いつもこの時期「原爆投下〇〇年」という
ニュースを見るたびに、敗戦の年に生まれた
母が生きていたら、この年齢か...と考えます。
そんな母を見てみたかった...という気もするし
今の世の中をどう表現したか、母の機知に富んだ文章で
読んでみたかったと思ったりもします。
先週はちょっと早めの夏休みを取って伊豆沼へ。
現在の朝ドラの聖地なんですね。
でも平日ってこともあって、人はいませんでしたので貸切状態の船。
15分くらい船で蓮の花ばたけを進みます。
猛暑で最後は辛かったけど、花は本当に綺麗でした。
すれ違った人は「極楽浄土だわー」と口々に言っておられました。
(路登丸...?あーロートスブルーメか。)
登米市は母の生家がある懐かしい土地。
なんとなく母と一緒に船に乗って、天国を散策した気分です。
近くには、風車が有名な長沼公園もあります。
大学生の夏休み、一人電車で母の実家を訪れた際
最寄りの新田駅まで叔父が迎えに来てくれて
なぜかそのまま二人で長沼公園に行き、いい歳のオジサンと
女子大生が二人、一緒に名物の巨大滑り台をつるつると滑った。
そのことを実家に着いて叔母に伝えたら大笑い。
普段そんなタイプじゃないのに、私が来てよっぽど嬉しいんだと。
10歳離れた妹である母のことをとても可愛がっていて
その娘の私のことも可愛がってくれた叔父。
母が先に亡くなった時は、本当に辛かったと思う。
その叔父も2年前に亡くなって...。
そんなことを思い出す夏休みでした。