泡盛という自由さ加減

最近すっかり泡盛三昧。夏のほんの僅かな急場しのぎのつもりでしたが、ちょっと遅れてきた焼酎マイブーム。ワインも当然すきなんですが、白には白の飲み方やそれに合う食事があり、赤にも赤のそれがあり、さらに品種や様々な条件で正しいのみ方があるというのがワインのような気がします。当然、もっとフランクで自由なのみ方もあるでしょうが、ワインにはどこか正しさというのが付きまとうように感じています。一方のこの泡盛に正しさは殆どないですよね。
ストレートで飲むもよし、水割り、ロック、お湯割りに、ソーダ割り、さらにシークワーサー絞ったり、カクテルなどどれでもいいわけですよね。それぞれの銘柄で美味しいのみ方はあるかもしれませんが、正しいのみ方はないように感じます。当然似たようなことは外の焼酎、ウィスキー、スピリッツにも同様のことが言えますが、その自由さでは一歩、泡盛が秀でているような気がします。多少の条件があるとはいえ瓶に置いておいただけでも古酒ができるなんていい加減な具合は良いですよね。
まあ、そんな自由さ加減とか言いながら、キッチリ計量カップで濃度を確かめながら美味しさ加減を探っています。
秋が深まると、ワインが恋しくなったりするのでしょうが、泡盛の瓶は家のどこかにストックしておくようにしますね。きっと。

さらに蛇足ですが、オーディオにしても、正しいオーディオを目指さずに、好い加減に美味しいオーディオを探っていきたいものです。

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