまけのどこどこ”見つけてね・・・とある。
ミッケのような、さがしもの絵本。
スっと見つかる時もあり、意外に探すのに手間がかかる時もあり(^^;
こういうのは、先入観を捨てて見ないとね~。

今日の絵本

2017-07-25 21:40:09 | 絵本
「やさしい女の子とやさしいライオン」(3分)
ふくだすぐる:作
アリス館:発行
2010.12初版(1300円)

ある日見つけた“大きなたまご!”。
ライオンと“きのしたてら”ちゃんという女の子が、それぞれに自分の物だと言い張ります。
誰の物だか、誰のたまごだか、わからないのにね~。
そして2人のケンカはエスカレート。
森の動物たちも呆れ顔・・・。

今日の絵本

2017-07-24 21:25:00 | 絵本
「キスの時間」(1分半)
アントワーヌ・ギロペ:作
落合恵子:訳
クレヨンハウス:発行
2010.12初版(1500円)

この地球が優しいキスでいっぱいになりますように・・・
と願いが込められた絵本。
大きな動物たちから小さな動物たちまで、えっ、この組み合わせ!?的なキスも優しく描かれている。

今日の絵本

2017-07-23 18:36:49 | 絵本
「わたしのこねこ」(6分)
澤口たまみ:文
あずみ虫:絵
福音館書店:発行
2016.5(1200円)

作者の経歴に思わず目がいった。
某大学農学部の修士課程を修了。
専攻は応用昆虫学。
だからなのか、これまでの絵本も主役は「虫」のようだ。

このお話は、すでに1匹の猫を飼っている家に新しい猫が来たことから始まる。
猫が好きな人は、きっとその仕草の情景に「うんうんわかる」と言うんだろうな~。

今日の絵本

2017-07-22 18:57:52 | 絵本
「Oneワン」(4分)
キャサリン・オートシ:作・絵
乙武洋匡:訳
講談社:発行
2015.7第1刷(1600円)

こんな素晴らしい絵本の翻訳をする人がなぜ!?
と、ついいつぞやのワイドショーで見聞きしたことを思い出してしまうのが悲しい。

個性を色で例えて、いじめに立ち向かう姿勢を描いた絵本。
本の素晴らしさが、そんなこんなで色あせてしまった感がある。