月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

それでも今日やることがあることは幸せなのだ

2021-11-22 14:39:29 | コロナ禍日記 2021

 

 

 

7月5日(月曜日)晴れ

 

週末から、ずっと仕事ばかりしている。

いま、4つの課題を抱えていて、そのうち2つは、本1冊まるごとのものだし、あとの2つも簡単にできると思うと、意外にむずかしくて時間がかかる、コピー案件と。個人的に書きためようとしているものだ。

 

コピーで大切なことは、どういうか(表現)ではなく、なにをいうかだ。

なのに、わたしはどういうか、に固執しすぎるから、時間がかかるのだ。この年齢になっても、これだけ経験をつんでも、初期のようなことをやっている。ちゃんちゃら、おかしくて腹立たしい。

こういう時に、無駄なTwitterのつぶやきをいれてしまい、片付かないものが迷宮入り。

 

クールダウンしたくて、散歩にでてみたり、川端康成氏の小説やだれそれのエッセイなどを手にしている。ますます時間がなくなり、ますます頭に血がのぼる。という事態だ。

なにをイライラしているのだろうか。

 

わたしも、誰かにあやかって。したいこと、したくないこと、必要なこと、必要ではないこと、のマトリックスをつくってみた。

 

いらいらしていた案件は、必要なこと、したくないことだった。

この潜在意識が邪魔しているのか!! いや、こういった案件を間にいれているから。物事スムーズになるのだ。もし、やりたくて面白い仕事ばかりだと、いつかは、これらの案件が、必要なこと、したくないこと、の順位にいく日が近くなるに違いない。これでいい。これが人生のなりゆき、である。

物事は、自然に、いくほうに流れていって正解なのである。

 

明日は、4つの課題を出さねばならない。ほんの少しずつでも手をつけてみようと思う。そうしないと前進しない。