月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

きょう夏がきた

2021-12-24 11:47:00 | コロナ禍日記 2021





 

7月16日(金曜日)晴れ

 

先週から、仕事ばかりをして過ごしている。

困るのは、インプットをできていないこと。全く拾い読みくらいしか、本を開いていない。1日2ページ、2ページの読書タイム。長いものばかりかいているからだ。

仕上がれば、どちらも10万字以上になるだろう。

昨年の夏あたりから取材を進め、12回の取材をしていた。すべて自前でテープおこしをするのに時間がかかった。取材の時に聞いたこと、テープおこしをしながらの復習、そして書いていく過程と3回は、その人の話すことをなぞるので、ポイントがよくわかるのである。

 

このところ、パンフレット24ページくらいのパンフレットのコピー作業、ブックライティング、9月締め切りの仕事、そしてnoteにエッセイを書きためようとする。長いものにたずさわっているのなら長距離を走るランナーのように体力がいる。それで、いま、3つのマシンをつかいわけている。

 

軽いこんな日記のような文章はポメラでかいて、スピードをあげて書く必要のあるものはMacBookエア、長編原稿については俯瞰的に、第3者的視点で書きたいのでMacBookというように。

ほんとうは、それらをメールでスティックのメモリにいれて交換しあい、推敲をしあうのと完璧なんだけれど。

 

きょう、夏がきた。

朝おきたときの光の色、あたる明度で、すぐにわかった。雨はふっても、亜熱帯のような夕立的な雨になるんだろう。

夏がはじまる。今年の夏は、仕事が山のように積まれている、受験生のよう、夏休みの幕開け。